未来の自分を信用しない

まるで夏休みの延長線上に始まったような大学の後期。

きっと対面授業が一つもなかったら
大学生をしている感覚なんてなかったかもしれない。

まぁ今でもほぼないようなものだけどね。

そうさ
本来であればつまんない授業を飛んで遊びに行ったり

終電まで酒飲んでバカ騒ぎしてみたり

キャンパスにあるベンチに座って
他愛もないクソみたいな会話で優勝していたはずさ。

あいつのせいで…、あいつのせいで青春は
ジェンガの如く崩れ去ったわけだ。

華のキャンパスライフがPC一台で完結する。
なんて味気なく素っ気ないのだろう…。

ま、楽だけどね。
きっと教授陣も楽だろうよ。

全員では無いが
“一部の” ひどい教授はレジュメだけ寄越してきて

はい、後はこれ各自で読んでおいてくださ〜い。

クソ大学生ながら辟易させられる。
とか言いながら内心ありがたいけど笑

もちろんちゃんとやってる教授が大半なので
その点は悪しからずということで。

◇◇

前置きが長くなった。
そろそろ本題に入るとしようか。

去年からオンライン授業を経験してきて
これでもかというほど思い知らされたことがある。

未来の自分を信用してはいけない、と。

オンライン授業というのは基本的にオンデマンドだ。
つまりリアルタイムではない。

ということは、例えば１限に授業があったとしても
その時間に受ける必要は全くないのだ。

自分の都合の良い時に授業が受けられる。
オンライン授業最大のメリットと言える。

しかし、その自由さゆえに一回でもサボリ出すと
その時点でLoserになる。

終わりの始まりだ。

ええて、ええて、明日やろうや…。
来週からちゃんと受けるから今日だけは勘弁してぇ…。

さぁ、こんな人間がちゃんと翌日や来週から
授業に取り組むだろうか？

おそらくツチノコを見つける方が簡単だ。

こうしてクソ大学生は堕落していくのである。
試験期間になって後悔するまでがテンプレートだ。

運よく単位は1つしか落としていないが
精神衛生上、本当におススメできない行為だ。

あなたがもし世界中がドン引きするほどの
ドMなのであればやってみてほしい。

高校生諸君。
特に高3生は受験勉強でそれどころじゃないと思うが

大学という場所はオンライン授業以前に
元来から自由な空間だ。

だからいくらでもサボれる。

授業中に寝ていようがスマホいじっていようが
欠席しようが何にも文句を言われない。

全て自己責任で片づけられる。

それであなたが単位を落とそうが留年しようが
“ドンマイ” としか言われないだろう。

その時に後悔し苦しむのは自分自身なので
最低限やるべきことはやろうじゃないか。

未来の自分を信用するな、大体あいつは裏切るから。