感染予防対策はどこまですればいいの?
【学校での感染対策】
5月末から6月上旬にかけて学校が再開し、マスクを着用して登下校したり、授業を受けたりするように言われている学校も多いように思います。ただ、これからの時期に注意が必要なのは「熱中症の危険性」です。
このことについては、学校の再開当初から言われていたことではありますが、
登下校や運動時にマスクは必要なのか、給食中についたてを使う必要はあるかなど、多くの人が疑問にもっていることについて、医師が回答している記事があったので紹介してします。
【感染予防に関する武藤義和医師の見解】(一部)
マスクの着用と熱中症について
→・基本的に、マスクの着用とソーシャルディスタンスの確保が重要。
マスク着用が難しければ距離を取るだけでも構わない(登下校時など)。
・運動時にマスクをつけるメリットよりも熱中症などのデメリットの方が
大きい。状況に応じて外すべき。
給食時間のついたてやフェイスシールドについて
→・手洗いをしたうえでマスクをして配膳すれば十分。食事中の会話は
リスクが高くなるので、距離をとって静かに食べればついたても不要。
必要な予防対策
→・6つのタイミングでの手洗い
①外から教室に入るとき ②せきや、くしゃみをした時
③給食の前後 ④掃除の後 ⑤トイレの後 ⑥共有のものを触った時
・基本的にマスクを着用し換気を行う
・3密を防ぐ
【最後に】
運動時にマスクをつけさせたり、給食中についたてを使うといった対策は「過剰」なのかもしれませんが、給食時間中に「距離をとって静かに食べる」という前提がクリアできない学校・学級もあるのではないでしょうか。そういったことを考えると、一概に「学校はやりすぎだ。」とも言えないように思います。
ただ、運動中や登下校中などの熱中症になりやすい状況でのマスク着用は避けるように注意が必要です。多くの情報が出ている分、何を信じていいかわからなくなりそうですが、今回の場合は医師のような専門家の意見は参考になると思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?