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スポーツをやって逆算思考を身につけていたはずなのに...

##なに書いた
スポーツを真剣に取り組むことは逆算的な思考を身につけているはずなのに、ボクは勉強や仕事と切り離されて考えていたために活かせなかった、なんて話。

どうも、えんどう @ryosuke_endo です。

ボクは過去にスポーツを取り組んできました。

決して取り組むレベルは高くはなかったのかもしれませんが、スポーツを取り組むことは上達を目指すことであり、自分たちで決めた"成功"を目指すことだと理解しています。

個々人によって求められる基準は異なりはするものの、基本的にはできなかったことをできるようにするためだったり、自己記録を更新することや対戦相手に勝つことを目指して"練習"を取り組むわけです。

これらを統合的に考えてみると、スポーツを取り組むことは「理想」や「想像」、「妄想」する自分や自分たちの姿から、そこに至るまでの過程を逆算しているはずだ、なんてことです。

つまり、成功や理想とする姿から逆算し、そこに至るまでの道のりを計画立て、実際にやってみて都度振り返りながら進捗を確認しつつ、どこか不具合があったり、進捗が悪ければ取り組み方を変えるなどして手を打ち、可能な限り最短で成功や理想に辿り着けるのかを試行錯誤を繰り返すこと。

また、ボクが取り組んでいるランニングやジョギングなどの趣味範囲で取り組むものではなく、いわゆる競技スポーツには大会開催日などが年間スケジュールで決まっており、選手個人の判断や行動によって日程が変更になることはあり得ません。

100mの世界記録保持者だろうが、世界選手権○連覇中のスーパースターだったりしても、「ちょっと体調が悪い」とか「まだ思うような体に仕上がってない」だったり、「記録が出せるようになってないから」などの理由でオリンピックなどの大会日程をずらすことはできないのです。

大会スケジュールが決まっている以上、逆らうことはできません。期間が限定される中で理想型や想像する自分や自分の追い求める「結果」や「成果」に向けて全身全霊をかけて取り組んでいく。それがアスリートです。

ボクが取り組んできた学生スポーツも、生活のすべてをかけてまで取り組むことなどできませんでしたが、期間が限定されている中で「どうしたらできるようになるのか」「もっとうまくなるためには」など、工夫をしながら取り組んできたことを思い出します。

個人の趣味範囲で取り組んでいるランニングや筋トレなどは何かしらの大会やコンテストに出たいなどの欲がないため、淡々と自らに課したタスクとして日々取り組んでいるだけで、理想とする自分の姿などありません。自分と向き合うことだけを求めて取り組んでいるため、上達や成功を目指して取り組むことがないため、上で書いてきたような逆算的な取り組み方はしないのです。


何かしら競技性のあるスポーツに取り組んでいた人は、物事を逆算して考え、取り組む期間が限定される中で「どうやったら効率的に勝ち取ることができるのか」を考えているわけですが、それってすっかり仕事に取り組む姿勢と同じだな、と感じます。

納期が定められ、その期間内に最大限の効率化と合理性を追求し、どうにかお客さんの求める形の納品物を提供する。すっかりスポーツで取り組んでいる"過程"と何ら変わりはないのです。すると、こう考えることができます。

「スポーツを取り組むことは仕事へ還元できる」

ただ、それが社会人になってから生かされるようになっていなかったことを気づいたのです。気づいたのは何年前でしょうか。あまりにもできない自分を奮い立たせるために過去に取り組んできたことを振り返ってみたのですが、スポーツに取り組んでいた時期の「逆算思考」のような姿勢が生かされていないというよりも、全く別次元のことだと認識していたのです。このことに愕然としました。

この問題は由々しき問題です。おそらくですが、たとえば「勉強」と「スポーツ」などが切り離されて考えられていたりして、それぞれがリンクしていないと考えてきたことにあるように思うのです。

実際、ボクが学生のチームスポーツに取り組んでいた時を振り返ると、そこをリンクさせることは「赤点を取らない」ようにすることで「チームの練習活動に参加する阻害要因を作らない」といったことで、日々の取り組む姿勢である逆算的な考え方を勉強のやり方に置き換えることができていませんでした。

野球で「ボールを"より速く"投げる」ための練習内容を考えて取り組んでいきますし、サッカーであれば「正確なパスやシュート」ができるようになるために、ひたすら繰り返します。大会までの期間が限定されるため、繰り返し取り組みつつも取り組み方が効率的でなかったり、合理的でない場合にはやり方を修正する必要があるので、日々、週間単位でも月間単位でも取り組み方を修正していくことが必要です。

こんなん、勉強に置き換えて取り組めるはずじゃないですか。そこまで「ある物事」に対する取り組み方がわかっている上に、結果や成果に向けて全力で取り組むことができているのですから、できないことはありません。

できないことはないはずなのに、ボクはできていませんでした。結果的に、それは仕事のやり方にもつながっていましたので、大いにできない人間でい続けたわけです。

文武両道なんて言い方がありますが、そもそも文と武を言葉自体でわけているから、ボクみたいな低能な人間は勘違いしてしまうのでしょう。一緒なのです。それらは別々の事柄ではなく、種類が異なるだけで、根本的には人間の営みの一つって括りで見たら一緒なのに、まるで別のことのようにして考えては取り組み方すらも分けてしまっていたのです。

それに気付けただけ、まだマシでしょうか。。

結論、スポーツに対して真剣に取り組んでいた人は、逆算的な思考ができるはず!ですので、それに本人が気付けば優秀な部類に入れるはずで、潜在能力や可能性に秘めた人たちが多いのではないでしょうか。

きっと、周りにいるスポーツを取り組んでいたけれど、イマイチ成果や結果に結びつかない人は、それに気づいていないのか、真剣にスポーツを取り組んでいなかったのかのどちらかでしょう。(←何も言ってない)

それでは、また!

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