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AI教材にできること

【AI が一人一人にあったカリキュラムを自動作成】

 休校期間中、対面授業ができずに、多くの塾がzoomなどを使ったオンライン授業を行いました。授業方法だけではなく、教材自体もオンラインに対応したものを導入した塾もあるようです。

AI教材を取り入れている「河合塾one」での学習の進め方は以下の通りです。


①受講前テストを解く
 ↓
②提示された問題を解き、授業動画を視聴
 ↓
③おすすめ学習を継続


①のテストは全員共通で、このテストの結果からその生徒の学力や苦手を分析したうえで②に進みます。

「自分にぴったりの学習を推薦してくれた」

という高校生の声もあったようです。


【最後に】
 「AI 教材」を使うことのメリットの一つは、個人のレベルにあった問題が出されることです。簡単な問題ばかりで退屈をする、逆に難しい問題が続いて時間ばかりが過ぎるということが少なくなります。 

 また、AI教材を使いだしたら先生のすることはなくなるのかというとそうではなく、「先生はデータを根拠に生徒のモチベーションを上げる役割に徹することができる」と記事にあるように、生徒に学習意欲を継続して持たせることは先生の役割なように思います。 

 今回紹介した事例は、授業から問題演習まで全てAIの判断で行われていましたが、授業は対面で先生がした上で、英単語や社会の重要語句の暗記を補助するものとして使えるAI教材もあります。 「AI教材」というもののイメージを少しでも掴んでいただければ幸いです。

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