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どのツラ下げて何処へ向かうの?

今、僕は大阪にいて、朝の5時です。久しぶりに寝る準備をする時間を取って、布団のうえで横になりながらこの文章を書いています。

ここ最近は、ほとんど寝る間もなく(ショートスリーパーが覚醒した)パソコンをカタカタし続けていたので、流石に疲れがどっと押し寄せてきた。眠ってしまう前に、もうすぐリリースするchillnnというサービスについてのことと、僕が何しているのかをつらつらと備忘録的に残したい。(サービスについての概要はここを見てほしい

chillnnというサービスを僕が本格的にコーディングし始めたのは2020年に入ってすぐの1月31日からだった。ただ、それまでchillnnの設計に全く関わっていたわけではなかった。単純に、戦力になれていなかった。関われなかったと言った方が正しいと思う。

僕は半年前まで先輩エンジニアの永田君に「すいません、HTMLってなんすか?」と質問するレベルにプログラミングのことなんてわからなかった。この会社の仲間にいれてもらう時、"ITは社会をより豊かにできる"と信じる気持ちだけが強かった。技術力は0なのに笑
だけど、そんな半年前の自分をエンジニアとして仲間にいれてくれたことが本当に嬉しかった。chillnnのオフィスは2月までは東京で、その後は大阪に移る予定だったので、僕の契約期間は2020年2月まで。始まった時点で時間はあまりなかった。だから、すぐに力をつけて、chillnnのメンバーに「マジ居てくれて助かったわ〜」くらいに思わせてやろうなんて思ってた。けど、当たり前に現実そんな甘くなくて足を引っ張りまくった。

それからは、遊びの誘いも全て断って、大学の授業前に出社、授業後に出社、空いてる日は当たり前に一日中パソコンに向き合い続けた。テスト期間中は9時→23時でプログラミングの勉強、24時→5時でファミレスに籠り大学の勉強、始発で家に帰ってまた勉強しにいくなんて生活していた時もあった。そんな生活をしていたら彼女にも華麗に振られた。笑


chillnnは代表に翔子さんがいて、エンジニアの永田君と京大卒エンジニアの田中さん、あと僕で成り立っていた。僕の立ち位置的には完全に先輩に引っ付いているだけで永田君と田中さんが居れば回せていたし、chillnnの開発に僕は正直不必要だった。

そんな中、2020年の1月末、田中さんが家庭の事情もあり突然抜けなければならなくなったと知らされた。あれは、1月29日だったと思う。1月30日、2人になってしまった会社で朝から永田君とミーティングをした。覚悟はしていたけれど、その時から僕がchillnnのtoB向けサイドのプロダクトマネージャーを担当することを任された。「やべえ、無理っすよ」なんて言える状況でもなく、その言葉を自分の中で飲み込み、「オッケーっす!やりますよ!」と即答していた。

もちろん僕は不安の方が大きかったけれども、それまで真面目にやってきていたし、まぁスラスラとコーディングできるっしょとちょっくらいは思っていた。あとワクワクしてた。が、半年未満の技術力などマッジで大したこともなく毎日パソコンに立ち向かっては無力に返り討ちにされていた(永田君のコードまじで凄え)。やっぱり、まだダメか〜。あれ〜、俺センスないか〜。そう思ってた。力になれていなかった。あと、この時期はMOROHAの歌詞が胸にブチ刺さり始めてた。(おすすめはtomorrow)


"どのツラ下げて何処へ向かうの?
結果的には嘘つきじゃねぇの?"


って、自分に言われてる感じがした。さっき書いたけれど、僕がchillnnと関われるのはオフィスが東京にあるうちの2月末までだったし、春休みが終わればまた東大に通わなければいけなかった。

"どのツラ下げて何処へ向かうの?
結果的には嘘つきじゃねぇの?"

頭からこの言葉がマジで離れなくて、このままじゃ終われねえよなぁと思った。だから、僕は少しだけ大きな決断をした。夏まで、大阪にこもってもうちょっとだけ勉強してchillnnに向き合おうと。東京大学には大阪から通おう。授業は週一回、留年しない程度にぎっしり詰め込んで、夜行バスで通おう。次東京に帰ってくる時にはちゃんとエンジニアですって友達に言えるようになろう。そう決意して、トランクケース1つに最低限の生活品だけ詰めて大阪に来た。だから、今もつづけています。今はこんな状況だからいつまで続くか分からないけどやれるとこまでやってやろう。

ここ最近はCHILLNNのフロントサイドをひたすらいじっています。どうやってこのタイミングでリリースに至ったのかはまた今度書こうかな。とりあえず自分の今の実力的にはマジでまだ大したことなくて、ちゃんと結果で見せれるようにもっと頑張んないとマジでやばいっす。

住んでいるところはオフィスからめっちゃ近い一室で、オフィスまで20秒あれば着く。パソコン触るにはめちゃめちゃ良い。庭もあるので疲れたら永田君とバドミントンしてる。

そろそろ外も明るくなってきているので今日はこの辺で寝ます。明日は、こんな状況の社会に解き放つchillnnというサービスに載せてる想いでも綴ろうかな。。

あと、来年はちゃんと桜見に行こう。​


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