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【衝撃】FF7リメイクのループ説とクロノトリガーの世界が似ている件について

あなたの考察の種になりたいAIラボラトリーへようこそ。
今回はFF7リメイクのループ説とクロノトリガーの世界観の類似点を見ていきます。
このnoteは「エアリス、ループしてない説」から意見を変えたわけではなく、それを支持いただいている読者さんを否定するものではございません。
考察していく中でループ説にも触れることが多くありそれとクロノトリガーの世界には共通の要素があって並べてみるととても面白かったのでnoteにしました。
それでは、見ていきましょう。

*FF7リメイクにおけるループ説とは何か

クロノトリガーとの類似点を洗い出す前に、FF7リメイクのループ説とは何なのかを説明します。

FF7リメイクのループ説の一説は、FF7原作の世界が最後まで行ったのちに、なんらかの危機によって星の命が尽きそうになった際に、エアリスの思念が過去のリメイクオープニングのエアリスにアクセス。そして、星の危機を知らせて、星が滅ぶ未来を変えようとするもの。
この説の根拠は、ライフストリームが過去や現在、未来とつながっているということと、フィーラーを「みやぶる」したときに過去、現在、未来とつながっている存在だということ。
そして、原作や関連作品において、クラウドやエアリス、セフィロスはライフストリーム上で意識を保てるということ。
この3点において、3人は時を超えて過去の自分自身にアクセスしているから未来を知っているかのような言動や行動がある、という結論になっています。
この説にはクリアしなければならない矛盾が存在するのですが、それはまたの機会に。
つまり、エアリスが星が滅ぶ運命を変えようとする。
星が滅ぶ運命を変えさせたくない敵がフィーラーを発生させて未来を固定する。
そして、セフィロスの思念も時を超えて過去に遡り、クラウドに干渉。
クラウドの思念も時を超えて過去の自分に干渉する。ということですね。
あれ、なんかこの動画のテーマとしているあのゲームの雰囲気を感じ始めました。

*クロノトリガーの世界とは何か

クロノトリガーは言わずと知れた名作RPGで1995年、今から約25年前に発売したスーパーファミコンソフトです。
オリジナルFF7の発売が1997年であることから、クロノトリガーはFF7より2年前に発売したゲームとなります。
ここからクロノトリガーのストーリーもネタバレしていきますが、簡単に言うならタイムトラベルものです。
単純にあらすじをなぞると、主人公クロノとその仲間たちが、たまたまタイムトンネルを見つけてラヴォスという地球外生命体に寄生されて滅びる運命の世界を救う時間を超えた旅に出る。といったものになりますが、この時点で既になんとなくジェノバと似ているのではないかと思えますが、それだけではありません。さらにこのクロノトリガーには裏にとある設定が隠れているのです。

知っている人はたくさんいるかと思いますが、説明すると物語終盤で「みどりのゆめ」というイベントがあります。
これは、戦乱の中世で荒廃して砂漠となった大地を緑化するという1人の女性の星のための願いを叶えるために、寿命のないロボが400年働き、クロノたちがタイムトラベルして迎えに行くというものです。
結果400年後を見事な緑あふれる大地にすることに成功するのですが、そこでロボはある悟りを仲間たちに伝えはじめます。
タイムゲートの出現はラヴォスの時空の歪みのせいではないのではないか。
なんらかの意思を持ったものが、過去をクロノたちと見たかった。
人がなくなる時に、思い出すのは心に深く刻んだ記憶。そして、たいていそれは悲しい記憶。
クロノたちがワープできる時代は現代を除き、すべて争いやラヴォスと関わる悲しい時代ばかり。
これは、星が命尽きる時に見ている走馬灯なのではないか。
走馬灯という名の過去に、ラヴォスに影響されない、争いのない時代に変えてくれ、という星の願いをクロノたちが託されたタイムトラベルなのではないか。
というものです。

*星の願い 重なる2作

この結論はクロノトリガーではっきり語られることはなく、考察の結果ではあるのですが、ここでFF7リメイクのループ説との類似点が3つあげられます。
・星が終焉を迎えた時に過去にアクセスして未来を変えようとしている点
・星の未来を変えることが、星を含むなんらかの明確な意思であるという点
・その意思に触れた主人公たちが予定された悲しい未来を変えようと戦う点

この3点の共通点から、クロノトリガーとFF7リメイクのループ説は、大枠で類似していると結論付けました。
FF7リメイクのループ説はクロノトリガーをはじめとする、SF系タイムトラベル作品から着想しているのかもしれませんね。

*FF7リメイクの今後とは?

ループしてない説というnoteを出していますが、とあるコメントを見かけました。
ループ説は星の生死、ライフストリーム、人の想い……色々と重みが無くなってしまう。
それもひとつの素晴らしい考えであると私は思います。
エアリス、ループしてない説」「全員、ループしてない説」は原作とは離れた別世界での出来事として着想していますので、よければご覧下さい。

ただ、たとえ真実がループ説でも、ループしてない説でも、このクロノトリガーと似ている点が2点あると思っています。
・星の未来を変えることが、星を含むなんらかの明確な意思であるという点
・その意思に触れた主人公たちが予定された悲しい未来を変えようと戦う点

そして、クロノトリガーがなぜ後世に残るような名作であるのかを独自に考えてみると
・その時代の人の想いを深く知り、未来の変化を知る点
・その人の抱える想いや願いを良い方向に変えていきたいと思える点
・そんな人たちの悲しい未来を変えるために戦う点

であるとも言えるのではないかと思います。

そして、FF7リメイクの今後は、この方向に向かっていくのではないかと思っています。
住民や仲間たちの心情がより読み取れるようになったリメイク。
七番街プレート落下前の救出劇、ビッグス、ウェッジ、ジェシー、ミッドガルを生きる人々。その人々の未来の幸せを願ったプレイヤーもたくさんいたことでしょう。

今後も出てくる原作のキャラクターたち。
さらに深い住民描写や人物描写。
その先に待ち受けるのは、やはり、忘らるる都。

あなたの望む、FF7リメイクの未来とは一体どのようなものでしょうか。

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