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キラキラ語学学校生活にはならなかった話

私が入った語学学校は、週4日は8:00〜16:00まで、1日は8:00〜12:00までというスケジュールでした。先生は二人。メインが週4でもう一人は午前中授業でIELTS対策をしてくれる先生でした。クラスメイトは20名弱いたけど、アルバイトをしている人がとても多かったのは、ちょっとの遅刻や早退は見逃してくれる校風だったからなのかな。

ここの語学学校は上に専門学校が併設されていて、そこに進む人たちも一定数いたけど、私みたいにビザ取得の関係で通っている人もあり。台湾とかタイ、イタリアやフランスから来てる人たちで構成されてました。

授業はやっぱりゲームを取り入れることが多い。そして今はデジタル時代。大学でPC は必須というのは知ってたけど、まさか語学学校でスマホ必須とは。知ってる人は知ってると思うけどKahoot!というアプリを入れてクラス全員でクイズに答えるなんていうことをする。あとはPC 使って発音矯正とか、ライティングの練習とか。YouTubeの動画を見てみんなでディスカッションとか。あ、資料作ってプレゼンもやりました。ぜーんぶデジタル。文法教材だけは紙だったけど。

私はとっても日本人なので、文法とか単語テストとかはいつも満点に近かったんですよね。でも、アウトプットは本当にダメで。ディスカッションも全く入っていけなくて、プレゼンも緊張ばっかりして声は小さくなり・・・。ライティングも時間がかかって最後までやってるとか。苦痛でしかなかったです。めちゃくちゃネガティブな情報ですが。だけどこれって日本で自分の意見をいちいち持っていなかったからだなと。日本語で意見求められてもきっと答えられない。日本語でもプレゼンはちゃんと用意しないとできない。母国語でできないことは英語でもできない。もう40代なのに、流されるまま楽に生きていた自分をしっかり認識せざるを得ませんでした。

一方他のクラスメイトは、文法やスペリングはダメダメな代わりに発言力すごい。間違ってても気にしない。意見そのものが稚拙でも関係ない。言いたいこと言う。そして聞いてる方も気にしない。話が脱線してもそれもあり。パワーありすぎ。そんな雰囲気に呑まれて自分を変えたかったけれど、そういった柔軟性はなく、このまま時は流れて行ったのでした。

きっと語学留学を考えている人は、積極的でポジティブでコミュニケーション上手が大多数だとは思うので、私みたいに心が疲弊するほど苦労はしないかも知れません。だけど、自分の意見は絶対持つ習慣を付けておいてほしい。日本って意見なくても生きていけるんです。むしろ重宝がられる事が多い。余計な事言ってこないから。海外は違う。どんなに突拍子なくても自分の意見がなかったら存在無視です。本当。興味も持ってもらえない。ランチにも誘ってもらえない。時事にもとても敏感なので、世界情勢のニュースを見て意見を言う練習、しておいた方が楽ですよ。その方が何十倍も楽しめます!

今回も読んでくださってありがとうございます!

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