百年の孤独

百年っていう字がなかなか出なくてびっくりした...なんだこれ。

今日は猫廼舎での読書会。課題図書は、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』。長年、本棚に刺さっていて、目が合う度に「読めー、読めー」とプレッシャーをかけてくるので慌てて目をそらすということを続けていた。なので、この機会を活かすしかないと思い参加した。そういう本、他にもあるけどね。『白鯨』とかさあ。

全体に神話っぽいと思った。古事記とか思い出す。でも、話の収束のさせ方が、西欧の小説とはまるで違うなあと思った。知らんけど。西欧の小説のすべてを知っているわけじゃないからね。そう来るのかあ、と感動。新鮮な驚き。良い本ってそういうところがあるけど、「孤独」という言葉の意味が、読む前と読んだあとではまるで違って感じられる。「おもてたんとちがうー」と感じても、それがまったく嫌ではない。「おもたとおりや」という本は読んでもあんまり意味がないとも言える。いや、それは言い過ぎだが。

猫廼舎のコーヒーとお菓子を撮るの忘れた。コーヒーの豆はもちろんコロンビアだったけど、お菓子は特に作品には何の関係もないいつものフルーツケーキ(美味しい)。

帰り道にクローブのひよこ豆のキーマカレー。またカレー食ってるよ、この人。


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