A子さんの恋人 感想文

「A子さんの恋人」はA子さんを中心とした大人になりきれない大人のバタバタした恋愛模様の漫画である。

作者の近藤聡乃さんの絵は所謂、少年ジャンプだとかそういうところの絵柄とは異なる。線がとっても綺麗なので、ぜひ見てもらいたい。下に紹介したのはニューヨークでの生活のエッセイ漫画作品。

さて、本題の「A子さんの恋人」を読んだ感想なのだが、私はこの作品を読むと無性にお鍋が食べたくなるのである。

作品の中で何度もお鍋が出てくるわけではない。

1巻の第2話で友達たちと鍋を囲むシーンがあり(第2話のタイトルはずばり「豆乳鍋の男」)、ビヨーンとのびるチーズがでてくる。それがたまらなくおいしそうに見えるのだ。本筋とは関係のない会話「誰?鍋にチーズいれたの!?」「おいしいじゃない」「おいしいよねえ」という会話もよい。

巻数が進み、A子さんもそろそろ決断を迫られているし、物語も終わりを迎えようとしている(現在6巻まで出版)。その間には、はっとするようなエピソードや、セリフがたくさんある。

それでも、私が1巻1巻読み終わってまず思うのは、「ああ、お鍋食べたいな」なのだ。

あの第2話でビヨーンとのびたチーズがどうも脳裏にちらつくのだ。

こんなnoteを書いたら、やっぱり無償にお鍋が食べたい。今日は蒸しっとした夏日というのに。

今晩は焼きそばの準備ができているので、明日の夜はおなべにしようと思う。

ネギと鶏肉のシンプルなお鍋にチーズをいれよう。豆乳鍋も好きだけど、お出汁にポン酢のほうが私は好きなので、豆乳は入れないことにする。

明日の夜ごはんのメニューが決まったところで、感想文は以上となります。

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