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#常識を疑え 高齢者だけを襲うコロナに若い世代が担う未来の経済を崩壊させられるという皮肉

外を散歩している時にマスクをしてないことでガンをつけられることが多い、P-Taroです。(スーパーなどの人混みではマスクを着用しておりますが)

最近になってようやくコロナ関連の年代、世代別の数字などが日本でも出始めたので数字から何がわかるのかをまとめてみた。

日本の世代別死亡者数

5月4日時点での日本におけるコロナの世代別死亡者数

1. 70歳未満の人口あたりの死亡率 0.00011%(66/9899万人)

2. 70歳以上の人口あたりの死亡率 0.0011%(289/9899万人)

上記の数字は以下のページから。

さらに30代以下で見ると死亡者は実に2人しかおらず若者が自粛するインセンティブが異常に低くなるのは仕方がないと思います。

GWに入り天気もよく気温も上昇し、海や居酒屋が昼から人で溢れているようですが。

先ほどの数字に戻ると、70代未満の世代は死亡率を宝くじの当選確率でいうと100万円以上当たる確率(0.00053%)よりも5倍以上低いです。100万円以上当たったことのある知人とか周りにいますかね。なかなかいませんよね。僕も周りにはいませんw さらに糖尿病、喫煙、肥満などのリスクファクターを持たない健常者であればそれよりも低くなるのは言わずもがなです。

また、70代未満と70代以上を比較するとその確率は実に10倍以上であり、高齢者ほどコロナによる死亡率が高いのがわかります。

でもこれは緊急事態宣言があって自粛して頑張ってるからで解放してもっと拡大したら若い世代も沢山死んでしまうよ!

っていう反論がありそうなので厳戒態勢をほぼ取っていないスウェーデンの数字と比較してみよう。

スウェーデンの数字は?

スウェーデンは独自(オランダとかもそうだけど)に厳格な行動制限やロックダウンなどのコロナ対策はしていません。詳細は、以下のようなニュースサイトでも確認してみてください。

5月4日時点でのスウェーデンにおけるコロナの世代別死者数をまとめるとこうなる。

1. 70歳未満の人口あたりの死亡率 0.0047%(136/39万人)

2. 70歳以上の人口あたりの死亡率 0.3487%(2423/69.5万人)

数字は以下のサイトから。

となり

70代未満、70代以上で日本よりもさらに大きな乖離が起きています。つまり、仮に日本が自粛などなかったらこの程度という仮説は成立しそうですし、やはりコロナは高齢者を襲うと言えるのではないのでしょうか。

ただし、高齢者施設への感染などがロックダウンしなかったことで防げなかったという事実は先に紹介したCNNの記事に指摘されていたり、助かる見込みのない患者に延命治療しないなどの施策をスウェーデンが取っていることで高齢者の死亡率が高い可能性があるのは否めませんがそれを加味しても十分に高い数字ではないでしょうか。

さらにもう一歩踏み込んで考えますと、

40歳未満の人口あたりのの死亡率 0.0006%(18/291万人)

と40歳未満では日本で比較した場合よりもかなり高いですがそれでもその確率は宝くじで100万円以上当たる確率(0.00053%)より若干高いぐらいです。

この事実を元に考えると、経済活動と医療対策を天秤に乗せて考えた場合、日本もスウェーデンのように厳戒態勢を緩め、高齢者の行動自粛及び若い世代との接触をしないようにすればいいのではないかなどの議論が日本でも起きてもおかしくないと思います。

自粛が起きてからも高齢者の徘徊などが止まっていないですし。

しかし、スウェーデンのような施策を取ることで票田である高齢者からの信任を失うことはすなわち政権を失うことになるので政府主導でそんなことは現実的にはありえないでしょう。

お肉券やお魚券など常識的には考えにくい施策の提案を農水族議員が支持母体のために提案するなどがあったように政治は支持母体に常に添います。

これから緊急事態宣言を延長し、経済を崩壊させてしまうのかどういう結果になっていくのか分かりませんが、若い世代の方々は政府がなぜこのような政策を取り、その結果どうなっていくのかいったのかは自分たちが担う未来の経済に取って非常に重要な意思決定になると思いますのでしっかりと受け止めてもらいたいです。

追伸:アップルバーボンのソーダ割りに山椒を振るとうなぎに合うめちゃウマなうなハイになります。

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