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知って得する、楽しいプログラミング。 - Python 2 - 四則演算

基本的なことからやっていきます。GoogleのColabを使います。

計算

計算をやってみましょう。単純に足し算、引き算、掛け算、割り算してみます。

2+3
2*3
2-3
2/3

この計算実行してみます。

画像1

計算は1つずつ実行します。順番に1番に計算式入力、2番目にスタートボタンを押す。すると、3のように計算が出力されます。答えは"5"と出ました!

すべての実行結果は以下となります。

2+3   ・・・ 5
2*3    ・・・ 6
2-3 ・・・ -1
2/3 ・・・ 0.6

便利なのがPythonでは累乗が簡単に計算できるようになっています。

2 ** 3

とすると2の3乗を計算してくれます。他のプログラム言語ではあまりありません。Swiftでは"pow(2,3)"とする必要があります。

Pythonはインタプリタと呼ばれる方式の対話形式で実行できるプログラム言語なので即座に結果が出ます。

データ型

プログラミングをする場合にはその型、データ型によってそれがなんであるか、文字であるか、数字であるかなどを判別して計算などをスムーズにできるようになっています。その型を見る方法があります。

type(3)
type(3.14)
type("こんにちは'")
type(True)

先ほどと同じように打ち込んで1つずつ実行すると

int ・・・ 整数型
float ・・・ 浮動小数点型
str ・・・ 文字型
bool ・・・ 真偽値をとる型 bool型

という感じで型が出てきます。型を間違って使うとエラーが出てうまくいきません。

試しに

3 + "こんにちは"

これを実行するとエラーが出ます。

---------------------------------------------------------------------------
TypeError                                 Traceback (most recent call last)
<ipython-input-11-e51d2dc5d12b> in <module>()
----> 1 3 + "こんにちは"
TypeError: unsupported operand type(s) for +: 'int' and 'str'

"TypeError: unsupported operand type(s) for +: 'int' and 'str'"

型エラーです。3は"int"で「こんにちは」は"str"。この計算はサポートしていません

というふうになんでエラーかを教えてくれます。エラーが出ても驚かずにしっかりと見るようにするとエラーの理由がわかります。

Pythonでは数字に関しては、少数(float)と整数(int)を気にせず計算ができます。自動で型変換して計算します。

2.5 + 2  ・・・ "4.5"と出力

変数

変数を使って出力してみましょう。Pythonでは変数宣言が必要ありませんのであまり気にせず変数を使って計算などができます。

変数aと変数b を作って計算してみます。そして"print()"という命令(関数)を使って出力してみます。

a=2
b=3
print(a+b)

これを実行すると、"5"と出ます。

"="という記号で右辺のものを左辺に代入します。"a=2"であれば"2""a"という変数に代入されています。"a"とい変数を使って"2"と同じように使うことができるようになります。

Pythonでは数字のデータ型を自動で判別して変換してくれます。なので

a=2.5
b=2

a+b

これで実行すると"4.5"と出力されます。Swiftだとエラーが出ますが、Pythonは"4.5"とデータ型floatで出力します。

type(4.5)

とすると"float"と出ます。浮動少数点の出力となります。ここで便利なチップス。

3+2
#3 + 5  ・・・ コメントアウト

これで実行すると"5"と出ます。"#"をつけると実行が無視されるので、コメントを書く時には便利です。




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