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三神ザシアンvs火の玉サーカスの可視化


どうもです。

今回のテーマはタイトルそのまま。三神ザシアンvs火の玉サーカスについての考察を言語化していく記事になります。

自分はこの対面は基本的に三神ザシアンが微有利だと認識しているのですが、火の玉サーカスの方が微有利だと認識している人の方が多いようです。

そこで、自分の認識を可視化することで振り返り、どこかに間違いがないかあるいは新しい発見がないかを探すことを目的とした記事になります。

なお、デッキレシピは以下のものである前提で話していきます。それぞれ5分で作ったやつですが、かなり一般的なものになっているのではないかなと思います。火の玉サーカスに関してグレートキャッチャーとヤレユータンがありませんがvs三神ザシアンに関しては使わなさそうなのでとりあえず不採用ということで。

早速中身に入っていきましょう。

それぞれの勝利条件

◯三神ザシアンの勝利条件


オルタージェネシスGX
→サイド2枚取得(オルタージェネシスGX)
→サイド2枚取得
→サイド2枚取得

オルタージェネシスGX
→サイド3枚取得
→サイド3枚取得

上記のいずれかのプランをとれれば良い。
①の場合オルタージェネシスGX後にワザ宣言を3回行っているので、1度目の攻撃はアルティメットレイ1択である。なぜならば、今回のレシピでは手張り3回+メタルソーサー4回ではアタッカーを3匹つくることは不可能だから。2エネ以下で殴れるポケモンを増やさない限りはアルティメットレイを挟む必要がある。
②の場合はデデンネGXやオドリドリGXを倒している。それゆえにボスの指令やグレートキャッチャーを使う前提のプランになる。しかし、ワザ宣言も2回しかしていないためアルティメットレイを使わなくてもエネルギーが間に合う。デデチェンジとナイトアセットとねがいぼしだけでデッキを回しまくり裏を呼びまくるvsムゲンダイナのような立ち回りが急に始まる。

◯火の玉サーカスの勝利条件


サイド3枚取得
→サイド2枚取得
→サイド1枚(以上)取得

サイド4枚取得
→サイド2枚取得

サイド1枚(以上)取得
(おそらくジラーチを倒す)
→サイド3枚取得
→サイド2枚取得

上記のいずれかのプランをとれれば良い。
サイド3枚取得とは
火の玉サーカスで三神を気絶させること
を意味する。
サイド2枚取得とは
何かしらのワザでクチートGXかザシアンVを倒すこと
ウッウVでデデンネGXを倒すこと
を意味する。
サイド1枚(以上)取得とは
何かしらのワザでクチートGXかザシアンVを倒すこと
ウッウVでデデンネGXを倒すこと
バーストGXを宣言すること
ジラーチを倒すこと
を意味する。
サイド4枚取得とは
ビーストブリンガーをつけた状態で三神を倒すこと
を意味する。
ちなみに③の勝ち筋は『三神ザシアン側がジラーチをバトル場にしたままエンドして火の玉サーカス側が初手から溶接工を使えるorブレイザーを当てる』というパターンなので非現実的である。そもそも、三神ザシアンがバトル場のジラーチを放置してターンを終えないので。

ゲーム展開

それぞれの勝ち筋については以上の通りである。これをもとに実際のサイドがどのように取得されていくか確認していく。

素直に順調に殴り合いをできるとこんな感じになりそうである。いやまぁアルティメットレイは打てないんですけど。
先行2ターン目あるいは後攻2ターン目に三神ザシアン側がオルタージェネシスGXを宣言することでゲームが動き始める想定である。なお、後1オルタージェネシスGXと先2/後1火の玉サーカスバトル場気絶は考慮していない。なぜなら自分の1人回しではほとんどできないので。

素直に順調に殴り合いができた場合、火の玉サーカスが勝つ。従って、まず三神ザシアン側が何かしらの回答を用意する必要がある。
そこで、オルタージェネシスGXを打つターンにマリィを使うことで相手の手札を妨害し1ターン遅らせることとする。すると、

こうなる。
三神ザシアン側がしっかりアルティメットレイを言えて素直な殴り合いになると三神ザシアン側が勝てる。
マリィで手札を1ターン妨害されたときの火の玉サーカス側の復帰方法を考えよう。
◯Aパターン

1ターンワザ宣言ができなくても、ビーストブリンガーまでかみ合わせてサイド4枚取得することで無理やり間に合わせることが可能である。
これに対しての三神側の回答は
・前ターンと同じくマリィで手札を妨害すること
・アルティメットレイではなくブレイブキャリバーから入ること
などがある。クチートGXにもビーストブリンガーの効果は発動する。
◯Bパターン

マリィで手札を減らされようが関係ないと言いながら三神を倒しに行くプラン。今回の火の玉サーカスにはデデンネクロバットが両採用してあるので、たむけのまいができないターンでも狙いに行くことは可能であろう。
しかし、三神を倒しに行くほどの潤沢な手札を用意する場合デデチェンジかナイトアセットを使っているはずである。また、その後の展開のためにオドリドリGXをベンチに置いてしまうことを考えると

という展開になることが予想できる。火の玉サーカスが三神ザシアン側に手札干渉できない以上、もし火の玉サーカス側がベンチにGXVを並べるとこの展開になるのは必然だと認識している。リセスタもマリィもされてないのにそれができないようじゃ、絶対にムゲンダイナに勝てない三神ザシアンってことになっちゃいますので。
また、火の玉サーカス側が自らベンチに置かなくてもみわくのウインクで強制的にベンチに出させられる展開もありえる。火の玉サーカス側は余計なGXVを手札に抱えないようにする必要がある。

◯Cパターン

仮に火の玉サーカスでバトル場を倒すことができなくても、溶接工さえ打てればウッウVでデデンネGXを倒すことは可能である。それゆえにサイド2枚取得から入るパターンが存在する。三神ザシアン側もマリィを宣言するためにデデチェンジをしているはずなので。
しかし、そのプランを取ると上記のように3-3のプランを三神ザシアン側が取るだけなので勝つことは難しいだろう。オルタージェネシスGXの次のターンにブレイブキャリバーを宣言できないような三神ザシアンはもういないと思う。

◯Dパターン
レシリザをバトル場に置くことで1ターンサイドを取られないことを狙うパターン。しかしこれは、

こうなるので三神ザシアン側が勝つ。悪手である。一発耐えられたところで、三神ザシアンが攻撃ワザ宣言3回でサイドを6枚取り切れることには変わりないのだ。

まとめ


総括するとこの対戦は

火の玉サーカスがどれだけ噛み合うか

にかかっていると考える。
そのため三神ザシアン側がオルタージェネシスGXを宣言するターンにマリィを使うことはほぼ必須事項である。
マリィ3枚しかないじゃん!という気持ちも分かるが、
・溶接工で炎エネルギーを2枚ズガドーンにつけること
・マリィを使うこと
は明らかに後者の方が行いやすい。なぜなら三神ザシアン側はマリィを使うために躊躇なくデデチェンジナイトアセットねがいぼしをすることができるから。
マリィを使うために必要なカードは
・マリィ
だけである。
溶接工で炎エネルギーを2枚ズガドーンつけるために必要なカードは
・溶接工
・ズガドーン
・炎エネルギー×2
である。要求ハードルはどう考えてもマリィの方が低い。
そもそも、相手の様子やみわくのウインクなどで相手の事故が確認できればマリィを使う必要すらない。


うーん、言語化した結果むしろやっぱり三神ザシアン微有利だよなぁという認識が変わらないです_(:3」z)_

自分の認識が間違ってるとしたら『先2/後1火の玉サーカスバトル場気絶を考慮しない』というところでしょうか。え、みなさんできるんですか?1人回しでそれできたことほとんどないんですけど。。。

結論部分で急にふわふわしたテンションになっちゃって失礼しました_(:3」z)_
何かしらの参考になったりおもしろかったりしたら幸いです。 

それでは。

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