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正しい道具選びは、愛犬のスムーズな歯みがきにつながる!

動物歯科のスペシャリストに聞く「正しいオーラルケア」vol.2

ライター:古川あや(監修:林 一彦 動物歯科クリニック花小金井動物病院)

いったん歯石がついて歯周病になると完治はしないという前回のお話に、驚いたりショックを受けたりした方は多かったのではないでしょうか。家庭での歯みがきは犬の口腔内の健康を保つためには欠かせないとあっては、なんとしても習慣づけたいものです。前回に続き、花小金井動物病院の林一彦先生に家庭における正しいケア方法について伺いました。

愛犬の歯みがきにはどんな道具がいいの?

愛犬のオーラルケアの大切さを認識したみなさんの次の関心事は、何を使って、どんな風に、ということだろう。前回お伝えしたように歯みがきの目的はプラークを取り除くこと。その目的にもっとも適しているのは歯ブラシだ。

▲現在、林先生の愛犬のナナちゃん(ダックスフント/6歳)は電動歯ブラシを使っている。音を出して振動する歯ブラシをナナちゃんの体に一瞬あてたり、実際に林先生が歯みがきする姿を見せたりしながら、少しずつ慣らしていったそうだ


■大きなヘッドに柔らかい毛が密集した歯ブラシを使おう
 人間が歯のケアに歯ブラシを使っているのは、もっとも効果的にプラークを掃除できるから。犬も同じだ。「ヘッドが大きく柔らかいブラシが密集しているものがオススメです。歯茎にも痛くないし、一度に広範囲をブラッシングできます。歯石がついている場合には何らかの炎症が歯茎に生じて敏感になっているので、硬い歯ブラシは禁物。健康な場合でも歯肉の退縮につながるので避けるべきです。犬用の歯ブラシは残念ながらほとんどが硬すぎです」

■便利グッズ系は要注意!
 歯ブラシを嫌がる犬の場合、指に直接巻きつけるガーゼ状の商品などが重宝されているが、一番汚れが溜まりやすい歯と歯茎の間に届かない。逆に歯肉と歯の間や歯間部にプラークを押し込むことにもつながりかねない。
 歯みがき効果がうたわれている硬いトリーツについては、「犬の歯はシザーズバイトといってハサミ状になっています。噛み合わせの部分は確かに掃除できますが、当たらない部分には効果がありません。また、犬の歯は横方向にかかる力に弱いので、折れてしまうことさえあります」

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