強くて動ける身体を身につけよ! いわきFCとDNSの挑戦
こんにちは。
緊急事態宣言の解除に伴い、プロ野球が19日、サッカーJリーグはJ2、J3が27日、J1は7月4日と、それぞれ開幕日が決まりました。
ニュースを目にすれば各地のチーム、選手の始動の様子が詳細に報じられ、スポーツ界にも活気が少しずつ戻っているようです。
今回はスポーツに対する期待の高まりに乗っかり、DNSが力を入れてサポートを続ける「いわきFC」というサッカークラブについて取り上げようと思います。
いわきFCって?
運営母体となる「いわきスポーツクラブ」が立ち上がったのは2015年12月のこと。
16年にJ1から数えて8番目にあたる福島県社会人2部からスタートし、福島県社会人1部(17年)、東北社会人2部南(18年)、東北社会人1部(19年)と毎年のようにリーグ戦で優勝。順調に昇格を続け、全国地域チャンピオンズリーグ2019を制してJ3一歩手前のJFL(日本フットボールリーグ)にたどり着きました。
躍進を支えた特徴の一つが強靭なフィジカル。チームは
日本のフィジカルスタンダードを変える
というスローガンを掲げており、
身体が大きく、スキルを備えた選手達が90分間、足をまったく止めることなく攻撃的にプレーする。
相手からボールを奪う。
奪ったらゴールを目指す。
奪われたらまた奪い返す。
それを休まずに続ける。
そんなハイテンポでアグレッシブなサッカーの体現を目指しています。
DNSの栄養指導
DNSは主に選手の身体作りという面で、チームを土台から支えています。
現在の担当は、入社4年目で栄養士の田中。
2017年12月からチームの栄養指導を続け、19年シーズンはいわき市に駐在してサポートを続けてきました。
チームの躍進と選手の成長を間近で見てきた田中によると、今では栄養指導のかいもあって選手の食事に対する理解度や意識は非常に高くなり、筋骨隆々な強くて速いタイプも多くなってきたそうですが、当初はやはり苦労もあったとのこと。
最初にいわきに行ったのが、入社2ヶ月後の17年6月。「サッカー選手にしては大きいな」と思う選手も少しはいましたけど、細い選手はまだまだ多かったですね
本格的にチームの栄養指導を担当することになった17年12月以降、食事の画像を選手に送ってもらい、身体の状態と照らし合わせながら摂るべき食材やサプリメントのアドバイスを続けてきた田中。
しかし、半年ほど過ぎた頃に違和感を覚えたといいます。
おかしい。。。思ったように身体が変化していない。。。
身体を大きく、強くするための栄養素を考えて日々の献立をDNSが組み、選手たちはしっかり食べているはずなのに結果が伴って来なかったのです。
調べたところ、食卓に並んだ栄養価の高いバランスの取れた食事の写真は選手たちから送られてくるものの、好き嫌いの多さなどが影響し、実際には食べ残しているケースが多々あったというのです。
それからは選手の好き嫌いをリサーチして食材を変えてみたり、練習前後でも食べやすいメニューを取り入れたりするようになったと言います。
そして、ハイテンポでアグレッシブなサッカーの体現に不可欠な身体が徐々に仕上がっていきました。
その年は天皇杯本戦に初めて出場果たし、2回戦ではJ1の札幌相手に2−2で突入した延長戦で3点を奪い5−2の大金星。
90分どころか120分をも戦い抜けるフィジカルの強さを見せつけてくれました。
いわきFCとともにレベルアップするDNS
いわきFCを継続的にサポートすることで、DNSの経験値は増え、様々な知見がたまってきました。
以前は筋量や体重を一気に増やしすぎると、その重さで身体を扱うことに慣れておらず、本来のパフォーマンスを発揮できないケースがありました。
それが今ではバルクアップの適切なペースを掴めているとのこと。
2019年に高校を卒業して加わった若手の成長は顕著でした。最初ヒョロヒョロだったのが、夏を過ぎたくらいから目に見えて当たり負けせず、倒れなくなりました。試合終了間際でもバテずに、いてほしい位置に飛び出てくる。
選手たちにしても栄養知識のスタンダードがどんどん上がってきました。
田中らが栄養に関する知識を惜しみなく提供し、根気よく教育を続けてきた結果、以前は勧められるままに食事をとり、サプリメントを飲んでいた選手たちが、今では自分のコンディションを考慮に入れて自炊ができるレベルにまでなりました。
新型コロナウイルスの影響で対面でコミュニケーションをとることはできなくなりましたが、ウェブなどを通じて
もっとこんな食材を摂った方がいいよ
バランスいい食事が摂れているね
今度こんなサプリメントを摂ってみて
といった指導が続いています。
サポートを通じて得たノウハウを社会に還元する
人を進化させる
このミッションに従い、DNSはいわきFCのサポートを通じて得られたこれらのノウハウを社会に還元する試みを始めました。
いわきFCが目指す、ハイテンポでアグレッシブな「魂の息吹くフットボール」。
その体現のために求められる、強く、それでいて機能的に動ける肉体。
その試みとは、そんな動けるカッコいい身体を手に入れられるように、
DNSがいわきFCと培ったメソッドを用いて、栄養戦略と適切なサプリメントを紹介する
というものです。
やり方は簡単です。
身長、体重、体脂肪率を入力すると身体のタイプが自動で診断されます。
体脂肪率がわからない場合は、身長と体重にもとづいて算出された推定値を使用することもできます。
診断結果とともに、DNSといわきFCが目指す、鎧のような筋肉をまとい、強さと速さを兼ね備える「鎧系」アスリートになるために必要な栄養戦略が得られます。
ちなみに、いわきFCの選手の76%がこの「鎧系」に分類されます。
ぜひお試しください。
ただ、この診断結果は主にいわきFC選手のデータ、つまり男性のものなので、女性は参考程度にとどめていただければと思います。
最後に
新型コロナウイルスの影響で開幕が延びていたJFLですが、いわきFCは7月18日にようやく初戦を迎えることができそうです。
全員が戦力なので、選手にはケガせず1年プレーしてほしいですね。食事は回復に関係するのはもちろんですけど、ケガの予防にもつながるのでしっかり栄養を摂ってほしい
長期にわたってチームを支え、自然とサッカーを見る目が肥えてきてしまった田中はこうも続けます。
選手が当たり負けしないで戦う姿を見せると、会場は熱狂するんですよね。試合ってやっぱりエンターテインメントなんですよ。食事は間接的な影響しか与えないかもしれませんけど、そういうワクワクを提供できる手伝いを今後も続けていきたいです。そういう環境にいる自分も楽しいですもん
DNSは今後も様々なトップアスリートをサポートすることで得られた知見をどんどん皆さんに還元していきたいと考えています。
いわきFCとDNSの取り組みについてはDNS ZONEでも連載が続いています。
また、いわきFCのnoteも開設されてますので、よろしければご一読を!
ではまた次回!
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