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卒業に寄せて

どらです。自転車に乗るのが心地いい暖かさになってきて、少しうきうきしてる今日この頃です。
遅刻魔なので例に漏れず、このポエムも日付を超えてしまいました…。

さて、この度京都大学工学部電気電子工学科を無事卒業することができました。明日(今日)からは(実感ないけど)もう社会人になってしまうので、その前に大学4年間を軽く振り返りたいと思います。

大学の授業と卒論

入学時は「情報学科には落ちたけど、まぁハード側にも興味持つやろ!」と思っていましたが一向に楽しいと思えず、試験前に友達が勉強しているところに必死に食らいついて教わってスレスレで乗り切る大学生活でした。

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ちゃんと勉強して良い成績を取り、ちゃんと趣味開発も楽しんでいる人には申し訳なくて顔向けできないくらいですが、それでも最低限の知識と教養はなんだかんだ身につけられたかなと思うので、大学と支えてくれた友達、通わせてくれた家族にはとても感謝しています。

卒業研究では、前述の成績のダメっぷりから第7希望までで決まらず、研究室見学にも行ってなかったところに配属されるということがありました。
研究室の方からしてもこのような形で学生が入ってくるのはさぞかしやりづらいことだろうとは思いましたが、先輩や先生方にはとても暖かく接していただき、無事卒論を乗り切ることができました。

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「卒論は努力賞」なんて言葉も聞きますし、実際なんとかなるケースがほとんどという実感もあります。
ただ、これは喉元過ぎれば熱さ忘れるといった類のもので、自分だけでは進まない長期プロジェクトという感じで最中はしんどかったです。

一方、1年曲がりなりに研究室に所属したから見えてきたその分野の概観や研究テーマ周辺の知識とかもあって、もし本腰を入れてやるなら確かに院からが本番だなとも思いました。

院に行かないのが自分には最適だと結果的に思いましたが、これを実感する前に就活 or 院試を終える必要があるのはやっぱ厳しいですね。
他大では3回生から配属されるところもありますが、ここら辺マシだったりするんでしょうか?

サークル活動

2回生の終わりくらいまで、生協学生委員会というところにいました。生協店舗を使った催しを企画したり、受験生や新入生に向けたサポートをしたりしていました。

他大生こそいなかったものの、サークルには男女学部問わず様々な人がいて、だいたいみんな兼サーしてたのでいろんな趣味の話とかを聞けたりして楽しかったです。
1回生の頃は、次の日1限なのにサークル後にボウリングやカラオケに行ったり、夏休みは数人でユニバに行ったり、2,3回終電で浜大津のラウワンに行ってスポッチャオールをして松屋で朝飯食って帰ったり……今思うとかなりはっちゃけてたと思いますが、同時にあの時しかできないことだったとも思うので楽しめてよかったです。

なお、ビラや冊子を作るためにIllustratorやInDesignをよく使っていたのですが、この時身につけたスキルは、CAMPHOR-や卒論などあらゆる場面で役立ったので感謝しています。

他にも1回生の冬までは合唱団にも入ったりしていたのですが、両サークルとも忙しくなるにつれてキャパを超えたのでやめてしまいました。

CAMPHOR-

2回生の終わり頃に行き始めて、そこから2年くらい運営メンバーをしていました。CAMPHOR-との関わりについては、下の記事でも触れているのですが、近年の僕のプログラミングに対するモチベーションの源泉と言っても過言ではない場所でした。
最初に積極的に誘ってくれたシバニャンさんには、本当に感謝しています。シバニャンさんと初めて会ったのは「京大らくたんデータベース」のビラ配りを手伝った時でしたが、こうして縁が広がっていくとはという感じですね!

CAMPHOR-も御多分に洩れず、昨年はコロナの影響を大きく受けた年でした。HOUSEでイベントを開くこともままならなかったので、主な収入源である企業さんによる協賛の見込みが立たず、当時僕は会計担当だったため、非常に頭を悩ませました。

代表や他の運営メンバー、運営を手伝ってくれているOBの方などとも正解のない話し合いを続けました。結果として、コミュニティの灯火を絶やすことなく引き継げたので、とてもホッとしています。

HOUSEでは作業しつつ、その日に来た人と雑談をしていることが多いのですが、その中でプログラミングを始めた理由やモチベーション、目指すところなどは本当に人それぞれ違うのだなということを実感できて面白かったです。

京都に住むということ

京大に進んだ理由の1つが「京都に住みたい」という漠然とした願望でしたが、4年住んで振り返っても本当にいい街でした。

徒歩数分圏内にコンビニがあり、チャリで15分の三条四条に出れば買い物にも不自由せず、それでいて空が広く穏やかな鴨川があり…。
皮肉なことにコロナ以降は観光客が激減し、落ち着きを取り戻した京都がより一層好きでたまらなくなってしまいました。

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この京都の住み心地の良さは学生だった故の部分も大きいかなと思うので、東京に戻る選択をしたことには悔いはありませんが、これからも定期的に帰りたくなる思い出の地です。

新年度に向けて

ここまで他愛もない長文を読んでくださり、ありがとうございます。4年間通った大学と住んだ京都を離れるのはとても寂しいですが、心機一転これからもチャレンジしていきたいと思うので、何卒よろしくお願いします!

社会人になってからもポエムは引き続き書いていきたいなと思うので、また読んでもらえたら嬉しいです。

それでは!


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どら
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