葛藤。


今日は珍しく格好つけずに。
ありのままの今の私の気持ちを書こうと思う。
いや、もう格好つけるのも面倒だ。

私にはもうすぐ4歳になる娘と、1歳7ヶ月になる息子がいる。
今日は4歳になる娘への想いを綴ろう。

私は30歳ギリギリで長女を出産した。
妊娠中はキラキラした子育てを夢見ていた。
でも、実際は違った。

授乳では乳首は切れ、口が小さかった娘は
うまく吸えず、でも哺乳瓶では飲めない子で。
泣きながら授乳をしていた。

夜中には何度も起き、日中も抱っこしていないと寝ない。私以外の抱っこだとギャン泣き。
そんな新生児期だった。

わたしは忍耐力がありそうで無いというか
とにかく短気だった。
今では少しマシにはなったが…
当時は本当に噴火噴火だった。

その矛先は小さい娘にいくことになった。
一歳半頃、自我が芽生え始めた娘は
癇癪を起こしたり、手に負えなかった。

そんな娘に対して私は怒鳴り散らしていた。
叩きはしないものの、言葉の暴力だなと
今になっては思う。

「どうか、自分らしく生きていける子に育って欲しい」そんな想いから来る娘への態度と

「もう、限界なんでこんなんなの?
保育所に入れた方がいい」という子育てへの限界から来る娘への態度…

いや、子育ての限界なんてないな。
ただただ自分が弱いだけなんだと思う。

幼少期の私

小さい頃私は祖母に育てられた様なもんだ。
シングルマザーだった母は仕事に出て居なかった。夕方(当時は真夜中くらい夜に感じた)に帰宅した母にはあまり甘えられる事はなかった。

【わがままを言ったら悲しむ、困らせる】

それに、本心を話すと今面倒を見てくれている
祖母や叔母にも悪い。
そう、幼心に思っていたから。

でも、私的には無理していたわけではなく…
自然とそういう振る舞いが身についてしまっていたんだろう。生きていく為に。

そんな私は幼稚園でも大人しく、ちょっと強い子には何も言えない子どもだった。
小心者なのか…何なのか。分からないけど
お友達とのコミュニケーションってやつには
凄いストレスを感じていたのを覚えている。

小学校に入学してからは180℃変わり
私は活発な女の子になった。
自分でもよく分からない。

学校では賑やかグループに自然と属し
休み時間には男子とドッジボールやサッカー
かと思えば、絵が上手な大人しい子に絵を教わったり…

何か自由なんだけど、イジメられるとかそういう経験もイジメるという経験もなく過ごした。
けど、母親との関係はというと…

【母が決めた事は絶対。】だった。
それは母と父との関係でもそうだった。
言い方は悪いが、完全にコントロールされて育っていた。

わたしの意見は通らないのが普通。
だから従う。反抗したりもしたが…
結局は従う。そんな関係だった。

勿論、母親には母親の想いがあり
大切が故にそうなってしまっていたのは
今となっては分かる。

けど、そういう風に育った私は
大人になってからもパートナーシップを築くうえで凄く苦労する事となった。

【絶対、私は子どもに私のようになってほしく無い】

もうすぐ4歳になる娘

そんな幼少期を過ごした私はとにかく子どもに
そんな想いをさせたくなくて、自宅保育を選んだ。一緒に遊んであげたかったから。

たくさんスキンシップをとりたかったから。
だから得たベビーチャクラマッサージの資格。
でも、現実は違った。

感情に任せ怒鳴ってしまう私がいる。
かと思えば優しく接する私がいる。
少ししたら無視を決め込む私がいる。

(このままじゃこの子情緒不安定になってしまう…。)

私の想いとは逆に、娘には我慢をさせる。
本心を言えない。そんな環境を作ってしまっていた。

4歳になろうとする娘は今…。

凄くいい子で。
私よりも冷静で。
そして、我慢する事が当たり前になっている…

そんな風に育っている。

私は子どもに色んな経験をしてほしい。
色んな景色をみせてあげたい。
未来にしたい事があれば何でもさせてあけまれるそんな経済力が欲しい。

意識は先にばかりあり、手に職をつけようと
学んでばかりいて、今目の前にいる子どもたちを見ているようで見ていなくて…。

心を育てるのは今じゃ無いのか?
どんなに経済的に豊かになったとしても
子ども達の心や身体が不健康だと意味がないじゃないか。

ふと、そう気づいたというか
根本的に大切な事を思い出した。

【子どもを私のようにしない】

ここの原点に戻りたいと思う。

かと言って、母親だから我慢しないといけない。自分を犠牲に子育てをする。

【そんな私の母親のような母親】にもならない。

落ち着いて、今出来る事を確実に。
足下ばかり見ていてもいけないけれど
私の場合は足下も見ないといけない。

もう一度しっかり我が子と向き合おう。
それがきっと私が望む事。
出来ないなら潔く、手を離してあげて
私は私で仕事をし、子どもは保育所に預けよう。

中途半端に子育てをしている気になり
子ども見ないで携帯ばかり見て。
寂しい想いをさせるのが1番嫌だ。

女性というものはライフステージが
バンバン変化する。
心も身体も変化する。

私だけではなく、世の中の女性は皆
葛藤の中で生きてるんだろう。
私もその中の1人だ。

セラピストである前に2児の母親だ。
これからの私というのも綴っていこう。

拙い文章と少ないボキャブラリーではあるが
熱意だけはある。

いつか誰かの支えになればそれで良い。

ありがとうございました。

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