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日々のモヤモヤをキャッチ!私たちのvalue「自ら違和感・暮らしづらさを見つけて行動する」を体現する新入職員だけの振り返り会

こんにちは!新入職員の山田です。
4月に入職してからあっという間に3か月が過ぎ、暑さと湿気に悩まされています。が、その悩みも吹っ飛ぶぐらい日々子どもたちと関わる時間が楽しいです。

2021年度も新卒・中途含め、様々なバックグラウンドを持つ方々が入職しました。ですが、初日から配属先勤務で、入社式も研修もオンラインのため、同じ新入職員でもなかなか話す機会がありません。

そこで月1回開催されているのが、「新入職員振り返り」。

日々の仕事のことからその人自身のことまでざっくばらんに話します。今回は、実際の様子とやってみて感じた良さについて書いていきたいと思います。

新入職員振り返りとは…?

ダイバーシティ工房で行っている新入職員振り返りは、月一回オンラインで行います。内容の企画や当日の司会をする人を「ファシリテーター」と呼んでいます。ファシリテーターは担当制です。

新入職員振り返りの目的や流れについてはぜひこちらの記事をご覧ください!

実際には何をしているの?

では、早速私がファシリテーターをした5月の新入職員振り返りの様子を見ていきたいと思います。

毎月テーマや目的を決めるのも、ファシリテーターの役割です。
今月のテーマは、「5月を振り返りながらお互いの仕事を知ろう!」

工房は様々な事業を行っており、新入職員と一言で言っても拠点や業務内容は少なからず違い、普段はそれぞれの現場で働いています。どの事業同士にも関連性があり、日々連携をしながら社会問題に向き合っています。新入職員振り返りの場でも、お互いのことはもちろん、お互いの仕事についても理解を深められたらと思いました。

まずはチェックイン。開始していきなり本題に入るのではなく、その日の体調や気持ち、ファシリテーターが決めたお題を各自がカジュアルに話します。

今回のお題は、「午前時間の活用法」と「職場でのほっこりエピソード」の2つにしました。1つはその人自身のことが知れるもの、もう1つはその人の働く環境が見えるものという観点で選びました。

「午前時間の活用法」は基本昼出勤の職場ならではの話題です。料理をする人もいれば、仕事のスケジュールを決める人もいれば、友達とオンラインで話す人もいて、人それぞれなのがとても面白いです。個人的には、「出勤前に映画館で映画をみるのをやってみたい!」という案に心惹かれました。

「職場でのほっこりエピソード」では職員の話から子どもたちの話まで色々出ました。思わず笑みがこぼれる話が多く、聞いているだけで幸せな気分。アイスブレイクとしても雰囲気が和んでいいですね。

チェックインが終わったら、メインの「5月の目標の振り返り」。

特に話す項目に決まりはなく、それぞれ思うことを話します。自分の目標を振り返りながら話すうちに、「これは他の人はどうしているのだろう?」みたいな疑問がふと浮かびます。

この疑問が普段だと「まあいっか」で流されてしまうのですが、それをテーマに挙げて話すことができるのが新入職員振り返りの醍醐味です!

例えば、
「色々なところから業務がふってくるので、スケジュール管理が難しい!」という話。

基本、複数の事業や職務を兼務して働いている人の多い職場なので、職場内でお互いの業務量が把握できないことはあるあるです。(小学校から中学校に上がって教科担当制になり、宿題がどっと増えたことを思い出します…)

団体内だとこの状況が当たり前なのですが、新しく入った身からすると慣れるまでには戸惑いも。今だから出てくる話題も大事にしていきたいですね。

参加者からは、

「悩みという程ではないけれど、ちょっと気になるみたいな話ができて良かった」
「忙しい教室内での会話や面談で議題にはならないけど言ってみたらみんなも似たようなことを考えてた」

という感想が多く聞かれました。

工房では、「自ら違和感・暮らしづらさを見つけて行動する」という価値観を大事にしています。振り返りの機会を意図的に設けることで、自分自身の違和感と向き合う時間になり、結果的に日々の仕事の中での違和感にも気づきやすくなります。

お互いがそれぞれ違和感を持っているという大前提があるからこそ、安心して自分の意見を言える職場が実現しているのだと、まだ働き始めて3か月ですが感じます。

1年間続けるとどうなる…?

最後に、新入職員振り返りを1年間実施した、2年目のわっさんに3つ質問してみました!

Q. わっさんにとって「新入職員振り返り」はどのような場でしたか?
A. 業務の振り返りという面もありますが、それ以上にメンバー同士の人柄を深く知るための場だったなと思っています。メンバーの得意な分野や入職するきっかけになった原体験を聞き、一緒に働く人たちの人となりを知れたことが良かったです。
Q. 新入職員振り返りの中で印象に残っていることありますか?
A. 新入職員振り返りから発展して、オンラインランチ会やオンライン飲み会が開かれたことですね。「もっとみんなと話したい!」という気持ちが大きくなって、みんなもそう感じていたからこそ開催できたことだと思います。

Q. 1年間実施してみてどうでしたか?
A. 毎月実施するのが楽しみでした。同期のみなさんとプライベートなこともおしゃべりできることが純粋に楽しかったです。自分の変化や仲間の変化が確認できるので、「同期みんなでがんばっている」という感覚があって、それがモチベーションにもなりました。

私も今後新入職員振り返りを続けていって、同期のみなさんや自分自身の成長を体感できるのが楽しみです!

最後までお読みいただきありがとうございます。 これからも、活動を継続してまいりますので、応援したいと思ったら、ぜひ「スキ」のボタンをポチッと押していただけると、励みになります! サポートをいただけることも、とっても嬉しいです。