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入院生活12日目(09/27)の記録

寝入ってから2時間後には覚醒していて、そこからは30分ごとに覚醒してしまってるようで、浅いのだなぁ…と睡眠計測アプリのグラフを見ながら思う。

リハビリが本格化しはじめ、車イスからは解放され、歩行器での荷重訓練が始まった。

左足に体重が乗せられず、歩いていると力が抜けてしまうため、歩行器で自身の体重を支えながら歩き、足と脳に『体重乗せられる状態はこうだぞ』と教育していくようなイメージ。

100m歩いただけで、左足は明らかな疲労感が生じ、歩行器を使っていても膝が折れてしまうようになる。

『あぁ、こんなにもろい状態なのか…』

そんな風に残念な気持ちを抱くのだけど、言っていても仕方ないからしっかりと前を向いて歩く。

ちなみにリハビリは、“問題になる所見がない”ため、午前と午後の2部構成で、時間さえ合えば3部構成になる。

ただ、“問題になる所見がない”とはいえ、症状としてめまいは出るし、それに伴った吐き気もおさまったわけではない。

この午前中も、訓練を実施中にめまいから吐き気を催したために途中でリハビリテーションルームを退室した。

それでも、2週間前と比較すれば症状が発露する機会も減った。当初は四六時中グルグル、グラグラしていたし、それに伴って注射を打ってもらうような状況だったのだから、かなり改善できたように思う。

ただ残念なのは、それを制御できないことで、いくら頻度がおさまったからといっても、『どうしたら楽になる』とか『どうしたら発露しないか』なんてものは会得できていない。

会得はできていないが機会が減っているため、2部・3部構成になるリハビリを開始できているし、それはそれでいい方向なんじゃないかと納得をしている。

リハビリを開始して間もないが、左手の調子はだいぶ良くなってきた。そう実感している。

握力が前日6キロ。この日に計測したら11キロまで回復できた。それは回復なのか?誤差じゃないのか?なんて言われるかもしれないが、明らかに力感(りきかん)が違う。

訓練の効果は確かにあるようだし、効果が一時的かもしれないが実感として『ある』と思えるのは大きい。

だが、左足についてはまだまだ改善の余地がある。歩行器がなければ、もしくは壁や掴まれるようなものがなければまともに移動できない。

不安で仕方ないし、実際に歩いていても突然、左足が脱力してしまうから恐怖感すらある。その状態にも慣れたといえば慣れたのだけど、その慣れは全くもって必要ない。

その原因がなんなのかも把握はできていないから気持ちが悪いのはいうまでもない。

原因特定のために、また新たに来週の頭に別の検査を行うことになったが、その結果、ぼくの入院は丸2週間することが確定することになる。

うれしくはないし、楽しくもない。やっぱり病院にいる状態は決して満面の笑みで居られるものではない。

だけど、ぼくにできるのはめまいが治るよう願いながら、必死に機能訓練を繰り返し、日常生活を1日でも早く過ごせるように最大限の努力を繰り返すことだけだ。

日に日に、声をかけてくださいる方々が増えていて、ものすごく心強いし、うれしいです。

本当にありがとうございます。


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