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最近増えたTwitter疲れしてる人を見て思うこと

僕は3度の飯よりTwitterと言えるぐらいのツイ廃だけど、最近気になることがある。以前にも増して、「Twitter疲れ」をしている人が増えている気がするのだ。

もちろん以前からLINEだったりインスタだったり、いろいろなSNSで「SNS疲れ」という言葉は何度も言われてきた。ただ、最近見る「Twitter疲れ」には他のSNSにはない原因があるような気がしている。

タイムラインとは本来好きなものが並ぶ場所

原点に立ち返ると、Twitterのタイムライン(TL)というのは、最初は空っぽで、自分が見たくてフォローした誰かのつぶやきだけが流れる場所のはず。

なのに、誰かが誰かを傷つける投稿が流れてくる。
なのに、どこか心がざわつく投稿が流れてくる。

それはなぜか。僕は大きな原因は3つほどあると考えている。一つは、フォロワーに特定のツイートを拡散できる「リツイート」「トレンド」、そしてリツイートしてないのに出てくるおすすめツイートである。

リツイートやトレンドがもたらすもの

前述した3つによって何が起きるかというと、自分の場にいてほしくない人が土足で上がってお喋りを始めるのである。

例えば、最近だと、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグが話題を集めたのが有名だ。

トレンドやリツイートでこれを見て、改正案を知るきっかけとなった人がいるかもしれない一方で、Twitterから離れたくなった人もいるかもしれない。

なぜ人によって感想が割れるかといえば、個々人にとってTwitterはどういう場であるかが異なるからである。そして、場違いなことを話す人が近くにいれば不快に思うのも当然である。

この話は、現実の場に重ねても考えることができる。例えば、国会議員でも家でずっと政策の話を家族としたくはないだろうし、医者がスーパーで患者に病気の相談をされても困るだろう。物事にはそれぞれ適した場というものがある。

自分に適した場を作っていたはずのTLをかき乱してくるのが、「リツイート」や「トレンド」といった機能なのである(もちろんこれが興味関心を広げるプラスの側面もあるが、今回はマイナスの側面について考えている)。

これからのTwitterに期待すること

先程の例で言えば、個人的には政治的な議論をするなという気は毛頭ないし、そういう発信をする人がいても良いと思う。ただ、僕はTwitterを「政治的な話をする場」としてはあまり考えてないし、やはりもやっと感じた。

ここ数年、Twitterは、トレンドやニュース、リツイート以外のおすすめツイートの表示など、フォローしている集団よりも大きな「大衆」の様子を知る機能が強化されてきたように思う。
これは、あまりフォロー・フォロワーともに多くないライト層に向けて、ある程度意味のある改善だったとは思うが、そろそろこれに疲れてきた頃合いなのかなと感じる。

そこで、これからはぜひ利用者それぞれが自分にとって居心地のいい場を保てる改善をしてもらえたらというのが僕の要望だ。
実際、返信できる人の制限や返信の非表示といった機能はその一環だと思うし、これからもその方向で改善が進むと信じている。

1年後、5年後、10年後、このTwitterというSNSがどうなっているか全くわからないが、自分が飽きるまではツイ廃を続けようと思う。ではでは。



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