諸外国のキャッシュレス決済について
こんにちは。
昨日名古屋にて、愛知県中小企業団体中央会様主催・愛知県様共催の
キャッシュレス決済導入・活用セミナーが開催され、
私は、導入手段と売上向上のポイントについて、お話させていただきました。
日本のキャッシュレスの未来像についてお話された
愛知教育大学の西尾先生のお話が大変興味深く、以下に
学んだ事をまとめさせていただきます。
日本のキャッシュレスはだいぶ遅れをとっているわけですが
諸外国の状況を見て、全体を通して言えることは、
各国はキャッシュレス化を目的とはしておらず、社会変化の中でキャッシュレス化が
効率的に機能したということが言えるかと思います。
日本のキャッシュレスはまだまだこれからであり、慣れないうちは手間が増えたり
短期的にはメリットを得られない可能性もあるが、社会は一度変化したら
先に進んでいく。
よって、短期的なデメリットを重視すると、社会に取り残される懸念もありそうです。
①中国
キャッシュレス化を目指した姿ではなく、スマホを中心とした
社会の仕組みの結果、「買う」「食べる」「移動」「遊ぶ」の
あらゆるシーンでキャッシュレス決済が当たり前に
・あらゆる商店でスマホ決済が利用されている
・個人の信用も社会的な立場もスマホ決済によって影響を受ける
②インド
IT大国を目指すインドのデジタルインディアと高額紙幣廃止
・高額紙幣廃止と同時にデジタル決済を推進する政策
・高額紙幣はその後再開するも、現金に戻らない人も一定数存在
③欧州
暮らしに根付いたキャッシュレス
・タクシーの配車サービスが盛んに活用
・現金お断りステッカーがあるお店も存在
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