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【札幌・月寒】月寒団地建て替え290億円試算/五輪招致の可否で2パターン

札幌市は老朽化が進む市営住宅月寒団地の建て替え基本計画について、2030年の冬季五輪・パラリンピック招致が実現した場合と実現しない場合の2パターンにまとめた。実現した場合は選手村への活用を見込む。総工費はいずれも約290億円、729戸を整備する計画。24年度の設計着手を予定している。

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札幌市豊平区月寒東1条10丁目ほかにある月寒団地は、A-Eの5街区に23棟790戸を市が供給。1976-83年度の建設で老朽化が著しいため建て替える。基本計画策定は北海道建築総合研究所に委託。スケジュールは変動する可能性があるが、34年大会は想定していない。

招致が実現した場合はD街区と、その北側にある国有地約3万平方メートルを活用して5棟に再編する。実現しない場合はA-D街区の現地建て替えを基本に、30年かけて14棟に集約する。

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