kubomi

コピーライター/フリーライター/第2回(2019)「ふう太の杜文学賞」佳作受賞/取材・企画・執筆/現在はシナリオと短編小説を中心に執筆。歌詞の執筆も始めています/まだまだ描かれていない「大人のドラマ」を描きたい。/執筆記事もアップしていきます。

いのちはなぜ狂わされるのか

マスク1枚でどこまでも旅をせよ。 雨が降っても嵐になっても、泥がハネて濡れて破れても マスク1枚だけでどこまでも旅をせよ。 まれに呼吸が苦しくなっても手足が動く…

大林監督Eテレ。「過剰なほど怖れよ」は戦争しかり、コロナしかり。「青春が戦争の消耗品なんてまっぴらだ」は監督のお父様への思いも深く刻まれている。人間が正気であるための映画、文学、芸術を軽んじることはまた怖ろしい。さださん《緊急事態宣言の夜に/改バージョン》も聴けて心の筋が伸びた。

ソーシャルでなく「フィジカルディスタンス」と言いかえるアメリカの動きを町山さんの番組で紹介していた。心は繋がっている。身体の距離だけ開けているだけ。いいな、大切なメッセージ。レジで間隔をとるサインは増えてきたが、あなたを避けているんじゃないと添えることは重要。差別区別の風に注意。

10年後の身体に自信が持てますか。健康関連でよく見るコピー。ふと違和感で考える。コロナ以後は来月さえわからない。今の身体をできるだけ強く〜方向性はかなり変わる。ワクチンができても身体自体がどれだけ強靭かわからないと人間は不安になる。自信を持つまでの距離は月よりも遠くなるかも。

今夜は救急車のサイレンが聞こえない。少しホッとする。発表される数字よりもすぐ隣で響いてくる音に緊迫する。ほんとうはどれくらいの人が、と思うし、自分も無症状なだけかな、と考える。1日の中で喜んだり楽しんだりする時間と、真剣に考える時間と、思いを外に向けることを忘れないようにしたい。

『コンティジョン』を観た。海外から報道される動画と重なる映画シーンが多々あって、埋葬シーンは胸にささる。現状を予測していたかのようなWHO、CDCの人物たちに妙な親近感がわく。キャストは豪華。ウィルスはまた来る。構成から読み取れるメッセージで現実に戻って、コロナを考える。