親に虐待をされて育った姉がうつ病になり事故。知的障害者となり、毒親に面倒をみられて廃人に

私には知的障害者の姉がいます。

17年前に事故にあい、知的障害者となりました。

事故後は意識不明の状態が数か月続き、その後、当時姉が付き合っていた人と結婚し、東京で旦那さんと二人で暮らしていました。

当時の姉の旦那さんが事故後からリハビリへ連れて行ってくれていたので、事故後姉は言葉がしゃべれるようになり、歩けるようになっていきました。

当時の旦那さんが、姉の意思を尊重して、姉を笑わすようなことを言ったり、行動をしていたので、私から見て、事故前の姉とは真逆の我儘を言う人間になっていました。

姉が事故に遭ったのは、事故前にうつ病になり、毎日「死にたい」と当時の彼氏に言っていたらしく、事故当時にお酒と病院でもらった薬を同時に飲んで、たばこを買いに家の近所の自動販売機に行ったところ、近くの電車にはねられて、たまたま近くを通りかかった人が救急車を呼んでくれ意識不明の状態で病院へ運ばれました。（事故当時のことは、当時の旦那さんからのみ聞いた話なので、真実は不明です。）

事故前の姉は、幼い頃から両親に異常に嫌われて育ち、その嫌われる原因は姉の暗い性格など、姉にあると両親は無言の圧力のようなものを姉にかけていたので、（そう姉自身に思わせたいと（特に母親が））姉も自分が悪いから、自分のせいで親に嫌われると落ち込み、傷つきまくっていました。

そして、親のことを恐怖におののいていました。

その自分達のことを怖がっている姉を見て、自分は強いと偉いと、多分人生で初めてそう自分を見てくれる人間ができたことに大きな喜びを感じて、（皆に馬鹿にされて、自己卑下をして生きてきた人生だったから）

初めて自分に自信が持てる人間なのです。

だから、その傷つき、自分に自信を持てず、自分を押し殺して、親を恐怖におののいている姉を見て、自分に初めて自信をもって、楽しい人生が送れている親なのでした。

なので、姉は子供の頃は家では全くと言って程、しゃべらない生活をしていました。

とにかく親を怖がっていたので、正に精神的虐待です。

でも、親は人の目の為に生きている人間なので、世間から見て、普通の家庭と見られたい。

その親の為に私は無意識に人から見て、普通の家族と映るように、姉があの家にいられるように、私が姉にどうでもよい、上っ面の世間話をして、又、親とも上っ面な親が喜びそうな、楽しいと感じる、望むような話題をふって、私が潤滑油となることで、あの、異常な家族が普通の家庭とみられるようにしていたようです。

物心がついたころから。

自分の本心は自分自身にも一切隠して。

もちろんそうしていること等、自分自身にも気づかず。

完全に無意識の世界で。

親の望むように考えるロボット人間だったのです。

自分で自分の首を絞めることを無意識にし、そうしていることにも気づいていない。

何故なら、親がそれを望むから。

親が望むことを無意識にし、そうしていることにも気づかないロボット人間だから、親は子供の頃は私を姉よりはましに思っていたようです。

それを可愛がられていると思っていました。

姉は自分は親に嫌われているけど、妹は親に可愛がられていると思っていると感じていたので、私も、自分は親に可愛がられていると20歳過ぎまで思っていました。

が、そんな私を親が気に入るのは当然なのです。

私は無意識に、親が望むように考え、行動をする、親にとって都合の良い人間だったから。全く自分の感情も意志を持たない人間。

それを可愛がられていると思っていたのです。

何故、私が親のロボット人間になったのかは、姉を見ていて、姉が異常に親を怖がっているから自分も親を怖く、でも、怖いと本当は思っていると認めてはいけない、そう思う人間は弱い人間で馬鹿にするべき人間だから、自分でも認められない。

あまりの恐怖心からの自己防衛策だったのだと思います。

私の幼少期の。

自分を押し殺して、自分の意思など全く言わないし、自分にも出さない姉が、事故後は当時の旦那さんが甘やかして接していた結果、我儘を言う人間になったので、私は事故前とは別人になったと思っていました。

が、事故後は純粋で本当にピュアな人間だったので、むしろ事故前より事故後の姉の方が私は好きと思っていました。

事故前は姉は私のことを物心ついたときから嫌っていたので。

私が生まれる前から私を嫌っていたのかもしれません。

妹だけ親からヒイキされると。

こいつさえいなければ良いのにと。

その姉が事故から5年ぐらいしたときに、実家のある島根県に帰ってきました。

当時の旦那さんが離婚をしたいと親に言ったそうです。

だから姉を引き取りに来てくれと。

そして母親が母親の兄と東京へ姉を連れに行き、連れて帰ったのです。

そこからが姉の地獄の生活が始まります。

そしてそれから12年。

東京から実家がある島根県に帰ってきたときは、自分の意思を言い、（我儘ぐらいに）階段もスタスタ登れて、何キロでも歩けるような人間だったのですが、毒親と3人暮らし、しかも親二人は定年をして一日中家にいるという全く姉にとって息をつく暇がない生活。

姉には、東京にいるときに、離婚をするから島根の実家へ行くとは言わずに、「1か月間だけ島根の実家へ帰る」と、嘘を言って帰ったようです。

そして、母親には当時の姉の旦那さんが別れたいから、迎えにきてくれと何度も言われたから、仕方なく連れて帰ったと私は聞かされていたのですが、その元旦那さんと、先日12年以上ぶりに電話をしたところ、当時、母親が母親の兄と東京へ来て、どうしても姉を連れて帰りたいと懇願してきたから、しぶしぶ承諾したと言っていました。自分は一生涯姉と結婚生活を送るつもりだったと。

長くなったので、続きは又書きます。

結論から言うと、毒親の元に帰った姉は地獄の生活をして、だんだん廃人となり、今では知的障害者施設に親に入れられて、立つこともできず、自分が誰かも私が誰かも全く分からない、話すことも何もできない、おむつをしている状態で、多分このまま放っておくと、数年後には死ぬのではないかと思うスピードで廃人化していっています。

現在は、その施設は実家の近くにあるので、毎日のように母親がそこへ通っていて（父親が一日家にいるので、そこにいたくないから姉の元へ逃げ込んでいるだけ。母親にとってそんな場所ができただけ好都合だけど、周りにはしょっちゅう姉の元へいく良い母親と見せている）、姉へ父親の悪口や自分の愚痴を壊れたレコードのように言っているのだと思います。

他人がいるときと、私たちだけでいるときと全く態度が違う母親。

他人には良い母親と思われたい願望が異常に強い人間なのです。