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行動科学を考える

4月から大学院に通い始めました。


人間科学、心身健康科学を学んでいます。人間の健康を、身体の健康と心の健康から考えるという分野です。自分の専門とする糖尿病指導に合っていると思っています。これから大学院で学んだことをアウトプットして自分の勉強とすること、記事を見ていただいた糖尿病指導に関わる方の役に立てれば良いなと思い記事を書いていきます。よろしくお願いします。「行動変容」

現在「行動科学」についての講義を受けています。そこで「行動変容」について少しずつ書いていきます。コロナ禍で時折「行動変容」という言葉を聞く様になった気がします。

「行動変容」とは

・健康保持・増進のため、行動・ライフスタイルを望ましいものに改善すること
・行動が変わっていくこと
・行動そのものを変化させること
・人の行動が変わる事

いろいろありますが…
どうやったらその人の考え方や行動を変えられるかということが大切です。
どうしたら健康行動に意識が向くのか…
どうしたら運動を始められるのか…
どうしたら継続できるのか…
現場でも指導をしてもなかなか実践できないということが多いと思います。

行動変容できない要因はそれぞれ異なります。
身体的制限、社会的影響、心理的側面、環境、難易度等。
この個別性を考えていくことが重要です。

また、個別性だけでなく集団での行動変容を考える必要もあります。
WHOにも行動変容を考えるチームがあり、実際に感染予防などで活躍しています。主に感染症の対策を7段階のステップに分け考え、行動変容の内容や、情報を伝える方法などを決めています。
慢性疾患でも応用できるみたいですが実例はない様です。

糖尿病指導でもこの「行動」というものを考えていけるととても良いのではと考えています。
次回もよろしくおねがいします。


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