amazonプライムビデオで「劇場」を見た。
山﨑賢人くんはバラエティやトーク
番組で見るといつもボーっとしている。
ちょっと口が開いていて、少し眠そうで、
でも態度が悪いわけではなく、ただ
ぼーっとしてる子という印象の人です。
でも目だけはいつもキラキラしてて、
だから芸能人なんだなと気づきます。
最初どうしてこの子は最近主役ばかり
なんだろうなぁと思っていました。
そんなに魅力があるのかなぁ？が、
演技してるとぼーっとしてないんですね。
普段はあんなにぼんやりしてるのに。
kingdamのアクションシーンとか
あのぼーっとしてる子と同一人物とは
思えず、本当はぼーっとせずに日々
トレーニングをしてる人だと知りました。
コロナ前に劇場の予告編を偶然見た時、
山﨑賢人くんがヒゲをはやしていて、
いつもと違う感じだったので、今度は
お色気系に挑戦なの？と、興味津々。
ぼーっとしてる人から始まったのに、
めちゃめちゃ彼の演技にハマってきてます。
残念ながら、春の公開は延期されまして、
その後は配給する映画館が少なくなった？
何か大人の事情がからんで、なんと、
アマゾンプライムビデオで同時公開に。
すごいなアマゾン。まだ映画館に行く
気分にはなれないし、自宅のマイシアターで
鑑賞することにしました。マイシアターは
プロジェクターで本棚に貼った80インチの
スクリーン。１万ぐらいで２年前に作りました。
私はコロナ前からソーシャルディスタンスを
取りたがる性質で。その時はこの横文字を
知らなかったけど。トナラーが苦手でした。
トナラーも今年知った言葉ですが。
全席指定になった映画館はギリギリまで
誰が来るかわからないので苦手なもんで、
できたら家でゆっくり見たいと設置したのが
今年、結構役にたってて嬉しいです。
劇場というタイトルからいって本当は
劇場で見た方がいいのかもしれないけど。
見てる時は気づかなかったけど、
映画であるのに、暗転があって、
場面の切り替えがあるのです。
おそらく人生は劇場で見るぐらい
ドラマチックなんだよってことなのか。
そういう演出なのかもしれない。
はっきりいって、話自体は夢見るヒモと
甘やかす女の子の話で、ありきたりで
転がり込んできたヒモのために
何でかけもちで働いてるのよ松岡茉優ちゃん。
と、言いたくなる内容なんですが。
夢見がちな男目線の物語です。
女はみんなオレのこと忘れない。
みたいな。島耕作かっ！て感じです。
別れたら、忘れるわ！ってつっこみたい。
でもね～私もこの山﨑賢人くんだったら、
夢見がちでも、ヒモでもつくしそうって
なるぐらい、可愛らしくて魅力的な男でした。
松岡茉優ちゃんはいじらしくて、ヒモを献身的に
支えてるんだけど、思い切り笑ってても
疲労困憊感が見え壊れかけなのがわかるの。
話の筋はアレなんですが、映像で
飽きさせないような演出の上に、
２人の演技がとてもナチュラルなのに、
深いので引き込まれていきました。
でも、夢見る男は絶対苦手です。
って自分に言い聞かせながら。
ダメよ絶対顔がよくてもこんな男。
劇場というタイトルから、演劇がメインの話
なのかと思っていたら、おそらく恋愛映画。
同棲して、賢人くんは浮気もしたり
するんだけど、ラブシーンは一切なし。
寄り添うだけ。なのに、ああこの２人は
愛し合ってるんだなぁってわかるんです。
賢人くんが「さきちゃん」（茉優ちゃんの役名）
って言うだけで、濃厚接触してるの確定！
何なのこの恋愛映画。一切ラブシーンが
ないのに、エロさ満載なんですけど。
難点はといえば、メールなどのシーンで
最近よくありがちな文字で演出する
シーンがあるので、スマホで見る老眼の
人とか小さいTVの人はしっかり見ないと
内容がわからないかも。映画館で見ろって
ことなのかもしれないけど、私はこの
映像の中の更にデジタル画面の文字を
読まないといけないのは苦手なので。
見始めたときはどうかと思ったんですが、
見終わった後は、２人を見れてよかった。
私の場合は中の２人には共感できないけど、
俳優の２人は本当に素敵という思いです。
中の２人の結末は劇場でご覧ください。
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