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マニューラ型ムゲンダイナ

※この記事はJCS時点で書かれていたものに付け足しをしているので現環境にはあまりいないデッキのことにつについても多少書かれています


どうもです。
今回紹介するのはムゲンダイナ。
JCSの頃から友人と煮詰めていたデッキの1つでしたが、自分たちが使う機会はもうないであろうということになったので公開です


では、早速中身に入っていきましょう。

1.ムゲンダイナというデッキについて


使用率の最も高いミュウVMAXのデッキに対して弱点での有利を取れている点が非常に優秀である。また、連撃ウーラオスを切ることで面倒な事を考えずに済む点も偉い。

現在、世間で広く使われているムゲンダイナはブラッキーVMAXと組み合わせたデッキ。竜王戦2020の優勝デッキを元に作られたものが多いと認識している。冒険家の発見の登場により安定性が高いらしい。

◯そもそも冒険家の発見は強いのか?
(ムゲンダイナデッキにおいて)
冒険家の発見の評価は個人的に低い。

強い点
・最低限の動きは出来るので安定性は上がる。
弱い点
・先攻1ターン目で使えない。
・サポートを使ってポケモンを持ってくるのが弱い。
・そもそもドローサポート+ナイトアセットでだいたい引ける。
・確定サーチのカードなので上振れに期待できない。
・キャプチャーエネルギーで良い。

一言にまとめると『なくてもいい』というのが冒険家の発見への評価である。
72点の動きは常にできるが90点の動きをできないのであれば大会の中では勝ち上がれないという認識。目指す場所が優勝ではなく5-3なら強いかもしれない。

◯既存のムゲンダイナとの相違点
既存のムゲンダイナは対策されやすく、何をしてくるかもおおよその検討はつくので勝ち辛いと認識している(とはいえデッキパワーはめちゃくちゃ高いが)。その点、マニューラ型はあまり現在意識されていないので相手のプレミを誘いやすく勝ちやすい(初見デッキと同じ理論)。
また、見れるデッキの範囲が広がる。既存のムゲンダイナは連撃テンタクルやジュナイパー、クワガノンに不利を取るが、マニューラギミックを入れることで勝率を上げることができ、微有利以上に持っていくことすらできる。

◯ガラルサンダーVについて
ガラルサンダーVはムゲンダイナデッキへの対策カードとして広く使われているが、ガラルサンダーVがいるからといってムゲンダイナに有利になるわけではない。互角になるだけである。ムゲンダイナ側からするとガラルサンダーVはケアをしていればそこまでの脅威にはなり得ない。結局、サイドを3-3で取らせなければいいだけなので問題ない。
そもそもガラルサンダーVが入っているデッキのほとんどはムゲンダイナに不利だからガラルサンダーVを採用している。ガラルサンダーVが入っているデッキには基本的に有利と思っていて差し支えないという認識だ。
ゆえにデッキ選択をはずす理由に環境にいるガラルサンダーVは理由にならない。

◯リセットスタンプ+ムゲンダイナVMAX
ムゲンダイナデッキの真髄の1つ。リセットスタンプを使いながらムゲンダイナVMAXで相手のポケモンを倒すことによってムゲンダイナVMAXを押し付けることができる。これにより相手の要求値を格段に上がることでムゲンダイナ側が勝つことも多い。そして、バトル場のムゲンダイナVMAXがダメージを受けた返しに勝てなくても、無傷のムゲンダイナVMAXをバトル場に出すことで、“また”ムゲンダイナVMAXを押し付けることができる。この動きはマニューラを採用することでより行いやすくなっている。
また、ムゲンダイナVMAXを押し付ける時はあなぬけのヒモやフィオネのひきよせのうずのケアとしてベンチのムゲンダイナVMAXも進化しておくと負け筋を更に減らせる。


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