この世はジャムで溢れかえっている。

最近になって世の中の仕組みが、この実験によって気づいたことがあった。
コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授のチームが、1995年に行った実験がある。

実験内容は下記の通りだ。

A:6種類のジャムを売っているお店
B:24種類のジャムを売っているお店

どちらの店がよく売れるのかを調査するもので、
結論から言うと、Aのお店がよく売れるという実験結果になる。

Aのお店は60%、Bのお店は3%の購入率になった。

選択肢が多いほど、迷ったりすることで購入率が下がるということがわかる。選択疲れを引き起こすことも考えられるだろう。


待て待て。

最近AmazonPrimeビデオのコンテンツがありすぎて、
何を見るか迷った挙句、何も見なかった日が多々あった。

面白そうだと見初めて序盤につまらないと、
これより面白い映画がすぐ見つかるんじゃないかと思い、見るのをやめてしまう。

まだある。

漫画喫茶に行けば、話題の漫画がいっぱいある。
しかも、人気の漫画は50巻以上がほとんどで読むのにも気力がいる。

何か時間を無駄にしてしまうのではないかという考えが出てくるのだ。

選択肢を減らせばいいのだろう。
好きなものは突き詰めて、少ない量の人生を楽しめばいいのだろう。

「勿体ない」

頭の中でわかっていても、実験を知っていても
より多くの量を身体に、脳に流し込んでいきたいと思ってしまう。

だから、アニメは2倍速で見るようになってしまったのだ。

本が読み放題、映画が見放題。
ジャムと同じ、コンテンツの量が消化よりも上回っている。

幸せな時代に感じるのかもしれないが、
選択肢を狭める行為をしない限り、この恩恵を受けることは難しいだろう。

溢れかえることが勿体ないのは食料と同じだな。



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