【現場で使える!】配管で起こる問題や失敗の事例と防止・解決方法【集大成】

このnoteを読むことで、配管作業で想定されるトラブルを事前に予測・防止し、万が一の時に解決することができます。

スムーズに進む現場とはどんな現場でしょうか? 工程通りに進み私たち職人が“遊んでしまう”こともなく、無駄になる材料も直しもほとんど無いような現場。

残念ながら、私はこれまでの配管工人生の中でそのような現場に出会ったことがありません。むしろ何かしらのトラブルが発生し、工程が遅れたり他職種の職人さんと言い争いになったり、余計な費用や手間が発生したりするのが普通です。

内容によってはスゴい絶望感に打ちひしがれてドッと疲れが出るような失敗をすることもありますが、ある程度経験を積んでいくとあることに気がつきました。

それは、現場では毎回同じようなトラブルが起こるということ。程度の差こそあれ、毎回似たようなことで悩み監督さんに文句を言い、工程が遅れ余計なコストがかかっていることが分かってきたのです。

そこでこのnoteでは、私のこれまでの配管工経験と100人を超す監督さんや職人さんからのヒヤリングを元に、現場でよく起こる問題・失敗・怪我の事例と、それをどのように解決したのかや防止策についてまとめ、共有することにしました。


✔︎このnoteの内容

現場で起こる問題や作業時の失敗について、事例と解決方法・防止策を紹介します。

✔︎自己紹介

私は現在配管工として、毎日現場で汗水垂らして働いています。経験年数はおよそ10年。環境にはとても恵まれていて、尊敬できる親方(会社の代表)や仲間と楽しくメリハリのある作業ができています。

おかげさまで関連資格もどんどん取得することができまして、現在保有している主な資格は以下の4つ。(高所作業車などの技能系資格は割愛します)

○給水装置工事主任技術者
○1級管工事施工管理技士
○建築設備士
○1級配管技能士

とは言え、実際の現場では様々な問題が起こりますし、自身の未熟さが故にたくさんの失敗もしてきました。

その度に色んな人の知恵や助けを借りて解決してきたわけですが、それと同時にある思いが募っていったのです。

それは、この“ネットで何でも調べられる”時代にも関わらず、この分野に関しては分かりやすいまとまった情報が無いこと。確かに断片的な情報はあるものの、それだけで解決には至らないし、そもそも検索にヒットしてこない。

ならば自分の経験をもとに、その集大成を作ってしまおうと思ったんですね。つまり、実際に現場で起こった内容とその解決策をまとめましたから、配管工(特に経験の浅い方)にとってはバイブル的な内容になっているのではないかと。

事例の数は初公開の段階で50ですが、今後も有用な情報は追加していきます。


■有料で公開することにした経緯

本書は有料です。

✔︎金額:500円
およそ、現場の仕出し弁当1食分に設定しました。

有料にした理由としては、「本気で活用してほしいから」です。無料の方がより多くの人に使っていただけるのかもしれませんが、人はタダで手に入れたものは大事にしない傾向があるらしいです。特にレポートや書籍の類はそれが顕著。

逆にお金を払ったものに関しては、その分を何とか“回収”しようとしますよね。
もちろん、本書を活用し現場でのトラブルが1時間でも早く解決できれば、本書の代金は回収できてしまいますよ。だって日当を時給換算しても1,000円未満てことはないですよね。

本書を活用するほど、どんどん得するわけです。


■本書の概要

本書は大きく5つの項目に分かれていて、それぞれの項目に対するトラブルの事例とそれに対する解決策がまとめられています。5つの項目とは以下。

・配管全般
・新築工事
・改修工事
・器具付け
・事故事例

この5項目は今後の追記によっては増えるかもしれません。

そして詳細な目次が以下となっています。ボリュームがあるので、目次をざっと見ていただいてから詳しく見たい箇所に飛んでいただくのが良いかと。


■ここからが目次になります↓

■配管全般
□ねじが悪くて線切って入ってしまった
□ねじ込み配管の基本的な直し方
□ステンレスメッキ管は漏れやすい
□塩ビ管(給水)のメスアダは漏れやすい
□ナイスジョイントのゲートバルブは漏れると思っておく
□露出部にアンカーを間違って打ってしまった
□バルブがきかない
□作成ものは完璧ではない!
□天井配管のルート選定をミスる
□養生で注意しないとまずいこと
□水圧テスト 止水の確認

■新築工事
□満水テストで現場がプールに!?下階にも浸水
□塩ビ管の水圧テストですっぽ抜け
□ポリ管継手のインコアを入れ忘れて挿入!
□養生をしたまま便器を取付けた
□配管径や管種を間違えて配管する
□チャッキのせいで圧が抜けない
□満水テストの水圧に耐えきれず止水箇所やCOが吹っ飛ぶ
□下地を入れ忘れた壁に強度が必要なものを取付けなければならない
□塩ビ管の切粉がエア抜きに引っかかり大漏水?
□仕上げ物を傷つける(傷つけられる)

■改修工事
□間違えた配管を切断して水が噴き出した!
□レシプロソーを使った配管の切断で他の配管を傷つける
□排水制限中に水を流された!
□撤去材や外した建具で壁や床を傷つける
□斫りやアンカー打ちの粉塵が家具や床に!?
□作業の振動で古い配管が破損
□排水配管の切り口はガッチリ養生しないと臭気が漏れる
□水を止めてない状態で既存管を切断してしまった!
□水を止めてない状態でプラグを外してしまった。
□斫りの振動で排水管がつまった!
□穴開けで配管や電気配線を打ち抜く

■器具付け
□リモデルタイプ便器の排便管を間違った長さで切断、のりづけ
□洗面台背壁や床の開口を間違えた!
□給水や排水位置を間違えた!
□洗濯機の設置がおかしくてじゃじゃ漏れ
□給湯器が点火しない
□給湯の平パッキンはシートパッキンじゃないと漏れる
□陶器を割ってしまう
□止水栓が回らない
□底板や背壁を破壊
□設置位置は大丈夫? ドアやコード

■怪我をするシーンと防止
□ハンマーで手を叩く
□カッターで手を切る
□パイレンが滑って顔に当たり歯が欠ける
□耐火二層管の塩ビ管抜け落ちる
□揚重でギックリ腰
□ハイウォッシャーにビニールホースをつなぐ場合
□軽天材の切り口で手を切る
□眼は最大の弱点
□粉塵をナメてるとヤバい!
□台車の扱いに注意!

以上が目次になります。ではそれぞれ詳細を見ていきましょう。

この続きをみるには

この続き:14,308文字

【現場で使える!】配管で起こる問題や失敗の事例と防止・解決方法【集大成】

dongori

500円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

嬉しいです!
3
配管をこよなく愛する配管工です。 現場での配管に役立つ情報や水回りに関する情報をまとめています。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。