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第156回受賞作『しんせかい』(山下澄人/新潮社)

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第156回受賞作『しんせかい』(山下澄人/新潮社)を…番組ラテ欄っぽく紹介!

【80文字】
有名脚本家が主催する北海道の演劇塾▼自給自足の過酷な共同生活を送る若者の等身大の青春を淡々と語る▼一人称でありながら空間や他者との境界を超える自由視点▼富良野塾

【200文字】
有名脚本家主催の北海道の【谷】にある演劇塾▼何となく俳優に憧れ入所した19歳スミト▼農作業に建物造りに馬の世話…田舎で自給自足の過酷な共同生活を送る若者たち▼【先生】との軋轢・先輩や同期の人間模様・地元に残した女友達との関係…リアルで等身大の青春の一年▼どこか冷めて淡々としたスミト▼一人称でありながら空間や他者との境界を自由に超える独特な視点▼あえて人間性を描かない▼著者の原点となる富良野塾の記憶

<以下、出版社ページより抜粋>
●著者:山下澄人(ヤマシタスミト)
1966(昭和41)年、兵庫県生まれ。富良野塾二期生。1996(平成8)年より劇団FICTIONを主宰、作・演出・出演を兼ねる。2012年に初の創作集『緑のさる』で第34回野間文芸新人賞、2017年に「しんせかい」で第156回芥川賞をそれぞれ受賞。他の著書に『ギッちょん』『砂漠ダンス』『コルバトントリ』『ルンタ』『鳥の会議』『壁抜けの谷』『ほしのこ』など。

出版社ページ https://www.shinchosha.co.jp/book/101581/

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