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「学校推薦選抜型」の出願が開始


11月1日から「学校推薦型選抜」(旧推薦入試)の出願がスタートしました。
初めて共通テストが実施されることやコロナ禍で先が見通せない不安からか、受験者は例年より増えることが予想されているようです。

「コロナによる休校で授業が遅れ、他の受験生との差がずっと気になっていた。とにかく早く、確実に進路を決めたい」(大阪市の高校3年生の生徒)

「生徒は例年に増して安全志向になっている。ランクを下げてでも、確実に合格がもらえる大学を希望している」(東京都の高校の進路担当教諭)

という高校生や先生の声も記事で取り上げられています。
受験生が増えればそれだけ競争が激しくなるわけなので、
その分、受験する大学のランクを下げるということが増えているようです。


【最後に】
「早く合格が決められる(共通テストを利用しない場合)」
「課外活動の実績が評価される」
というメリットが今回みた「学校選抜型」や、旧AO入試にあたる「総合選抜型」の入試にはあると思います。

ただ、誰でも希望すれば受けられるのかというと、そうではない場合もあります。指定校制の学校選抜型入試を狙う場合は、同じ学校から受けられる枠数が決まっているため、高校内での選考が行われます。そのため1年生のうちから良い成績をキープしておく必要があります。

さらに、一般入試の勉強もしながら推薦入試・総合選抜入試の準備が可能か、その試験に落ちてしまった時に自分は切り替えられるかが重要になってくるのではないでしょうか。共通テスト1ヶ月前ごろには推薦入試の結果がわかると思います。もし不合格となった場合、自分が推薦入試の準備をしていた時間も勉強にあてていた受験生たちと勝負をしなければならないことになります。そこで切り替えて残り期間勉強できるのかというのは考える必要があります。

「推薦の方が楽そうだからとりあえず受ける・・」
というような受験にならないようにするためにも、自分が興味のある大学の入試の実施方法や条件、そして前年度の倍率などわかる情報については早めに確認しておく必要があると改めて思いました。

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