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アメリカのロックダウン3日目の状況

新型コロナウイルスの影響で、人生初のロックダウンなるものを経験しています。

その近況を共有したいと思います。


僕がいるエリアの状況はこんな感じ。

※州によって異なります。

・必要なこと以外の外出禁止
・グループ行動一切禁止
・6フィート(1m80cm)以内の人との接触禁止
・必須関連事業以外は全業界営業停止
・公共施設全閉鎖
・スーパー、ガソリンスタンド、薬局、物流関係は営業
・荷物の受け取り手渡し禁止

用事以外の外出として、散歩はわりとOKなので、近所の公園の散歩道を家族で徘徊するのが日課です。

っていう人は結構いて、街や道路はゴーストタウン化してるのに、昼の散歩道は激混みという謎の現象も起きています。


感じたこと

【文化の違い】

日本ではマスクが当たり前だと思います。

アメリカではロックダウンした今でも、マスクをしてる人はほとんどいません。

まれに見ますが、すごい目立ちます。そして周りに警戒されがちです。


【みんな少しピリピリしている】

フレンドリーで楽観主義のアメリカ人もさすがにピリピリしてる感があります。

すれ違えば元気にあいさつが当たり前だった近隣住民も、よそよそしいというか、軽く微笑むくらいで一定の距離を保ってるような印象です。

ということは僕ら家族も無意識的にそうなってるかもしれません。

でもこれはしょうがないところで、もはや距離を保つのがマナーになっています。


【仕事への影響がシャレにならない・・・】

僕は元々在宅ワークで、仕事は全てオンラインで完結するので幸い大きな影響はありません。

でもガチで仕事を失ってる人、営業ストップでピンチの経営者などが周りにもちらほら出てきました。

日本食レストランを約10店舗以上経営している友達は、全店営業停止はもちろんのこと、従業員も全員解雇。

世間話程度じゃ済まなくなってきています。


【子供のストレス】

保育園、幼稚園は休園なので、当然小さな子どもたちはうちにいるんですが、ちょっとかわいそうです。

公園など公共施設はもちろん完全閉鎖。

一切友達とも会えない。

親からはあれは触っちゃダメ、頻繁に手洗えなど詳しい背景はわからんままチクチク注意される。

マジで家族で散歩しかすることがありません。


【スーパーの緊張感】

週末の朝、開店10分前にスーパーに行きましたが、50人くらい並んでました。

開店後も制限があり、大体5分ごとに5組くらいずつの入店。

エコバッグ持参は禁止、店員との接触も禁止なので、カートに商品を入れて、それを店員に預けるだけ。

トイレットペーパーは当然なかったんですが、もっと早く行けばあるみたい。


【人種差別は特になし】

ところどころでアジア人差別の話を見聞きしますが、僕自身は特に気になったことはありません。

もしかしたら鈍感なだけかもしれませんがw

僕がいるところは白人が最も多いエリアなんですが、少なくともあからさまに文句言われたり、避けられたりというような出来事は全くありません。


とにかく前向きに

子供もいるので、締めるところは締めないといけないのは承知の上ですが、この自粛ムードや暗い雰囲気に巻き込まれてしまうのが嫌ですw


なので今この状況だからできることに集中したいと思っています。

前から気になってた本を読んでみたり、

子供と楽器を弾いてみたり(ウクレレ買いました)、

UBER EATSで新しい店を開拓してみたり、

仕事で後回しにしていた案件を洗ってみたり、

自宅で小さくできる新しいことをやるようにしています。


ということで近況でした。


コロナを心配ですが、みなさんも周りのムードにつられて過度にストレスを溜めないように気をつけてください!


では!


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