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ねこ来たる36

4月21日
サブリナ(黒猫)がケージの最上段から動かない。
この場所はおいらが家に帰ると最初に行う、1日一本のちゅーるタイムをやるところである。
ちゅーるはさっきあげた。普段なら食べた後はそそくさと降りるのだが、過去最大の15分ほどその場でねばるといった行動をとってきた。
なにかお怒りでしょうか。…わからない。
季節柄猫にとっては毛の生えかわりではある。
「こちとら毛が抜けて苛立つんじゃボケ!はやくちゅーるをもう一本よこしやがれ!」
そういった気分で荒ぶるのならばわからないでもないが、静かにこちらを見つめているだけだ。

久々にかみさんがブラッシングをしたらこの有様である。

軽く毛玉が完成。
それを上から見つめるサブリナ。なにを思うのか。

4月28日
かみさんはお出かけなので、サブリナとサシである。目が覚めるとキャットタワーの上からおいらを見るサブリナ。下のフロアに降りて飯の準備をしているとサブリナも降りてくる。
「ウニャッ」「ニャー」「グルル」
以前にも増してサシだとよく語りかけてくる。
「なでてくれ」とゴロンと寝っ転がることも多くなった。真顔だけど。以前実家で飼っていたやつらみたいにゴロゴロいわないけが、かまってくれの頻度はものすごく多くなった。撫でまくったりワシャワシャしたりしてもされるがままである。でもゴロゴロはいわない。ひょっとしてと思って顔を近づけてみると…
ものすごい小さい声で「ゴロゴロ」って言ってた。
以前実家で飼っていた猫が大きすぎただけなのか、平均値を知らないのでなんとも言えないがとにかくびっくりなぐらいの小ささで。
まあゴロゴロ言ってくれるだけでも嬉しいんで。

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