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ラストレター
(以下は、VALUサービスへのラストコンテンツです。) これが、みなさんへの、私からの、ラストレターになると思います。 VALUサービス終了(2020/03/31)に伴い、 コンテンツのnoteへの移行が無事に、終わりました。 みなさんのお陰様です。ほんとうに、ありがとうございます。 感謝致します。 サービスを提供下さっていた、運営会社、小川社長はじめ、スタッフのみなさま。 お疲れ様です。お世話になりました。ありがとうございました。 私はVALUが、今でも、好きです。 28名のVALUERのみまさま。ずっと、あたたかいご声援と、私のVAを支えて下さいました。 重ねまして、御礼申し上げます。ありがとうございました。 イイね!して下さったみなさん。いつも、私を支えて下さり、 ほんとうに、うれしかったです。ありがとうございました。 ROM(Read Only Member)のみなさん、VALUサービス外から、読んで下さっていたみなさん。 とある街かどでの、「読んだよ!」の一言が、どんなに私を勇気づけてくれたか分かりません。 ありがとう。あなたたちの為に、書いていました。 さて、コンテンツ移行に伴い、note上では、以下の3つの変更点がありますので、ご報告致します。 1.VALUER限定公開であった、【鍵付きコンテンツ】を一般公開しました。 2.VA購入へのお礼、シェアは、割愛させて頂きました。 3.動画は、YouTubeのもの以外は移行しておりません。 以上。 さて、さて。私が、5日間で、4回劇場に足を運んだ映画が。 ラストレター https://last-letter-movie.jp/ 本作で、ハンバーガーならピクルスの役。イタリアンならバジルの役。をキレキレに演じた。 豊川悦司。 とある女性の、元旦那役として、こう言います。 ヒロイン(広瀬すず)の ❛キラキラした瞳に見つめられると、自分が、どんなに薄汚く、どうしようもない存在だと思い知らされる。❜ まるで、まるで。私のことを指しているっかと思い、胸にグググっと、突き刺さりました。 リアルを突く映画こそ、真の映画です。 リアルをさらに、突いたのが、作品中の、とあるレター。 ❛つらいことがあったとき、生きていくのが苦しくなったとき❜ ❛この場所を思い出すでしょう❜ ❛自分の夢や可能性が、❜ ❛無限に思えた、この場所を❜ ❛等しく輝いていた、この場所を❜ このレターは過去形を用いています。 ❛無限に思えた・・・❜ ❛等しく輝いていた・・・❜ 実は、そうではないと、岩井俊二監督が語っていると思えてならないのです。 つまり、 ❛夢や可能性は、無限ではない。❜ ❛人は、等しく輝かない。❜ 福沢諭吉は、「天は人の上に、人をつくらず。人の下にひとをつくらず。」と言いましたが。 これは、天はつくらない。 けれども、 人は、人の上に、人をつくり、人の下に、人をつくる。ということだと私は、解釈しています。 例の映画・・・パラサイトでも、 半地下で寄生している中年男性と、山の手の豪邸で優雅に生活しているセレブが、 どうして、等しく可能性があり、輝いているでしょうか? ❛人の可能性が無限ではない、人が等しく輝くわけではない。❜ であるからこそ。 今日。 ちょぴり、人に優しくしたい。 もっと、人を尊重したい。 もうちょっと、人を愛したい。 ラストレターを最後までお読み頂きほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。 世界中が、とある生命体で大騒ぎなさなか、 今日。 私は、スーパーで、床に落ちているゴミをひとつ・・・・・ 拾ってみました。
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「夢」を「夢」のままでは、終わらせないでいて・・・
0.プロローグ:氷上の風が吹いている 冷たい空気 零下7 氷温零下15 氷の上に私がいる。あなたもいる。 1ミリに満たないEdgeの上に2本の足で立つ 肌を刺すような冷気。痛む足。太ももにたまる乳酸。 それらがあいまって耐えられないような痛みと化していく。 でも! 私自身の重みをのせたEdgeは、その圧力で氷を溶かし、氷の上に水の膜をつくる。 そう!! 私はその上を進んでいる 風の音がした 私が起こした風だ。 凍えるような寒さが暑さにかわる。 私はアウターを脱ぐ。そしたらあなたもそうする。微笑みながら、、、 空気抵抗を減らしたんだ! スピードが上がったぞ まるで白い帆か、蒸気機関車のように はあー はあー はあっ はああっー 息がうなる 私の息。あなたの息。 わたしは、生きている。 1.願い 2.希望 3.現状 3'.現状 3''.現状 4.解決案 5.幸せのスパイラルモデルの順にお伝えします。 1.願い スケートをして、たくさんの子供たちに笑顔になって欲しい。 2.希望 スケートリンクをつくりたい。 3.オリンピックの現状 ピョンチャンオリンピックのスケートでは多くの選手がメダルを獲得しました。スピードスケート:小平奈緒選手、菊池彩花選手、高木菜那選手、高木美帆選手、佐藤綾乃選手。フィギュアスケート:羽生結弦選手、宇野昌磨選手。 3'.多くの人の現状 その活躍を見て、あなたがスケートをしてみたい思ったとします。どこのスケート場に行きますか?それはどこにありますか?一般開放されていて滑走可能ですか? ほとんどの人が、リンクが遠い、行ける範囲にない、あるいは一般滑走がないために滑れません。 3''.私の現状 私は長野県に住んでいます。上記のうち3選手は本県出身か県内企業に所属しています。このような環境に住んでいる私でさえ滑るためにリンクを探します。岡谷市か野辺山、あるいは軽井沢。それぞれ順に往復時間は2時間、3時間、6時間です。 4.解決案 スケートリンクがあれば、滑れる。 5.幸せのスパイラルモデル →1.スケートに慣れ親しむ→2.うまくなる→3.大会に出る→4.活躍する→5.ナショナルチーム入りする→6.オリンピックに出て活躍する→7.スケートしたい人が増える→8.スケートリンクに行く→1.へ。 このスパイラルは1から8のどこからでも生じます。 すべての前提はスケートリンクが存在することです。 まずは、私が滑ります。 私がほかの若いどの選手よりも息を切らして。腰上げながら、よだれ垂らしながら、目に涙浮かべながら。 この姿を見て、選手たちが1シーズンでも長く、1年でも長く現役競技を続けてくれたら、、、望外の喜びです。
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明日を変えることさ・・・
(以下は、VALUでの挨拶) 【VALUサービス終了と、コンテンツ移行のお知らせ。】 VALUサービスは、2020年3月末日をもちまて、終了致します。 これに伴いまして、私のVALUコンテンツを、 note ( https://note.com/dolphinogasawara/ )に移行中です。 今まで、とても、とても多くの皆様にご愛読頂き、たいへん、たいへんお世話になりました。 皆様のご一読。 すなわち、 皆様のワンクリックが、私の支えでした。 ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。 感謝致します。 ウォッチャー1055名の、皆々様をはじめ、 ROM(Read Only Member)の皆々様から、 「コンテンツを保存して欲しい」という、最上級のお褒めを数多く頂きました。 打っ飛ぶくらい・・・ 飛び上がるくらいうれしいです。 現在、手作業で、鋭意、移行作業中です。 30コンテンツを移行するのに、5時間を要する骨の折れるpainワークです。 でも、、、sweet painです。 ぱんぱんに張りつめた風船をお裁縫の針で、pinと突いたかのような。 スピードスケートシーズン終了後の放心のさなか、 My Revolution ❛明日を変えることさ!❜ ❛夢❜も❛恐れ❜も❛涙❜も、いっぱい、いっぱい でも、 支えてくださっている皆さんのためにも、 ❛ちょっぴり、明日を変えることさ!!❜
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涙の数だけ強くなれるよ!
【結論:みんなで、“恩送り”をしよう!!! 誰かが、誰かのために。】 「みなさんは、頑張っている人に、頑張れって言えますか?」 これ以上ないほど限界ギリギリで、頑張っている人に、そう言ったら酷ではないだろうか? 私も、昨日、一昨日(2019/12/22・23)のスピードスケートショートトラック選手権で、何度もそう言った。 そして、また、これからも言うであろうが。 人様に、ガンバレ!は、 私も、同じくらいガンバリます。 または、私は、もっとガンバリます。 という宣言であるのがよい。と昨夜、まるで昏睡のような幸せな夢のなかで想った。 さて、ここで。選手権でその限界ギリギリまで頑張った選手を3名みなさんにpresentしたい。 1人目。 小黒 義明 選手(三菱電機)。私が知る限り男子最年長。 1,000m。序盤の僅か2周で転倒後、のこる7周を全力滑走した。 同走選手に周回の遅れをとりながらも、それら年下選手を追い続けた。 2人目。 菊池 萌水 選手(KHネオケム株式会社)。 500m。ちょうど中盤で転倒後、のこる2周半を、ほんとうに、全身全霊で滑り抜いた。 何をおいても、凄いことに、彼女は無心だった。自分がどれだけ周回遅れなのかを知らなかった。 そのフィニッシュラインを虚心でやり過ごし、もう1周滑ろうとした。 無我夢中であるが為に、周回も分からずに遮二無二、フォワードするアスリートを垣間見たのは私は初めて。 3人目。 菊池 悠希 選手(ANA) 先々月の距離別選手権で左足首を痛めたのち、満身創痍での出場。 その左をかばいながらの、肉体の限界でのレースが続く。 神経伝達細胞が、最高値の痛みを伝達していたのだろう。脊髄あるいは大脳がこれ以上は、危険と判断。 レースの最終盤で、何度も転倒。 でも、彼女は起き上がった。何度でも起き上がった。そして、前を向いた。 とにかくに、フィニッシュラインまで自分自身とのたたかい。 私は、この3人の勇者を間近で、視神経に焼き付け、自分も頑張ろうと想った。 【Pay forward!】 【恩送り】 【誰かから、受けた恩を、ほかの誰かに、恩送りする。】 ‘A’という誰かの頑張りが、‘B’という人のハートと化学反応を起こし、‘AB’という勇気となる。 その勇気‘AB’がほかの‘C’という人の‘ABC’という頑張りにまた変化する。 まさに、 【幸せのスパイラル】 【Pay forward!】 【Pay forward!!】 美しい、ことのは。なんと美しいことであろうか....... 今期の日本スケート連盟のあいことばは........... 【Skate forward】
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最後のゴール転んだ時の傷跡はまだ痛みますか?
【結論:スケートの達人の名言は、“ドン!と鳴ったら、行け。”】 本日(2019/12/14 Sat.)やまびこ国際スケートリンクに、大会のお手伝いをさせて頂きに行く。 長野県中央に位置する、松本市・塩尻市・朝日村の3市町村合同大会。 選手たちに配布されたレーシングキャップの回収、というお手伝い。 フィニッシュラインを駆け抜けた選手らの、ゴール後わずか150mという場所で。 熱い息づかいと、鳴りやまない熱い鼓動を、ほんとうに生で、肌身に、感じさせてもらった。 その上に、この上なく爽やかさがあふれ出る、“ありがとう”と言う笑顔までも、たくさんたくさん頂いた。 このような笑顔は、世界中を探し廻っても、アイススケートにしかなかったし、これからも、そうであろう。 さて。該当レースまで、僅か90分を切る監督会議の場にて、急遽、わたしの出場が決まる。 成年男子2,000mリレー。バトンをつなぐは、1チーム4名。 1人でも多くの選手、1つでも多くのチームが出場できるようにとの、はからいを受けて。 かなり焦りながら、駐車場まで500mを猛ダッシュ。 トランクを引っぺがし、スケート靴を抱きかかえる。息をあげ、鼓動は熱く、リレーに備えた。 レース直前の数分前に、わたしが師と仰ぐ、“例の達人”にご挨拶差し上げに伺う。 わたし:‘よろしくお願い致します。’ 師いわく:“これから作戦をたてるぞ!・・・” わたし:‘はい。’ 師いわく:“ドン!と鳴ったら、行け。” ・・・・・・・・・・ これを“目からうろこが落ちる”というのだろう。レーシングスーツの身体が久々にブルった。 フォーム、呼吸、心持ち。これら一切を捨てさせてくれた。 こうだっけ? ああだっけ?何かしなければいけないんじゃないか!? あの観客席の人に、もし、悪く思われたらどうしよう?先生に褒められたい。 “師の言葉”が、わたしから、こうした妄想を、まったくもって、引っぺがした。 わたしは、決めた。 すべてをかなぐり捨てて、ただひたすらに滑る。 歴史上で、このような発言をした先人を、わたしは2人知っている。 1人目:竜馬の下手人。一刀斎。 剣豪いわく:“居ぬきざまに、ただひたすらに、刺せばよい。” 2人目:曹洞宗大本山永平寺第78世貫首。宮崎 奕保(みやざき えきほ)。 禅師いわく:“前後裁断。過去も未来も捨てて、今やることを、今やりなさい。” “病むときは病めばいいんだし、”“死ぬ時が来たら死ねばいいんだ。” 再三再四、繰り返させて頂きたい。 わたしは、レースが来たら、レースした。 そう・・・・ “ドン!と鳴ったら、行った。”
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「努力とは何か」にベストマッチ
『努力とは、何か?』 『それは・・・99%を犠牲にして、1%に備えること。』 スピードスケートショートトラックW杯名古屋大会を観戦させて頂き、皆さんに、1人のStarを、その努力する姿をもって、ぜひとも紹介させてもらいたい。 その名は。・・・・ 菊池萌水(KHネオケム株式会社所属)、ソチOlympic日本代表。 2019/11/30 11:15 (at 日本ガイシホール) レースに備えて、‘足’をとっておく為に、8割方の選手たちが氷上を後にするなか。 公式練習終了間際に、バックストレートよりスタート練習。 さらに、 その終了をデジタル掲示板が告げてからも、貪欲に、アディショナルに、もう1回・・・念が入っている。 思い切り全力で 一生懸命 ダッシュする。 何か、つきものが取れたように‘さっそうと’。coolさと、爽やかさまでもが感じられる。 4歩目・5歩目の懸命さが過去のそれとは異なる。 まるで、天に伸びるかのように、頭が上に伸びる。 これこそが、推進力。 まさに、猛ダッシュ。 気取りを捨てた、、、まるでZone。 過去10年の練習の中で、最も気迫がこもっていたと言っても過言ではない。 観客席までも伝わってくる‘気’のちから。 同日 17:12 混合2,000mリレー(男子2名・女子2名の混成リレー)。 レースの為に出場の4選手がスケートを履くなか、彼女は、なんと5人目の選手として靴を履いて待った。 しかも、他のメンバーよりも、いち早く。 わずか、26分後には、自身が出場する女子3,000mリレーが控えているのにも関わらずである。 そして、ギアオンのままで、リンクサイドで、立ったまま4名に熱いまなざしをおくる。 自身のレースがないのであれば、それほどたいした行為ではないが。 彼女は、自分を捨てて、備えたのである。 まるで、‘捨身飼虎’=‘虎の“食(じき)”となる為に、自らの身を捨てる釈迦。’ 『99%やってくる未来を犠牲にしてまで、1%しかやってこないトラブルに備えた。』 必ずや、舞台を踏む北京Olympicという、遠い時系列のことを語るより、 まずは、目前のレースのことを語っておきたい。 全日本選手権 2019/12/22・23 (at 野辺山) 菊池萌水選手は、 他の誰よりも、 輝く。