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プロダクトマネジメント

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#スタートアップ

PdMがプロダクト・センスを磨くために実施した、未経験領域のキャッチアップをやりきる「5つのコツ」

PdMがプロダクト・センスを磨くために実施した、未経験領域のキャッチアップをやりきる「5つのコツ」

こんにちは、LayerXのmichiru_daです。
私は元々コンパウンドスタートアップでカスタマーサクセスを担当していましたが、2023年4月からはバクラクのID管理・認証基盤のプロダクトマネージャー(PdM)をしています。

PdMが未知の領域に向き合う機会は数多くありますが、カスタマーサクセス出身である私は、とてつもなく既知と未知のギャップがある状態からキャリアをスタートし、徐々に専門的な知

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PRD (プロダクト要件仕様書)の書き方解説 #わたしのPRD

PRD (プロダクト要件仕様書)の書き方解説 #わたしのPRD

こんにちは、外資系IT企業でプロダクトマネージャーをしていますハヤカワです。

先日このようなツイートしたら多くの方に反応いただけたので簡単に解説したいと思います!

前提は

Why: プロダクトの価値や作る目的をチームに伝えて意見を得るため
Who/How: PMとエンジニアリングチーム間で共有する
When: 会社、チームとしてプロダクト全体のビジョンが決まっていて、これから具体的な製品のM

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プロダクトの成功に必要な 3 つのステージと 20 のタスクについて:現場の動き方をまとめました

プロダクトの成功に必要な 3 つのステージと 20 のタスクについて:現場の動き方をまとめました

こんにちは、フリッツ です。プロダクトマネージャー(以下 PM)になってから相当の年月が経ち、特に、現職の US メルカリにおいては「 UIUX 強化型 PM 」として認知されるようになりました(ありがたい)。

ただ、最近は自分があまりにもいま持っているスキル・経験に立脚しすぎているなぁ、と感じており、強みの分野を広げようとお勉強中。

ということで、旅の序盤として、本記事では「プロダクトの成功

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スタートアップ創業初期に入って分かった、プロダクトオーナーに最も重要なこと

スタートアップ創業初期に入って分かった、プロダクトオーナーに最も重要なこと

Ubie株式会社に1人目のビジネスメンバーとして入ってから、2年が経った。はじめは営業やカスタマーサクセスに軸足を置いていたが、直近1年間はAI問診Ubieというサービスのプロダクトオーナー(以下、PO)に軸足を置くようになった。

スクラム開発のPOという役割はまだまだ世の中的事例も少ない上、学びも大きかった。今回は、当時すったもんだした経験を踏まえながら、1年間役割を担う中で気付いたPOにもっ

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【スタートアップ向け】自社プロダクト・サービスを軌道に乗せるブランディングの考え方

【スタートアップ向け】自社プロダクト・サービスを軌道に乗せるブランディングの考え方

筆者:鄭

プロダクトやサービスをローンチしたのに何故か軌道に乗らない。競合他社は選ばれているのに、何故自社は選ばれていないのか。と悩んでいるスタートアップは多いのではないだろうか。

パブリシティが少ないからだ、適切な広告チャネルを選んでいないからだ、という声も多く、それらが原因だと仮定した上での相談もとても多い。パブリシティや広告チャネルの問題は、言い換えると認知度と集客数に課題があるとも言い

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年間600回リリースの裏で、年間200人ペースでユーザーインタビューを実施する理由

年間600回リリースの裏で、年間200人ペースでユーザーインタビューを実施する理由

こんにちは、Ubie Discoveryでプロダクトデザイナーをしている永尾です。昨年末から生活者向けのプロダクト、ユビーAI受診相談(https://ubie.app)のデザインとインタビュー設計/運用の役割を担っています。

この夏、ユビーAI受診相談は iOS / Androidアプリをリリースしました!

ユーザーインタビューは重いもの?みなさん、毎週ユーザーインタビューしてますか?
ユー

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開発1週間に密着~Slackもミーティングもバックログも全部見せ~

開発1週間に密着~Slackもミーティングもバックログも全部見せ~

こんにちは、atama plusでスクラムマスターをしている松村です。

最近、社外の方から「atama plusってどんな風に開発を進めてるの?」とよく聞かれます。

その際、開発体制や開発手法については、エンジニア向けのatama plus紹介資料で紹介していますが、日々の過ごし方については具体的にお伝えできていませんでした。

そこで、今回は「開発1週間に密着」と題して、チームに密着する形で

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Rettyでプロダクトマネージャーのスキル定義&評価制度を導入した話

Rettyでプロダクトマネージャーのスキル定義&評価制度を導入した話

Rettyプロダクト部門担当執行役員の野口です。PMのスキル定義や評価制度を導入し、プロダクトマネジメントを組織に浸透させる取り組みについて書いていきます。

この記事はRetty Advent Calender 2020の23日目の記事です。昨日は個人ベース・ビジネスドリブンのチームにスクラム導入して1年が経ったので振り返るでした。

Rettyプロダクトマネジメントに関する組織変遷あらすじ以前

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初めて書くPRD(プロダクト要求仕様書)

初めて書くPRD(プロダクト要求仕様書)

※ Product Manager Advent Calendar 2018 の1日目の記事となります。

はじめにプロダクト・マネージャーの皆さん、PRD(Product Requirements Document)に何を書いていますか?

ここでは”初めて”書くPRDとして、一体どういう内容を書けばいいのかを述べたいと思います。具体的な粒度については、Product Huntの例(本文参照)を

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素晴らしいプロダクト開発の取り組み5選

素晴らしいプロダクト開発の取り組み5選

こんにちは、LeanerのHR吉岡です。

今四半期は採用活動にフルコミットし、大変ありがたいことに、4月からの1か月半で90名ほどの候補者の方々とお会いさせていただきました。

比率としてDev. の方とお会いすることが多いということもありますが、やはりSaaSやスタートアップということもあり、Biz. の方からも、プロダクト開発についてよくご質問をいただきます。

そこで今回は、手前味噌ですが

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年末なので「プロダクトマネージャーお困りごと相談ボランティア」を半年やってみた結果をジョブ理論で紐解く

年末なので「プロダクトマネージャーお困りごと相談ボランティア」を半年やってみた結果をジョブ理論で紐解く

こんにちは、外資系IT企業でプロダクトマネージャーしています、ハヤカワです。

今日はおよそ半年前にふと軽い気持ちで呟いたことに、多くの方が反応していただいたことで始めた「PMお困りごと相談ボランティア」について、振り返りたいと思います。

0.きっかけことの発端はこのツイート

こちらに何人かの方に反応いただいて、お話を聞かせてもらいました。そこから、「おや、共通のニーズがありそうだ🤔」「役に

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健全なフィードバックサイクルを回すために私達にできること

健全なフィードバックサイクルを回すために私達にできること

こんにちは、長洲 (@koki_nagasu) です。
SaaSスタートアップにてマネジメントをしていくなかで自分の専門性のあるなしに関わらずメンバーに対してフィードバックを行う機会が多いのですが、最近社内で「フィードバックサイクルを健全に回すことがスタートアップの成長において非常に重要だよね」という話になったので自分なりに気をつけていることをここに記せればと思います。

健全なフィードバックサイ

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プロダクトマネージャーの仕事を10倍快適にするNotion活用法【テンプレート公開】

プロダクトマネージャーの仕事を10倍快適にするNotion活用法【テンプレート公開】

最近は仕事をするとき必ずNotionを触っていますので、仕事をする=Notionを使う、と言っても過言ではありません。Notionの素晴らしい点は、私のように複数社で顧問をしていても、必要な業務によってカスタマイズができることです。

日々Notionを使う中で「プロダクトマネージャーが圧倒的に仕事しやすくなるテンプレートを作りたい!」と思ったのが始まりです。そんな中いろいろ探してみたところ、No

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中上級者向けのサービスグロースガイド② ~数値改善の極意~

中上級者向けのサービスグロースガイド② ~数値改善の極意~

中上級者向けのグロースガイドシリーズの第二弾の本noteでは、グロースの要とも言える「数値改善の極意」について書いていこうと思います。

第一弾をまだ読まれていない方はぜひ読んでみてください。

サービスグロースにおける数値の伸ばし方は、突き詰めると次の3つのポイントに集約できます。

1. 伸ばしたい指標の分岐点を見つける

指標には、ほぼ必ずと言って良いほど分岐点が存在します。

まずはそうい

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