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#番外編 「イヌがもたらす、人間の健康に有益な効果」

メルマガ【ぐり通信】に、イヌと暮らす事の有益性について、解り易く掲載されていたので、番外編として、その内容をご紹介いたします。

これを読み、さらに愛犬が愛おしくなった私です。


私たちイヌ飼いは、「イヌにとってどうだろうか?」という視点で考えることに慣れています。
一方で、世の中では「人間にとって何が有益なものか?」という視点で物事を考える方が主流です。


そのため「イヌが人間にもたらすメリット」についても盛んに研究が行われています。
そんな中「イヌと人間との関係が、人間にとってプラスになる」という報告が多数あります。


特に有名なのは「オキシトシン」に関するもの。


「オキシトシン」はストレスを和らげるホルモンとして有名ですが、
実は、動物が社会で適切に行動し、社会を円滑に運営していくためにも欠かせないものであることが分かっています。

人間がイヌを撫でると、人の「血中オキシトシン濃度」が上昇することが知られています。
これによって、人間はストレスを緩和したり、痛みを感じにくくなるなどの反応が起こりますが
実はこれは、何も人間側だけに起こるものではありません。

人間に優しく撫でられることで、イヌの側の「血中オキシトシン濃度」もまた上昇することが知られています。


これによりイヌもまた、幸福感を感じたり、痛みを感じくくなるなどのメリットを享受していると考えられています。

また、「オキシトシン」は他者に対する信頼感を高めるという報告があります。
この働きにより、私たちは人と交流したり、社会的な行動に対する不安を減らしているとも考えられています。

言い換えると、「オキシトシン」は、ストレスや痛みを緩和し、他者への信頼感を高め、社会的行動を促すホルモンだということです。


マッサージを通して、イヌ・人間双方に「相手への信頼」を高めるホルモンの分泌が促されます。
人間側は、マッサージをすることで愛犬をより愛おしい、大切な存在として実感できますし、イヌの側は優しく撫でられることで、撫でる側の人間に信頼を寄せると考えられます。

まとめると「イヌが人間にもたらすメリットについて研究していたら
実は、イヌとの交流はイヌ・人間双方に健康上の利点がありそうだとわかりました」ということです。

●出典元:Office Guri https://www.officeguri.com/
●参考書籍:『犬の博物図鑑』 https://amzn.to/2XfvI3F 

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