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🟦ルネサス半導体ファブレス企業買収へ

ルネサス、IoT強化の一環としてシーカンスの株式を大量取得


🟦ルネサス通信用の半導体ファブレス企業を買収

  ルネサスエレクトロニクスは、通信用の半導体ファブレス企業シーカンス・コミュニケーションズを買収することを発表しました。株式公開買い付け(TOB)を通じて9割以上の株式を取得する予定です。取得額は約2億ドル(約280億円)となっています。

 シーカンスは省電力で広域の通信に向いたアナログ半導体メーカーです。設計・開発に特化し工場は持たないファブレス半導体企業です。ルネサスは2022年にシーカンス社に数%出資していました。 

🟦ルネサスのIoT分野の強化

 ルネサスはIoT分野の強化を目指しており、シーカンスの通信用半導体技術によって、あらゆるモノがインターネットに接続される環境を強化することを目指しています。特に、高速通信規格「5G」への対応も強化することを意図しています。シーカンスの通信向け半導体との組み合わせにより、スマートメーターなどのデータ通信が可能になります。これらは工場のセンサーや通信インフラ、ガスや電力使用量を自動で計測することに役立ちます。

🟦まとめ

ルネサス、IoT強化の一環としてシーカンスの株式を約280億円で取得

 さまざまな産業や用途でのデータ通信の拡大と進化が期待されますね。

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