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ズームカー堪能、一畑電車の南海に会う旅

前回の記事の続き

一畑電車から3000系の南海カラー復元が発表されたのは2012年1月。同年3月に一般募集で集まった人たちの手によって、3000系(3008編成)は南海21000系時代の「濃淡グリーン」に塗られました。

粟津稲生神社で2100系「しまねっこ号」、5000系「しまねの木」を撮影、1時間近くが経過した13:40頃、川跡方面から颯爽と"南海カラー"がやってきました。それが記事タイトルの写真。この雰囲気は大井川鐵道でも見ることができるので、大きな感動・懐かしさを正直ありませんでしたが、お目当ての電車に出会えたことに安堵しました。

場所を変えて高浜駅へ。電鉄出雲市駅発の特急がやってくる時間です。これは先に見た、しまねっこ号の折り返し。高浜駅近くの保育園に保存されているデハ1形3号とのツーショット。

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次は南海カラーの折り返しを見届けます。高浜駅付近に開けたところはないかと探していましたが、タイムオーバー。微妙な場所での撮影になってしまったのが残念です。

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続いて高浜から出雲大社前方面に向かいます。同駅14:29発(数分遅延)でやってきたのは川跡駅で見かけた3000系一畑カラーの3005編成。南海カラーを見たくてやってきたのですが、実は黄色の車体に濃紺のラインが入る一畑カラーが好きだったりします。

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今この記事を書きながら、ミラーや連結器周りなど鉄コレを整備したいなと思い始めています(笑)

さて旅は、出雲大社の手前、浜山公園北口で下車します。掲載は割愛しますがここで3度目のしまねっこ号を撮影。そして徒歩で出雲大社前駅を目指しました。

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出雲大社前からの帰路は急行「出雲大社号」に乗車する予定、時間があったのでJR大社駅跡を訪問。駅舎は綺麗に整備され、「国鉄」を感じさせる良い雰囲気でした。

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出雲大社前に戻ると、急行「出雲大社号」が出発待ち。電鉄出雲市発着の特急として2往復した後に急行に運用のようですので、またまた「しまねっこ号」です。

観光客らしき方も数名いたようですが、地元の若者が何組か乗車していたのが印象深かったです。松江にお買い物だったのでしょうか。

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急行「出雲大社」号を一畑口で下車します。スイッチバック駅である一畑口には、映画「RAILWAYS」のモニュメントが飾られていました。この一畑口にはまた数年後訪れることになりますが、この時周辺でカメラを構えたことが役に立ちました。

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一畑口で電鉄出雲市行き(16:51発)の3000系3015編成を待ちます。この日の夕方には松江から「やくも」に乗って大阪まで戻る予定にしていたので、出雲方面へは長く乗車できません。わずか5分、湖遊館新駅で"前パン"の後ろ姿を撮影して南海に会う旅は終了です。

湖遊館新駅から松江しんじ湖温泉まで、どの編成に乗車したかは記録も記憶もありません・・・でも初の一畑電車。充実した旅でした。翌日大阪、鉄道旅は続きます。

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2014年10月4日撮影

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