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【Shake it off. vol.021】 話すことだけがアウトプットの正義じゃない

こんにちは。なんて気持ちの良い日なんでしょう。関東の10月は長らく秋晴れから遠ざかっていたから、ここ数日の青空が嬉しくって堪らない。気がつけば10月も最終週。毎週月曜日に投稿しているから次回はもう11月の更新になるのか、わわわわー今年が(も)駆け足で終わりそうだ。




さてさて、そんな気持ちの良いお天気の今日、散歩をしていてふと頭に浮かんだことを書いていこうと思います。それは、アウトプットって話すことだけじゃないんだよなーしみじみ。
(突然ですが、)ところで皆さんは自分にとって最善なアウトプット法をご存じですか?話すことが苦手で、ってことはアウトプットも得意じゃないんです、みんなみたいに上手く話せないし、緊張しちゃうし…という方も結構いるんじゃないかと思って。まあこれは私がずーーーーーーっと思っていたことなんですけどね。




“ちゃんと話さないと!”
“話さないから身にならないんだ!”
“アウトプットの重要性、知ってるよね?”etc…

挙げれば切りが無いくらい言われたし聞かされてきた言葉達です。これらは全て口から出てくる“話すアウトプット”を指していて、今なら“話すことだけがアウトプットじゃないんだぞ!”と思えるんだけど、当時の私は喉まで出ている言葉を発せず呑み込んでしまうような人でした。(今も余り得意じゃないし、そう言われるとより話したくなくなる)そのころから“上手く言葉にできない私が悪いんだ、私はアウトプットというものができない人間なんだ”、と思い込みどんどん自分で自分を洗脳して、アウトプットは苦手だし大嫌いだー!というレッテルをバシッと自分に貼り付けました。それを案外長いこと貼り付けておくことになるんだけど、今年になって色々なものことと向き合う中で自分の中のいらないものとはサヨナラしよー!ってなり、アウトプットが苦手で嫌いというレッテルともオサラバしちゃった訳なんだけども、そこで重要なマインドセットに(今頃)気付いたんです。それは、書くこと(書き出すこと)も超重要アウトプットなんだぞーーー!私はこっちのアウトプットが得意でスキなんだーーー!だからこれで良し!ってこと。そう、当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないし、そんなことかよ!って思われるかもしれないけど、話すことだけがアウトプットじゃない、書くこと書き出すことも立派なアウトプットで、要は自分にとって最善で楽な方でいいんじゃない?ってこと。“でも周りの皆がどうのこうのごにょごにょ…”ってのは、本当に意味ないってこと。(なんなら、話すアウトプットが2人以上でないとできないのに対し書くアウトプットは1人でもできて更にはどこでもできるすんばらしい技なんだぞ。)




noteを始めて良かった!と、心から思える要因のひとつにもこの“書くアウトプット”が挙げられる。前にも書いたことがあると思うんだけど、書くことで、文字に起こすことで自分の現在地がハッキリ分かる見える化されるから(更には残るから)より明確に鮮明になるし、過去の自分からの成長具合も見られる。それは本当に大切なことで、頭で考えているときには自分でも気がつかなかった思いとか、思考とかに気がつけて、自分が自分の言葉にビックリさせられる。“へえーーー私、そんなこと思ってたんだ!そんな風に考えられるようになったんだ!”とかね。そんな面白いこと、書かないと中々できないんじゃないかな?確かに、話すことでまた違った自分にも出会えることは事実で、私にもそんな経験はこれまでにもあったし、話す脳と書く脳は全く別の動きをしているんだろうなーと思っている。だから片方に偏るのは良くないのは分かっているという前提で、自分が楽にできて、気持ちよくって腑に落ちて、ましてや自分の新たな発見ができるんだったら、得意な方を使えばいいって話。




これは小さい頃を振り返るとどちらが得意ってのは分かると思う。例えば読書感想文を書くのが得意だったとか、みんなの前で堂々と発表をすることが全く苦じゃなかったとか、答えは出ているのに先生に当てられると緊張して上手く言葉にできず分からない子扱いされてた、とかとかとか。様々な経験を通して自分の得意不得意が分かってくるし、それは大抵大人になっても変わりはないように感じている。私の場合、周りから見れば全然できてるじゃん!と言われるものも、私の中では不得意なことだったりして、それは大人になるにつれ数をこなして慣れてきただけであって、大抵は不得意のまんまなのだ。そんなもんだし、そんなもんでいいと思っている。でもこうして別のことで補えることもあったりして、不得意なことは不得意のまんまでいいって逆に思えた。私にはそれでもカバーできる何かがある!と思えればもっと自分が輝き出す。自分のできること得意なことにどんどんフォーカスしてそこをどんどん伸ばしていくこと、誰かに言われるのを待ってなんていられないからね。




話を冒頭に戻して、話さないと伝わらないと思っていることに関しての対処法について。ちょっと手間だけど紙に書いて頭の中を整理してから話すとか、手紙にして相手に気持ちを伝えてみるだとか、いくらでも方法はあると思うし私は実際そうすることもある。“あの時実はこう思っていたんだ”とか、“本当はこう伝えたかったんだ”と書いて渡すこともあれば、書き出すだけで気持ちが整理されて落ち着いて渡さないこともある。でも本当はそこが一番の目的だったりする。大切なのは、自分の心に正直に誠実に、嘘偽りなく(時に嘘も偽りも必要な場面もあるけども)素直に言葉にできているか?だと思っているから。それは話言葉も書き言葉も、一緒。言葉にはそれくらい良くも悪くもパワーが宿っているから。




書くことで、“あ、これいいかも!!!”と思えたことが最近あって、それが【ジャーナリング】。海外では結構ポピュラーで、“書く瞑想”なんて呼ばれ方もしているんだけど実際やってみると分かると思う、あれは確かに書く瞑想だった。できる限り1人落ち着く空間を作って、紙とペンがあればすぐできるジャーナリングはやり方も至ってシンプル。“頭に浮かぶ言葉をひたすら書き出す”だけなんです。但し書くことをやめず、誤字脱字も気にしないこと!頭に何も浮かばないときには“何も浮かばないなー”と書けばo.k! …面白そうでしょ?私は朝か夜のどちらかに10分タイマーで時間を計り取り組んでいます。書くことを決めず始める時もあれば、テーマを決めて取り組む時もあるけどどちらでも大丈夫、難しい事は考えずにやってみることをオススメします。こんなに自分を客観視できて見える化されて、気分もスッキリ解放される感覚は想像以上だった!




苦手を得意にしようと努力する姿勢は本当に素晴らしいし脱帽します。だけどこれからは、もっと自分の可能性に自分で気付いていくことが大切な時代になっていく気がしていて。だからもう持っている自分のダイヤモンドにフォーカスしていこう、それをどんどん活かしていこう。
それでは皆さんのダイヤモンドがたくさん見つかる1週間になりますように!

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