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組織のコミュニケーションを担う役割(#広報)になって始めたこと

さて、ぼくが新しい組織である株式会社シーエスレポーターズに入って(01/21~)から間もなく1ヶ月を迎えようとしています。

ぼくはこれまでに広報やPRの仕事をしてきたわけではないのだけど、株式会社シーエスレポーターズでの役割は「広報・WEB/SNSマーケター」とついてます。

その言葉の重みやら深みやらを、入社以降、マジマジと実感しているところです。

幸いなことに、経営のど真ん中からの誘いだったのもあり、上役が何を考えていて、どうしていきたいのかという経営のロジックを伺いながら組織として社内的にも社外的にも情報を発信(コミュニケート)するっていう、割と重要なことをサラッとできる位置にいることができています。

まずは利害関係にある人たちの把握から

広報って、関係性を考えなければならない人たち、つまりは利害関係者(カタカナを使えば、ステークホルダーって呼ばれる人たちになります)が、どんな人たちがいるのかを把握するところができていないと、発信のしようがありません

また、社内にどんなセクション(部署)があって、そこにはどんな思いを持ちながら働いてる人たちがいて、各セクションごとの思惑と、セクションの中にいる人たちとの間にある柔和な部分と硬直的な部分との間には、どれだけのしこりがあるのか、とか。そもそもしこりがないのか、とか。

社内外に対して、どんな情報発信の仕方と、それを伝えるための媒体は何が適切なのかを取捨選択した上で、適切に選択できないと届くものも届かないだろうな、と実感していますので、まず、その把握からはじめました。

まだまだできていないこともたくさんあるし、やらなければならないこともたくさんあるのだけど、ひとまず、ぼくが現在進行形で取り組んでいるのは下記です。

ぼくの位置するコミュニケーション領域から全社を巻き込みながらの組織自体の発信媒体化計画は、以下を中心に取り組みはじめました。

・スタッフ間での情報流通させる場所(ツール)の考案と準備
・社外向けの情報発信ツールと企画考案、その選定と準備
・深い関係を構築したい、フラットに情報を発信できる媒体との関係構築(
・各種企画の発信を誰にエンジンになってもらうのかの考案と仕込み
・発信する媒体と、その特性を活かした発信の仕方に関する調査・研究(アウトプット前提、ここ重要。)
・自社が目指すコミュニケーションデザインのモデル化(経営との擦り合わせ含む)
・各種発信企画のスケジューリングと仕込み
... など

もちろん、それだけでぼくの役割は終わりではなくて、これ以外にもWEB/SNSマーケターって役割もつけていただいてますから、企画提案のための市場分析や各種WEBサイトへの流入施策の資料化、SNSセクションにおける各種レポートのレビューと、修正を含めた今後のレポートのフォーマットの考案、などを同時進行で取り組んでいます。

完全にのめり込んで取り組むっていうよりも、並行しながら上記した項目を練り練りしてるような状況です。

喜びながら仕事に取り組めてます

「いやいや、お前、そんなん余裕だろう!」だなんて言われるのも覚悟しながら、これを書いてるわけですが、余裕ではありません。

なぜなら、これまでに業務的な経験があることもなく、組織としてもknow-howが蓄積されているわけでもないわけではないので、組織としての資産や資本を把握しつつ、「何それ、美味しいの」ぐらいな勢いで、ぼくが広報部分(コミュニケーション)を担当しているのですから。

それに加えて、凄まじいまでのポンコツぶりを誇るぼくですから、業務が滞るの何のってないんですよ。

けど、そんな「イチから」感が満載な状態に興奮していますし、そんな大層な役割を担わせてもらえることに対して、純粋に喜んでますし、うれしい気持ちを抱えてもいるのです。

広報(コミュニケーションデザイン)は重要な立ち位置

過去にもいくつかnoteを書いていますが、#広報 って言い方は適切じゃないんじゃなかろうか、と感じているのがここまで取り組んできて感じている素直な感想です。

なぜなら、社外に向けて情報をリリースするだけであれば、別にいろんな企画を練り練りしながら連動させる仕組みなんて構築しなくていいんですから。

組織として社内外の利害が絡む関係者の人たちに対して、「情報を届けたい」「自分たちの良さを知ってもらいたい」もっといえば、「知ってもらいたい」と思い発信するすべての情報は「対ヒト」に向けたコミュニケーションなわけです。

つまり、情報を届けたいと思うこちら側の意思だけでなく、届けたいと思っている「人(ヒト)」を見なければならないし、発信したい側が一方通行的に発信だけする態度は機械と同じです。

機械ではなく、感情がある人間が取り組むのであれば、情報に接する、もしくはぼくなり組織内の人に触れる可能性がある「人」を想像した上で、どうしたらその人に適切な形で届けられるのか、どんな風に届いたらうれしいか、そんなことを考えながら発信していく必要があるんじゃないかと思うのです。

それなもんだから、勝手に自分としてもハードルを上げているのですが、同時に、社内外でどれだけの人を巻き込みながら取り組めるのかって部分で、大変なやりがいを感じるのです。

いわゆる広報は「経営」に直結する部分であり、「人事(採用や労務)」をはじめ、社内の雰囲気や文化の醸成を担える、極めて重要な役割なんだと認識するに至っているものの、出社日が10営業日にも満たない(家庭内パンデミックの影響で、10営業日ほどリモートワークだった)ぼくの振り返りでした。

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