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大阪市立大空小学校と一般社団法人FUKUROの活動場所の視察に行って感じたこと【前編】

先日、代表の不破と、広報兼個別指導員をしている池田で、日帰りの大阪出張へ行ってきました!

前編は、映画「みんなの学校」の舞台でもある大阪市立大空小学校の報告です。

* * *

「みんなの学校」は、私たちダイバーシティ工房も自主上映を主催したことのあるドキュメンタリー映画。
大阪市立大空小学校を舞台に、数名の子ども達の成長にフォーカスしつつ、その周りの子ども達、大人たちの関わりの様子を映画にしています。

そんな大空小学校は、公立の学校で、入学試験もなければ、特別な手続きもいらない。本人や保護者の意向で行きたいと思えば、大阪市に住む子ども達は、誰でも入学が可能。
学校の先生の配属も同じ市内の公立校と同じように、教育委員会の配置によって決まります。

その大空小学校のすごいところは、ルールがないところ。
正確に言えば、ルールとされる約束がたったひとつだけなところ。
それは「人にされて嫌なことは、しない、言わない。」

これ以外にルールはなく、実際に視察に伺った際も、廊下は走らないとか、授業中に関係ないものを使うなとか、そんな指導はありません。
でも、授業を受けているみんなの邪魔をしてしまった場合や、みんなが静かに本を読んでいる図書室で大きな声を出してしまった場合は、先生だけでなく、生徒同士も注意をし合います。

(あ、図書室だから静かに!ね!)

学年が違う生徒同士でも、お互いの名前を呼んで、コミュニケーションをとっている様子が、子どもも大人も横の関係性であることを垣間見ることのできる場面の一つでした。

また、この学校に来るのが初めての私たちにも、子ども達は積極的に声をかけてきます。

「◯◯先生のところ一緒に行こ。」
「池田先生ちょっと待っとって!図書室連れてってあげるから。」
「先生、一輪車のれる?一緒にやろ!」

中休みは、ヒールを履いている私の足元なんて気にもせず、一緒に校庭で遊ぼうと誘ってくれました。子どもに混ざって校庭で遊ぶなんて久々で楽しかったです。

クラスには担任の先生だけでなく、サポーターと呼ばれる地域の大人、保護者の方を含めて、授業中は、常時3名くらいの大人が1つのクラスの中にいる。
サポーターさんは、学習が苦手な子や、一斉の指示は上手に聞き取れないのかな、と思われる子ども達のサポートに入るような体制。

中休みの空いた時間に、校庭で子ども達を見守っていたひとりのサポーターさんに尋ねてみました。

「ずっと関わっているんですか?」
「そう、もう結構長いですね。」
「そうなんですね、ボランティアですごいですね。」
「いや〜、私が楽しいから来てるんですよ。みんなそうだと思いますよ。」

大人が楽しくて来る学校。
そんな学校が公立で実現できるなんて素敵だなと思います。

私は、学校は勉強をする場である以上に、小さな社会としての機能がある場だと考えています。
お互いに助け合ったり、自分の取り組みやすい方法を模索して見つけたり、大人である先生も反省をしたり。
そうやって「みんなの学校」を、学校にいる一人ひとりが過ごしやすい環境に作りあげていく。

そんな学校がひとつでも増えていくと、社会全体が少しずつインクルーシブな状態へと近づいていくのではないかと感じました。

* * *

後半では、一般社団法人FUKUROの視察報告をお送りします。

◆◇◆団体概要◆◇◆
NPO法人ダイバーシティ工房
わたしたちは、「すべての子ども達が多様な価値観に出逢い自立して生きていける社会」を目指し、学習支援と相談支援を行なっています。
家庭状況と個別の特性に合わせた学びの機会の提供、相談援助を行い、生きづらさの軽減と、一人ひとりの成長をサポートしていきます。
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