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【LDLスクール】辻榮P・起業の様々な形を考えドリブンする〜vol.1〜

LDL(Locally Driven Labs)とは、継続的なオンラインコミュニティを作り、アウトプットまで持っていくことを目的にして、始まったラボです。詳しくは下記をお読みください。

パートナーがプロジェクトを立ち上げ、リサーチアソシエイトが関わりながら活動が進められています。

本日は、LDLパートナーのまさに起業をしようとしている辻榮亮さんが渡邉さんに事業計画をアドバイスしてもらうオンラインイベントを行いました。

辻榮さんは、今年の起業を目指し本格的に行動されています。
それをこのLDLでメンバーに情報共有しながら良き方法を見いだせたらと自らの考えをお話しいただいています。今回具体的な話は書けませんが、考え方として学びになった部分を綴らせていただきます。

■ 会社を作る上で必要なものって?

定款は盲点でした。定款ってなんなのってところから考えてみたいと思いました。ウィキペディア(Wikipedia)にはこんな感じで書いてありました。

定款(ていかん)とは、法人の目的・組織・活動・構成員・業務執行などについての基本規約・基本規則そのもの(実質的意義の定款)、およびその内容を紙や電子媒体に記録したもの(形式的意義の定款)のこと。

定款は法務局で取ることができるので、調べたら事業内容が書いてあるので何をやっている会社かが分かる!という認識です。freeeで概要や必須記載内容を解説しているので掲載しておきます。詳しく知りたい方はこちらを見てみてください。

定款を作る上で、渡邉さんからはあまり細かく作り込みすぎると、深いものは良いけど、浅いものが明確になってしまいバランスが取れなくなってしまうアドバイスがありました。また、県名など枕詞をつけることで制約がかかってしまうこと、またたくさんやりたいことは理解出来ても項目としては15個くらいが限界ではないかとも。

■ 株式会社と合同会社どっちがいい?

これは前回のカネカネスクールでも出ましたね。

今回はもう少し突っ込んだ話になりました。地方で合同会社に対して馴染みがないため、従業員を募集するときに相手やそれを承認する親に理解してもらえなかったり、地方の金融機関にも理解が乏しいことから株式会社と比べて下に見られてしまうなんてことも。
また、合同会社は従業員が経営に参画するため、仲間内でスタートしたのは良かったがそのメンバーがサラリーマンに戻るなんてことが起きると株や議決権において問題になるなんてことも・・・。
ただ、合同会社は書類作成でググればネット上に情報がありますし、登録免許も6万円で出来るので株式会社と比べると簡単。どちらを選ぶかはケースバイケースなんだなと思いました。

■ 事業計画は具体的に

収支支出は、支出は細分化させる必要性を改めて考えさせられました。
自分自身の人件費はもちろん、売り物にするための原材料、管理費になる家賃、光熱費、水道料、ネットもそうだし、社会保険も。

そういえば、自分も建材メーカー時代に、ドア一つ作るのに原材料だけでなく、機械の減価償却費も入れていたなぁと。管理費はざっくりと販売価格の何%とかでしたが、何が毎月費用として必要になるかを把握していないと想定外のキャッシュが出てしまうんだなと思いました。

口頭説明が必要な計画は不足していることも納得です。金融機関などに提出する際に、相手も行内で説明が求められるわけですから分かる様に資料を作る必要があります。それを補足するためにExcelのメモを活用するというのも学びになりました。

また、起業って1円からでも出来るようになりましたが、資本金1円というのは、現実的に会社が回るのかというと難しいんだなと。なぜなら資本金から支払うものがかさんだらショートして債務超過に陥ってしまう可能性が・・・。
本当にお金って大事だと考えさせられました。債務超過になったら何にもならなくなるけど、まっさらな起業は資本金があれば借入をすることが出来る。法人税の優遇もある。だからその中で利益が出る構造を作る必要があるわけですよね。

個人事業主をしながら法人代表というのも、自分自身が混乱してしまう可能性があるというのは、確かにこの支払いや事業はどっちなの?と訳分からなくなりそうな気がしました。

また、販促費を使わないから入れないのではなく、使わないならゼロを記入しなければ、いい加減な事業計画と思われてしまうのも盲点でした。脱税や良からぬ疑いすらかけられてしまうのですね。正直にやるべきなんだなと。

■ 主たる事業をどう立ち上げるのか?

今回はクラウドファンディングの話になりました。自分の事業に共感してもらう方に応援してもらうこともですが、やはりそれにはそれ相応の中身をしっかり作っていく必要があります。下記例はとても分かりやすかったです。

地域の原材料を使う六次化産業商品であるため、仕入れた材料の生産者にもお金が循環する仕組みは、社会問題解決のための熱量にどれだけ共感を呼ぶことが出来るかどうかにかかる訳ですよね。

辻榮さんは、この事業の想いをどう綴り、コンテンツ化させるかにとても悩んでいる様子でした。ですがLDLメンバーに生業として行っている方が今回参加しており、今度ヒアリングを行うことになりました。これは大きな前進!これはLDLの意味がとても出ていると感じました。自分もスキルを活かして訳に立ちながら、自分自身のプロジェクトも進めていきたいと思ったのでした。

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