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気がつけば漆黒の闇

8月の旅プランを作戦中のいまげんざい なのですが
いやはや 夏の車中泊旅はなかなか難しいものがありまして

たとえば とにかく夜は涼しく寝られる場所とゆうのが必須だし
(少なくとも標高800mとかいいます)
車の2列目以降を旅のときだけフラット寝床にしているのみなので 夜使えるトイレがあることももちろんだけど
トイレが汚いのも暗いのもできることならやめてほしいし
あまりに山奥とかひっそりし過ぎとゆうのも ハードじゃないわがやはちょっとこわいから(これは通年)
そうすると 寝る場所ありきで練らなくちゃ なのである


これは3年前の夏の話
翌日立石寺へゆくための道中寝床として あだたら山ロープウェイの山麓駅駐車場を選んだ(標高950m)ときのこと

登山口ナビさんから拝借画像

ここにある奥岳の湯は こじんまりと静かでなんだか気持ちが良くて
近くに泊まるようなときには入りにきてしまう温泉なのですが

このとき温泉を出ると とっぷり日が暮れていたと同時に なにやら辺りがキラキラと賑わってまして

クリスマス in サマー?

冬はスキー そして夏は登山と 夜にもこうしてリフト運行するんだね
けっこう人も来ていて別世界
この隙に リフト乗り場にあるとゆうトイレの場所を確認しとこーか
係の方におたずねすると 今は1階トイレも開いてるが 夜でも使えるのは地階だけになるとのこと

トイレは左の建物の地階部分

おりてみると地階の様子は バーンと長い無機質の廊下と その突き当たりを曲がったところ 扉の中に個室がいっぱいのだだっ広いトイレ とゆう
今は電気が点いているけれど 夜は消えてしまうので 廊下もトイレも手動で点けて 出るときは消してください と言われました
この時点で 若干腰が引けましたが まわりはとても明るいし 行くときには一緒に行こう(できたら朝まで行かずに済ませたいけど)と
ちょっと離れた駐車場まで 虫の声を聞きながら戻りました


さて テレビ見ながら寛ぎのひととき 就寝前
おもむろにだんなが尿意を覚え一歩外に出ましたら ななんと‼ あたりは真っ暗け⁉️でした
キラキラのイルミネーションだけでなく ナイター張りに明るかった駐車場のライトも ぜーーーんぶ消えちゃってますけれど?
賑わっていた人影も消えて またもや別世界に変わっているのだった
灯りというものがひとつもない ただ夜の山
(上の写真の灯りがぜんぶ消えた状態=漆黒⚫)


こうなってしまったら トイレにゆくことはもうできません
(手持ちライトがあるとかないとかの問題じゃなく)
とりあえずだんなは車のすぐそばで立ちションしちゃったようだけど
(人目があったとしても大丈夫 目鼻の先も見えません)
そうとわかるとなんだかもういられない気持になってしまった
(トイレに行くとか行かないとか車の横でもできるとか もはやトイレは関係なく)
この広い駐車場に わがやの他に車がいるのかどうかもわからない漆黒の闇
しとしと雨までやってきた。。。


そっこー山下りた
あらため この日の寝床は ”道の駅つちゆロードパーク”(標高800m)
15分の道のりが長かったことを覚えてます
漆黒の闇を照らす車のライトがなにを映すかドキドキだった
どうせ寝ちゃうんだから関係ない そう思えたらほんとにいいんですけどね。。。 とゆう話


翌日いちばんに行った立石寺(山寺)
素晴らしかったのでお写真すこし😌✨

ここはどこ?的絶景が広がる通称”山寺”
どんちゃんも上ってきたよ(運ばれただけ)
意外にもわんこOK(いまはどうかわかりません)
展望台である五大堂 人も多くて後の方からのぞき見ました
しかし これら絶景に至るには
1015段の階段をのぼってのぼって来たのです
一段一段のぼることで煩悩を落とすと言われる階段
暑い夏の最中
9kgのどんを背負ってのぼるだんなの姿は まるで修行僧のようでしたが
「ウーバーイーツかと思った」とゆう人様の囁きも聞こえました😌💦
石仏たちにずっと見守られながら
お尻押したり下からリュック支えたり 1チームでのぼりましたとも
(下りはヨイヨイ みんなで歩いておりました)
同じコトはもうできない


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