見出し画像

【Shake it off. vol.061】 _ _ makes me who I am./仕事ⅰ

いつの間にかこのnoteも60を超える記事の数になってきました。自分で読み返してみてもブレずに続けてこられたなって思っています。(自画自賛にお許しを)

ただ面白いことに、“自分のコト”について書いている記事が無い。もちろん全て自分のコトっちゃ自分のコトなんだけど(それは100%と断言できる)、“どんなコトをしている人間なのか”についてあえて触れて来なかったのも事実で。今後も詳しく書く予定はないけど【私を形作る_ _】はseries化していこうかなって思っている。

そこで初めての今回は、_ _ makes me who I am./仕事ⅰ




_ _ makes me who I am./仕事

こんなに私に欠かせない存在になるとは思ってもみなかったのが正直な所。母が専業主婦であることもあり、“きっと私も結婚したら専業主婦となり家に入るんだろう”と10代の頃密かに思っていた。が、どうもそれは私には不向きだったらしいし、仕事をしないという選択肢は私の中に無いのだと言うことに気付くことになった。

私は一際不器用で、覚えると言うことに関しても誰よりも時間がかかる。周りのスピードに翻弄されて中々自分のペースを掴めないし、周りと比べては自分の無能さに酷く落ち込む。そんな私のキャリアスタートもズタボロスタートだった。何をやっても上手くいかないし、空回りして迷惑をかけているような。そんな思考に日々襲われ“潰される”というよりは、“自分で自分を潰す”勢いだった。

当時結構精神的に参っていたと思う。

でも潰れず乗り越えられたのは、“やってやるよ”というパッションと意地とプライドだったと思う。この苦しいタームの先にあったのは“人の魅力を惹き出す喜び、そして面白さ”であるということに、この時はまだまだ気付く余裕も余力もなかったけど。




Charm point


仕事を通じて様々な人の悩みだったりコンプレックスに触れてきた。それは人はどんなに美人だろうがお金持ちだろうが、必ず何かしらに悩み、他人には気にならないが自分だけが気になるコンプレックスをとんでもなく抱えているんだということに、向き合えば向き合うほど理解せざるを得なかった。どんなに完璧に見える人でも私と同じように悩み苦しんでいるんだということを仕事から学べたことは非常に大きく、また私は人のコンプレックスをチャームポイントに変えることが得意であるということにも徐々に気付き始める。でもこれは私にとってもお客様にとってもかなりチャレンジングなことであり、だからこそやっぱり人は似たような人を引きつけるのだということも重々わかった。私のお客様はコンプレックスをチャームポイントに変えるチャレンジングな修行とも言えるようなことを受け入れ、その後はやっぱりそれ以上に魅力を放つ人ばかりだ。(人は人を選んでいないようで、でもやっぱり選んでいるのだと思う(引き寄せているともいう))

そして、お客様もチャレンジングだが私にとっても日々チャレンジングなわけで。ひとりひとりデザインしていくそれは非常に大変なことであり、でもそれ以上に楽しくエキサイティングな時間なのだ。

人は時に
“なんでそんな面倒なことをやるの?”
“時間をかけずにもっと効率良くやらないと”

と言う。
私はここに長いこと疑問を抱いてきた。

確かに効率良く裁き回した方がビジネスとして成り立つことも理解できるし、ひとりに長い時間をかけるより多くの人の接点を持つために面倒なことは抜きにした方が良いのかも知れない。それでも疑問は大きくなるばかりだし、私が大切にしていたことはこれらの全て逆だったから27歳で独立することにした。だってひとりひとりしっかり向き合いたいし、信頼関係も築きたい。そして相手が気がついていないチャームポイントをもっと見つけて、そして喜んで欲しかったから。




喜びの連鎖が仕事のモチベーション

、なんて言うと胡散臭い自己啓発書のようか。それでも大きくまとめてしまえばそういうことになるからしょうが無い。喜んでもらうということは言葉にするのは簡単だがとってもとっても難しいことなんだとやればやるほどわかってきた。独りよがりの喜びでも自己満足でもダメで、幸せ同様喜びも人が変われば姿カタチを変えるからそこもひとりひとりに合わせたデザイン力が試される。

どのポイントがこの人の喜びなんだろうか
どこまでのチャレンジを受け入れてくれ、結果感動してもらえるのだろうか

この探りの中デザインしていく作業がもう私の喜びであるのは間違いない。そして感動レベルで相手が喜んでくれたとき鳥肌が立つほど私も喜びに包まれるし、そんな時は周り全体が感動に包まれているからやっぱり連鎖ってするんだと身をもって痛感している、日々。モチベーションを上げるためにやるって言うのとは真逆で、勝手に上がっていくというこの一連の仕事の流れが堪らなく好きで愛している。




まだまだ仕事への愛が止まらないので次回も続きを書いていきたいと思う。それでは今月も愛溢れる日々を…♡



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?