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ドラマ「梨泰院クラス」を観てほしい5つの理由と感想

Netflixで人気の新作韓国ドラマ梨泰院クラス。韓国では歴代2位の視聴率を記録した本作ですが案の定観はじめたら止まらずに全16話約20時間を2日間で一気に観てしまいました!

本当にいいドラマだったので皆さんにもぜひ観てほしいです!ということで、今回のnoteでは簡単に梨泰院クラスのおすすめポイントを紹介していきます!

※できるだけ物語全体のネタバレがないように書いています。各章ごとに補足で対応する内容のドラマMVを貼っています。カットでのネタバレが気になる方は再生せずに、既に本編を鑑賞済の方や気にならない方は振り返りを兼ねてぜひ併せてご鑑賞ください!
あらすじ
己の信念を貫き通す”いけ好かない堅物”の主人公パク・セロイはとある事件をきっかけに外食業界ナンバーワン企業「長家」のチャン・デヒ会長への復讐を志す。

①半沢直樹を思い出す壮大な復讐劇

復讐ドラマといえば半沢直樹!

主人公が復讐を成し遂げるために個性豊かで優秀な仲間の力を借りながら一直線に突き進む内容は半沢直樹を彷彿とさせます。

半沢直樹はエンタメ感が強かったのですが、梨泰院クラスは各シーンにずしんとくる重さがあります。主人公のパク・セロイが口数の少ない人物であることも影響しているかもしれません。

度胸とブレない芯をもった主人公なので観ている側も狂気を感じて、どんなデカいことをしでかすのか予想できないのが面白いです。

②個性豊かな飲食店の従業員たち

パク・セロイがはじめる飲食店、タンバムで働く従業員たちは個性派そろい。

元暴力団のチェ・スングォン、トランスジェンダーのマ・ヒョニ、韓国人を自称するものの見た目がアフリカ系のキム・トニー、宿敵チャン会長の次男チャン・グンス、天才でインフルエンサーだけどソシオパス(反社会的パーソナリティ)のチョ・イソ。

メンツがメンツだけに個人でも関わり合いの中でも問題が多発するのですが、物語が進むに連れてどんどん個性が輝いてきて終わる頃には全員大好きになってしまいます。1人1回ずつは泣かせられました(笑)

③肝っ玉が大きい登場人物

出てくる大人たちの肝っ玉が大きさに唸らされます。イケてる大人のキャラクター像って欧米だったらジェントルマンやセクシーで、日本だったら粋や勇敢、器が大きいって感じだと思うのですが、梨泰院クラスに出てくるイケてる大人たちは男女共に肝が座ってるんですよね。

ゆずれない信念や厚い恩をもっていて、それに対するブレない姿勢と虎視眈々と実行に移す姿に存在感の大きさを感じさせられます。

僕は主人公パク・セロイのお父さんパク・ソンヨルが大好きです。優しくて愛情深くて、柔和な雰囲気なので凡人に見えるけど仕事もめちゃできる理想的な父親です。

宿敵チャン・デヒ会長は典型的な悪役なんですが、ただの嫌な奴じゃなくて敵でありながら主人公やその他の登場人物に「すごい人」として認識されている存在であることがパク・セロイとの闘いに厚みを生んでいます。僕は敵でありながら最後の方はチャン・デヒ会長を好きになってしまいました(笑)

④オ・スア、チョ・イソとの恋の三角関係

韓国ドラマといえば恋愛ですよね!そしてドラマで恋愛といえば三角関係ですよね!!梨泰院クラスでもオ・スアとチョ・イソの2人のヒロインとの三角関係に注目です。

オ・スアはかわいくて優秀なビジネスウーマンで同時に孤独な一面も抱えているヒロインの王道的な女性です。

個人的には日本の作品にはなかなか出てこないヒロイン(韓国作品でもおそらくレア)であるチョ・イソが本作の魅力だと思います!

ソシオパス(反社会的パーソナリティ)で口が悪くて生意気で傲慢。性格と容姿共に日本ではウケなさそうなタイプなのですが、僕はどんどん癖になってしまい大好きなヒロインの一人になりました。(口が悪くて貪欲な女性が好きという僕の個人的な趣味もあります。)

韓国も日本と同じく男尊女卑が社会課題の国です。(小説「82年生まれ、キム・ジヨン」が去年話題になりましたね。)梨泰院クラスを通してチョ・イソのような強気で男勝りな女性がもっと評価される社会になったら素敵だと思います!(そもそも男勝りという単語自体が男女差別的な言葉ですよね...)

恋敵であるオ・スアとチョ・イソのお互いを刺し合うような女同士の会話も注目です。

⑤ウェットでダイヤモンドなエモさ

僕は日本的な「エモい」というと哀愁がただよう切なさを想起するのですが、韓国的な「エモい」にはウェットさやダイヤモンドのような輝きを想起させられます。

梨泰院(東京でいう渋谷のような街)での飲食店運営のストーリーでは若者のエネルギーとネオンのような青春の輝きにとてもわくわくしました。
恋愛のシーンでは宝石のようにキラキラでウェットな演出にどきどきします。
そして、主人公パク・セロイのサクセスストーリーはとにかく熱い!燃え盛るパワフルなエモーションにテンションが上がります!

音楽を効果的に活用したエモーショナルな演出もいい意味で韓国作品らしくてとてもハマっていました。盛り上げるところでドカンと盛り上げる派手さは韓国のコンテンツの魅力であり特徴かもしれません。

また、挿入歌が豊富な作品にハズレはないという個人的な持論があるのですが梨泰院クラスもたくさんの種類の挿入歌が使われています。

また、撮影のロケーションも最高で、街の風景や自然の美しさにも要注目です!

gaho - start

最後に梨泰院クラスを観終わってから主題歌が頭から離れないのでgahoが歌う主題歌startのMVを貼って本noteを締めます!

予告編としても良いMVなのでネタバレを避けたい方もこちらのMVだけなら観ても大丈夫だと思います!

少しでも気になった方も、気にならなかった方も!絶対に観て損はない面白い作品だと思いますのでぜひ観てみてくださいね!

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