チラシ表

東北フォーラムへの想い その5

こんにちわ、ごとうです。今週より何度かに分け、今回主催するファザーリング東北フォーラム2019への想いをしたためていこうと思います。

前回はこちら!

というわけで第5回は、下記についてのんびりと書いていきます。

ライフシフト

ライフシフトって聞いたことあります?

仕事柄、インプットは欠かせないので、ちょこちょこ本も読んだりします。勿論、以前書いたように、読んではいお終い!にならないようには自分なりに留意はしているつもり。

そんな中、本書はここ数年で一番刺さった本でした。

詳しい内容や要約はあちこちググれば出てくるのでここでは本当に簡易な中身だけ。

・長寿化は100年以上生きる時代を誘発する
・これまでの労働・キャリア設計の前提が意味を成さない時代になる
・ヒトに代わる労働力が出現(AI等)
・家族、企業、社会全体がハッピーにこの時代を乗り切るには
・3つの資産
・大切なのは「自分はどう生きたいか」

最近大学の授業や、キャリア設計に資する研修等の場では、必ずこの話に触れるようになりました。僕も「ライフシフト」組だと実感する出来事に日々向き合っていますから、それゆえに伝えられることもあると思って…です。

でも、これが今回の「ファザーリング」という概念を冠したフォーラムとどう関係すんのよ?という話。

よくライフシフトって言うと、結構な割合で「転職」が取り上げられます。個人的には、その文脈で語られてしまうと、実感が弱まる気がするんですよね。「俺には必要ないかも」って。そんな生活自体が一変するほどのシフトが待っている様な人生じゃないぞという方だっているでしょうし、一方、日々の生活に追われ、ライフシフトどころか現状維持で精一杯です!なんて方だっているでしょうから。

でも、特に「ワーク」という分野に限定しつつ、そんなドラスティックな変化を伴う事だけがライフシフトなのか?といえば、僕は個人的に「違う」と思ってます。

ライフシフトという言葉をそのまま直訳すれば「ライフ=人生」。「 シフト=方向転換等」。 つまり、人生のベクトルを変えることで変化を起こすってことになります。

そしてその変化って、仕事に限定されるとは一言も書いてないんですよ

だから僕の最大のライフシフトは何ですか?と言われたら、迷わずこう答えます。

パパになったことだよ。って。

だって、シンプルに家族が増えたんですよ。変化が起きない方が不自然。

夜中に起きることもなかったのに、夜泣きで起こされて、オムツ変えたり。仕事を早退する理由なんてなかったはずなのに、保育園からの電話一本で車に乗りこんだり。湯水のごとく服とかCD買ってたお金が、検診代や学資保険に消えたり。あからさまに違うんです。気ままだった時代より。だから世の中のパパさんママさん達は、親になったその時点でライフシフトを迎えたと言って過言ではないと思ってます。変化を他人事にする方が無理

でも、ライフシフトってのは、そんな荒波に放り込まれるものじゃなく、本来誰もが人生の主役として自分らしく歩むためのスイッチを入れたり、転機を迎える準備を進めていくものだとも思います。決して自分の全てを投げ打って、子供達のために尽くすとか、そういうことじゃない。

誰もが笑顔で自分の人生を生きる。そんな背中を子供達に見せていく。活き活きとしたオトナを見て、子供達は「俺も早く大人になりたい!」と未来に対して希望を持つのではないかと。

だからこそ、このテーマを今回のメインタイトルに捉え、安藤ボスのトークと、僕ら自身をぶつけようと思いました。

人生100年時代と言われる令和だからこそ、パパやママが子育てを「責任」ではなく「人生を彩るもの」としてポジティブに捉え、笑顔で期間限定の子育てを楽しむことが出来る。

そのために、東北では何が必要なのか。今実際にそのシフトを迎えたパパ達は何を思うのか。そして未来へ何を見出すのか。

その先にある大切な人達の笑顔のため。そして何より、「自分らしく」生きられるため。

会場にいらっしゃる皆さんと、それを考えたいと思うんです。だって、忙しい中折角来てくれるなら、「なんかハッピーな未来が見えちゃったかも!」と思って、家路についてほしいですから!

次回、最終回へ⇒

ファザーリング東北フォーラム2019

★イベントページ
https://www.facebook.com/events/369575867310820/
★申込フォーム
https://forms.gle/BgsktEaMVBtc4KHYA


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?