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チーム協力対戦系ゲームを1億倍楽しむ1つのアイデア

『スプラトゥーン』『Overwatch』『機動戦士ガンダム 戦場の絆』などのチーム対戦系ゲームが大好きです。(最近やってるのはもっぱら絆ばっかりですが。)『League of Legends』などのMOBA系とか『Apex Legends』も面白そうですよね。『VALORANT』も気になる…

これらのゲームの特徴として、武器やキャラクターによって性能に大きく差があり、チーム内で得意不得意をフォローし合って勝利を目指すゲームになっています。ゲームを楽しみ理解するための1つのアイデアをまとめてみます。

ゲームが上手くなることは一切保証しませんが、ゲームできない時のQuality Of Life爆上げは保証します。

キャラクター性能・立ち回り・作戦 

これらの関係を以下のように整理する。

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1から3まではプレイ時間外での予習・復習にて整理しておき、オンラインマッチング成立から試合開始までの短時間でチームの作戦立案を目指す。

1.キャラクター性能

予め公式サイトやWikiなどでデータ集取を行う。トレーニングモード的なものがあれば自分で実感するのも良い。

射程・DPS(1秒間に与えるダメージ量)・キル弾数・機動力・特殊能力・CT(クールタイム:能力の再利用にかかる時間)などなど…

また、他のキャラとデータ比較し長所・短所を理解する。

2.個人的立ち回り

特徴的なキャラクター性能を複数個組み合わせて、強い立ち回りプランをいくつか考える。コンボとも言える。例えば…

長射程・高DPS・低機動→「味方を餌に遠距離射撃」「敵から隠れて狙撃」

高機動・低DPS・短CT→「前線や裏取りで嫌がらせ(ハラス)」「落ちない囮」

例えばOWならソルジャー76は高台から打ち下ろすのが強いとか、ウィンストンはジャンプ・射撃・バリアで落ちずにハラスをかけ続けようとか…

マップやルールとの相性もここで想定しておく。強い狙撃ポイントがあるとかガチヤグラでノヴァが強いとか。複数キャラによるコンボもチェック。

eSportsプロの解説動画でもよく触れてくれる部分なので、使いたいキャラ名でYoutubeを検索してプレイ動画を見漁るのも有効。

3.戦術的立ち回り

おそらく多くのチーム対戦系ゲームでは勝利条件が設定されてあり、その進行度で試合開始時・序盤・中盤・終盤と分けられる。

2で考えた立ち回りプランを、これらのどのタイミングで活かせるか整理する。

高火力射撃の開幕ブッパ(挨拶撃ち)は試合開始時のみ効果的。序盤〜中盤の強かったプランが終盤の押し込みに弱かったり、逆に終盤のゴリ押しで大活躍する立ち回りある。

加えて「不利を巻き返すタイミング」において活かせる立ち回りも重要。例えばスプラトゥーン2のスペシャルは巻き返しやすいものとそうでないものがある。

いわゆる“強い立ち回り”と呼ばれるものは個人的立ち回りに当てはまることが多く、それをどう戦術的に活かすか・どのタイミングで使うかについてあまり多く解説されない印象。そしてプロプレイヤーは非常に的確かつ無意識的に判断しているなと感じる。

「各タイミングにおける“強い立ち回り”」を整理しておくことで、試合全体での戦術的役割が見えてくる。

自チームの戦術プランを整理・選択

以上を例として3人チームでまとめると、

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クソ生保資料みたいになってきた

味方のメンバー・キャラ編成が決定すると、自動的に戦術プランの候補がリストアップされることになる。

このプランのうち最も強いものを選択し、それ以外のメンバーは軸となるキャラクターをフォローする。複数のプランを同時にぶつけることもありうる。逆に強いプランがない時間帯がある場合非常に不利になってしまう。

そして試合が始まり会敵すると、自チームの作戦と敵チームの作戦がぶつかり合い、プラン1つ1つの練度の差・相性差によって押し引きが始まっていく。

重要なのは

ここまでのプランニングをゲームプレイ外の時間でいかに妄想しておくかということだ。自チームの編成と仮想敵を想定し、そこから自動的に導かれる戦術プラン、その相性差を考え、より強いプラン選択を妄想する。

実際のプレイ中に作戦立案をしようとするとプレイがおぼつかなくなり、思わぬミスにつながってしまう。事前に妄想したイメージに従って立ち回ることでプレイに集中し本来の実力を発揮する。


最後に試合が始まってからのことを想定する。

試合中1:戦術プランが相性負けした場合

敵チームが選択した戦術プランに対して相性負けする場合がある。その場合には、先ほどボツにした戦術プランに切り替えることが出来る。

全てのキャラを熟知し、取りうる戦術の全てを知っておくことで対応がスムーズに行える。

試合中2:戦況の切り替わり

序盤から中盤、中盤から終盤へと試合は移り変わっていく。中盤に切り替わったことを自覚できず、序盤専用戦術ブッパを続けて負けた経験はありませんか?(台パン)

戦況が切り替わったときは多少の不利を負ってでも一度思考を行い、プランを選択し直す必要がある。

さいごに

かなり一般化してしまって分かりづらいところもありますが、少しでも活かせるところがあればと思います。僕は万年文化部でスポーツ的な部活動をやったことがなかったので、こういった思考は全てゲームだけが教えてくれました。ありがとうガンダム。ありがとうラインハルト。

「そこそこの実力しかないけど趣味を続けたいなー…」と思ったとき、頭でっかちになるのは悪いことじゃなく、寧ろ良き余暇を過ごしQOLを上げてくれるだろうと思っています。人のせいにしてコントローラーを投げずに、プラン選択ミスだったと考えることでより一層ゲームを楽しめると信じています。

良きゲームライフを。


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