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背中に乗ってたら、ごめんあそばせ。 自分のマウンティングに気づいちゃったよ、の話

「マウンティング」って用語、いつの間にか、日常的に使われる。
いつから使われるのかな・・・・・って気になって調べてみたところ、2014年に放送されたテレビドラマ『ファーストクラス』で使われたそう。
ドラマは、沢尻エリカ演じる主人公が働くファッション雑誌の編集部を舞台に、相手より自分のほうが上である、と示そうとする女同士のバトル模様が繰り広げられたらしい。

マウンティングの意味を調べると
マウンティングというのは、生物学用語で、日本語にすると“背乗り”という言葉で、サルをはじめとする動物が、相手の背中に乗ることで自分の優位性を誇示する本能的行動のことをさすらしい。

マウンティング女子というのは、他の人や他の女性を相手に、自分の優位性をひたすら誇示したがる女性のことで、「自分のほうが幸せだ!」「自分のほうが優れてる!」的なアピールする人だとか。

女ってのは、コミュニティの中で、こんな感じで主導権争いするんだな。

私は、昔から、普通の女子とつるむが苦手だったからよくわからんし、基本、仕切りやさん(たぶんマウンティング勝者)には逆らわない生き方をしてきたつもりだ。
大人になってからできた仲間たちも、共通の趣味とか何かを媒介して付き合ってる仲間で、みなさん自立されてるので、あまりこうゆうのはなかった気がする。

が、最近、
「あれ、私、何気にマウンティングしてね?」と思うところありまして・・・・・。

パターン1
なんか、こいつの言ってることは聞きたくない!
とか、

パターン2
この人のいってること、ほんとか? という感覚にとらわれることがあるんだな。


パターン3 は、
この人ってそんなにすごい人だったのか……というやつ。

この3つ、上から目線、バリバリじゃない??
背中にのってる感覚なんでしょうね。

なので、

心の動きを以下で解説してみる。

パターン1

こいつの言ってることは聞きたくない!は、
相手から逆乗りされそうになってるときにおこる感覚のようです。

おおむね同じ方の言動に、いらいらしてます。
ムカーーーーとしてます。

その方々、思い切り、人間の序列をつけていそうです。
人からどう思われるのか? にすごく気配りされているように感じます。

だから、結構、人間的に好きじゃないです。

でも、
あれれ??

なになに??

私も同じ穴のムジナだった……ってことじゃね? ときづいちゃったわけですよ。

この人たち、私の鏡ですね。

アンタもやってるよ~って、見せてくれてる人たちだんだよな~って思い知ったわけですよ。
じゃなきゃ、私、こんなことにイライラしたりしませんもん。

私のことを上に見てないことにイライラしてんじゃね? って気づいちゃったのですよ。

私、「この人たちに重要だと思われないこと」にイライラしてるんですね~。
私のいったことを期待通りに受けとってくれないことに、実は怒ってたんですね(表面上は冷静な振りしてた)。

もう、面倒だから、この際、認めましょう。

そういうことですよ。
ハイハイ!!

なんと、私
こんなに自己顕示欲強いのに、
自分の自己顕示欲の強烈さが大嫌いで・・・・
過去に何度となく、この葛藤にぶつかってました。

その都度、いいじゃんか、自己顕示欲があったって・・・・・と自分を少しずつゆるしてきましたが、
いや~~~
今回も、またしっかり、がっつり深まりましたよ。

もう!
恥ずかしい!!! って一人で悶絶です。

てかさ、
今まで、自分に利害のない人には無関心だっただけじゃない?
的な、コミュ障なアタシ まで見えてきちゃったじゃん!!

でもさ。
自己顕示欲が強くたっていいじゃんか!! 
ってな、何度目かの承認しましたよ。
自己理解も深まりましたよ。

こうなると、鏡になってくださっている方々には、

「自分の承認欲求をがっつり認めることができたよ。
君たちのおかげさ、ありがとう!」
と、感謝いっぱいになったのでございまする。

で。

お次のパターン2ですが

この人のいってること、ほんとか? は、私の方が知識あるでしょ? って思ってるのね。
その方のご経験と知識の方が豊かなことも多々あるのに、相手の価値を値踏みしてんのよ、私が。
おーー怖い怖い(私が)。


パターン3
この人ってそんなにすごい人だったのか……
これも同じね。
よく知らないのに、「私のほうが優れてる!」とか無意識におもっちゃってるわけ。
きゃー、こわこわ(私が)。


心理学で分析する「マウンティング」とは
マウンティングは、心理学的には、ヒエラルキー……
つまり“序列付け”をするための方法なんだって。

太古の昔の人類は、集団になることで生き残る道を探ったため、男たちを狩りにだした後、残ってた女たちは、集団をなるべく平和に守ろうとしして、コミュニケーションをじょうすにとるのが仕事になったんだそうだ。

円滑なコミュニティのために、集団内に上下関係を作って、
いざというときにはリーダー、あるいは上の者に従い、男の留守中でも協力して集団を守ってきたと考えらてるんだって。

現代では「みんな平等」という建前で生活してるけど、いたるところで暗黙の上下関係ってあるもんな。

ま。そんなもんだ♪

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