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最初のいっぽ。変数と関数。

まずなんでプログラミングが使えるようになると便利になるのかを考えてみましょう。

自分でプログラミングして便利なこと。

1. めんどくさい計算を簡単に出来てしまうこと。また繰り返し使えること。
2. いっぱいやらないといけないことを勝手にやってくれること。

これにつきます。手間なく便利に生活、仕事ができるようになります。

でも、プログラミングって難しそうと思う人が多いと思いますが、

単純化すると、変数を使って、「繰り返し」と「自動化」

することにあると思います。

それではちょっと使ってみましょう!Swiftで試します。

var 商品 = "りんご"
var 価格 = 100
var 個数 = 10

var 支払い金額 = "{商品}の支払い金額は{価格*個数}です".

print(支払い金額) // 1000と出力されます。
var 商品 = "りんご"
var 価格 = 100
var 個数 = 10

の部分を変更していくことでどんな商品でも使えます。

これは例はわかりやすく単純にしているのでこの程度ですが、これがもっと複雑な計算ですともっと価値が上がると思います。

使うときに必要な知識としてまず必ず必要になるのが、"変数"という概念です。

変数は生身の数字、文字、画像などなどをわかりやすく、いろんな用途に使え、さらに使いまわせるようによく考えられています。

Swiftで書いてみると、

var

を接頭語として書いて"変数"であることを宣言します(今のところ"型"については無視します)。Python、Rubyなどは接頭語がありません。この辺プログラミング言語の特性として分かれるところです。

そしてコンソールに出力するための

print()

ですが、これは関数と呼ばれる便利な道具ということで覚えておきます。

一度作っておけば商品名、値段、個数を入れるだけで計算して表示してくれます。使いまわせますね。これを入力画面などを綺麗に画像などで作り上げておけば立派?!なアプリとなります。

もっと使いやすくしたものが関数、Swiftだと

func

を先に書いて関数の定義を始めます。

func 計算(_ 商品:String,_ 価格:Int,_ 個数:Int) ->String{
   return "\(商品)の支払い金額は\(価格*個数)です"
}

内容は上でりんごの値段を計算したものと同じです。"計算"という関数が出来ました。

計算(_ 商品:String,_ 価格:Int,_ 個数:Int) ->String

この書き方はSwiftの書き方です。

var 支払い金額 = 計算("りんご",100,10)

print(支払い金額)


りんごの支払い金額は1000です

と計算が出来ます。

計算("りんご",100,10)

の部分を

計算("りんご",500,15)

に価格と個数を変更するときも数字を変えるだけです。

var 支払い金額 = 計算("りんご",,500,15)

print(支払い金額)

とすれば、

りんごの支払い金額は7500です

と計算したものが出てきます。

単純に書いたものを集めて使い回しやすいようにパッケージにしたものが関数と呼ばれるものです。

式をひとまとめにしておけばどんなことができるか予想もしやすく便利に使えそうですね。

ちなみにPythonでは

商品 = "りんご"
価格 = 100
個数 = 10
支払い金額 = f"{商品}の支払い金額は{価格*個数}です"
print(支払い金額)

関数は

def 計算(商品,価格,個数):
    return f"{商品}の支払い金額は{価格*個数}です"
    
支払い金額 = 計算("りんご",100,10)

print(支払い金額)

Pythonの方がスッキリしていてわかりやすいですね。Swiftですと関数内の変数の型の指定をしないといけなかったりちょっとわかりにくいかもしれません。

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