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とりあえず動こう

弟の店を手伝うことも無くなり、ネットワークビジネスも収入が途絶えた。

さて、困った。

支援金だけじゃ生活できない。

ちまちま貯めた蓄えで、細々と生活するしかない。

そう思いながら就活しようも、なかなか採用されない。
そりゃ50歳にもなって、家庭の色んな都合や自分の体調の事とか、あれやこれや言ってたら採用されないのは仕方ない。と半ば諦め。

それでも、こちらの条件を提示してから面接に行くのに、『んー、その条件だと、うちでは働けませんねぇ』と言われる始末。

応募する時は人事で、面接する時は現場でってやつなので、条件が変わるんでしょうけど。

まぁ、仕方ないですよね。

人事で、各店舗や支店でどんな人材が欲しいのか把握出来てないんでしょうね。

そんなこんなで、なかなか決まらずお金は減り続ける中、
私の条件を満たしてくれるような募集があった。

冠婚葬祭を運営する某会社。
週3日から、あなたの都合で働けます。
仕事の内容は、アンケートやリサーチ。テレアポの
簡単なお仕事です。

との事。

面接は、すんなり通り、その場採用。


でも、後によくよく話を聞くと、募集と全く違う業務。
ん?ん?

営業の仕事?保険?
え?試験があるの?

募集と全然違うじゃん!と思いつつ、まぁ、採用されたし、給料の面も悪くないから、少しやってみるかな。と職場へ行けば講義を聴いたり、試験勉強をしながら、営業に回ったりしたのだが……


また、ここで困った問題にぶつかった。


上司が気持ち悪い。

私をべた褒めするのは、勝手にしてくれればいいことなのだが、一緒に採用された人達との容姿の比較やらコミュニケーションのとり方なんかの比較をしては、私をべた褒めし。

んー。

なんか気持ち悪い。笑

3日目、昼食を外で食べることに。
中華のお店に入ったが、私はさほど食欲もなく(こんな気持ち悪い上司では食欲は湧かない)
中華粥を頼んだ。

『え?中華食べに来てそるだけ?もっと頼みなよ。ご馳走してあげるから』

え。食べ切れる自信ないし。
残すのってお店に悪いし。

と思いながらも、上司は私に苦手な食べ物はないか聞いてくる。
お陰様で私は、そんなに、苦手な食べ物はない。

そのうち、『酒は好きか?飲めるか?』と聞かれたので、
『好きですけど、本当にたしなむ程度です』

『どんな酒が好きなんだ?』

『ある程度色んな種類のお酒はすきですけど、焼酎以外なら、何でも飲めるかと思います。』

『じゃ、日本酒もすきなのか!』
上司の声はバカでかい声で店内に響き渡る。
とても恥ずかしい。
関西のノリは好きなのだが、下品なのは嫌いだ。
とても残念でならない。

私は『日本酒大好きですね。辛口も好きですけど、時々フルーティーな甘口も飲みたくなりますね』
と伝えると、
何故だろう

日本酒好き=酒が大好きなザル
と勘違いするんだろう

そりゃ、若い頃は馬鹿みたいにストレスを解消するために、朝から飲んだくれて職場にいってあたこともあったが(非常式ですね。アルコール依存ですね。笑) もう、半世紀も生きてれば飲み方も変わってくるし、お酒を飲んだあとのパフォーマンスの悪さを考えたら、本当に味や香り、その場の雰囲気を楽しむ事を優先したくなる。
だから、浴びるようには飲まなくなる。

そして、その上司は、私とやりたいんだろうなー。と思わせる発言を度々する中で、恋愛の話になった。

『恋愛の絶対条件はある?』と聞かれたので
『ありますよ。ビジュアルですかね。それさえ自分の好みなら、ある程度の相手の足りなさや過ちは許せますから。』というと、

『え。なんか、面接の時と言ってること違くない?他者の過ちや足りなさは許せるって言ってたよね。なのにビジュアル第一なの?』と。

『え。だって付き合う時にわざわざ、性格の悪い人と付き合わないですよね。その人が優しいとか、思いやりがあるとか、それがあっての前提のビジュアルですよ。みんな生まれ育つ環境がたがいますから、価値観や概念は噛み合わなかったり、平行線なままなこともある、だけど、容姿が自分の最大の好みなら、そうゆう平行線な所も許せたりするじゃないですか。交わることの出来ない価値観とかは1つ2つある訳ですから、それを許そうと思うならビジュアルじゃないですか?』
というと
『んー。確かに、最大に好みのタイプなら、ワガママ言われても許すところはある』

『ほら、そういうところですよ。男がそうなら、女もそういう考えの人がいるんです。』
というと、納得したのかどうかは分からないが
上司、注文した食事や酒を馬鹿みたいに口に運んだ。

いや、食べるのは良いけど、午後も仕事しますよね?
そんなに飲んで良いんですか?と度々聞くが上司は酒は止まらない大声で話す、
『彼氏はいるのか?』と聞かれたので、
『あー、います』とこたえ、恋愛論等を語る中で自分が、異性ではなく同性と交際したこともあると伝えるとこれまた、大声で
『え。お前、レズなの?レズかー!』と。

いや、んー。
本当に下品。
品の無い上司の元では働けない。
いや、午後も仕事があるのに、たしなむ程度の酒ではなく、こんなに飲みやがって。
みっともない。しかも昼間だぞ。
飲むなとは言わないが、わきまえろ。と心の声をそのまま伝えた。

すると
『お前さー、言っとくけど、入ったばっかりで、言いたいこと言うよな。一応俺、上司だぜ』と言われたので、

『すみません。上司なのは分かるのですが、まだ、尊敬できる部分を見せてもらってませんし、今のような状況では、お店の皆さんに失礼ですから。』と伝え、早く店を出るように促した。

あー、ダメだこいつー。
まじダメー。
この人の下で働けないー。
ということで、その日の夜、本社へ連絡し、採用を辞退しました。

あ、上司が飲んだくれていたことは伝えません。

ただ、信用出来ない人の元では、働けないと伝えました。

就活はいつまで続くのでしょうか。

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