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<学習支援>子どもと私たちの学び

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発達障害をもっていたり、不登校の子どもたちの学習支援を行う「スタジオplus+」や「地域の学び舎プラット」での様子です。支援について、子どもたちの様子にいて発信しています。
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記事一覧

「勉強が嫌い」気持ちを受け止めたら1分ずつ延びた学習時間

こんにちは。発達障害をはじめ学校生活に特別なニーズがある子どもたちを対象にした学習教室・…

「どんなあなたでもいい」と伝えあとにした学校現場。ひとりに向き合う個別支援の道へ

ダイバーシティ工房に入職して1年。それまでの9年間は、小学校教員をしていました。これまで…

「自分の思いを話してみよう」と思う場所 #入社半年エントリ

こんにちは。発達障害をはじめ「学校生活に特別なニーズがある子どもたち」を対象にした学習教…

子どもたちはそれぞれに持つ内なる力を、それぞれのペースで発揮している

私は放課後等デイサービス・スタジオplus+で児童指導員をしています。スタジオplus+では、発達…

教員20年、もどかしさを手放すため飛び込んだNPO

こんにちは。スタジオplus+の髙橋です。 ダイバーシティ工房に入職して、1年半。学習支援員と…

学校の外に居場所を作る私が、学校内の支援に入る理由

こんにちは。発達障害をはじめ「学校生活に特別なニーズがある子どもたち」を対象にした学習教…

支援について同僚に相談したら、視点とアイデアに溢れていた話

私が学習支援を担当するAくんとのある授業。それまで楽しそうに学習をしていたのに、急に元気がなくなってしまったことがありました。 「どうしたの?今日はここまでにする?」との問いに、うなずき、明らかにしゅんとしたまま帰るAくんの様子を見て、自分の対応がこれでよかったのか?と、少しもやもやしてしまいました。 Aくんは前任のスタッフから担当を引き継いで間もない生徒さんです。関係性を構築する過程にある中で、私自身もAくんについてまだまだ知りたい状況にありました。 このときの様子が

学校という圧倒的な存在感と子どもたち

初めてランドセルを背負った時に、何かしら違和感を覚えることはなかっただろうか。6歳の体に…

「待つ」というコミュニケーションの始め方 ー話せてこそわかり合えるを疑ってみる学…

発達障害をはじめ「学校生活に特別なニーズがある子どもたち」を対象にした学習教室、スタジオ…

発達障害を持つ子どもは自己肯定感が低いのか?ー発達と自己肯定感の関係性とは

こんにちは。発達障害や不登校など「学校生活に特別なニーズがある子どもたち」を対象にした個…

どんな卒業をイメージするか?から始める支援

発達障害や不登校など「学校生活に特別なニーズがある子どもたち」の個別支援を行う学習教室・…

「不登校・隠れ不登校」と子どもたち

不登校の増加止まらず 文科省統計 不登校の子どもの数が、年々増加の一途をたどっています。 …

「子どもを勉強で追いつめない」3つのポイント

前回の記事(「子どもの権利保障と学びの深刻な関係」)では、学習支援の現場から見た、子ども…

子どもの権利保障と学びの深刻な関係

11月20日は、国連で「子どもの権利条約」が採択された「世界子どもの日」です。 ダイバーシティ工房では、4つの学習支援事業を通して、発達障害・不登校・生活困窮などの背景を持った300名以上のお子さんに学びの支援をしています。 世界子どもの日にちなんで、今回は学習支援の立場から、子どもの権利保障について考えてみたいと思います。 子どもへの体罰禁止が法定化今年2020年4月、改正児童福祉法が施行されました。 この改正で、親から子どもへの体罰禁止が法定化されたほか、子どもの意